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香港ダービー
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香港ダービー(ホンコンダービー、中: 香港打吡大賽、英: Hong Kong Derby)は、香港の沙田競馬場で行われる競馬の競走(平地競走)である。香港におけるダービー競走である。
概要

創設以来、日中戦争の影響による1942年から1946年までの中止を挟み現在まで行われている。 2004年から2012年まではメルセデス・ベンツが、2013年以降はBMWがスポンサーとなっており、正式名称は「BMW・香港ダービー」となっているが、一般的にはスポンサー名は付けずに呼ばれる。
1981年から出走条件がサラブレッド4歳馬限定[1]となった。近年は3月に行われている[2]。格付けは域内限定競走のため2016年までは香港ローカルG1、2017年からはリステッドレース[3]であるが、1600万香港ドル(約2億4000万円)という域内限定競走では最高の賞金総額を誇る。
また、同競走に至る前哨戦として香港クラシックマイルと香港クラシックカップの4歳限定競走が用意されており、ダービーと合わせて4歳シリーズを形成している。
創設時にはハッピーバレー競馬場で行われていたが、1979年に沙田競馬場へと移動した。距離についても当初は芝12ハロン(約2414m)で始まり、数度の変遷を経て2000年から芝2000mで施行されている。
優勝馬のうち、1982年の足球、1983年のコータック、1986年のユーノーウェン、1991年のリヴァーヴァードン、1993年のヘレネスター、1995年のマカープラスター、1997年のオリエンタルエクスプレス、2005年のヴェンジェンスオブレイン、2006年のヴィヴァパタカ、2011年のアンビシャスドラゴン、2014年のデザインズオンローム、2016年のワーザー、2017年のラッパードラゴン、2020年のゴールデンシックスティなどは、同年の香港年度代表馬にも選出された[4]。
また、マカープラスターは香港調教馬として初めて海外重賞を勝利し、ヴェンジェンスオブレインは香港ダービー馬として初めて海外G1(ドバイシーマクラシック)[注 1]を勝利している[4]。
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歴史
- 1873年 - 創設[4]。
- 1972年 - 牝馬の獲得好が優勝[4]。
- 1981年 - 出走条件を4歳馬に限定[4]。
- 1998年 - ヨハンクライフが2着に5馬身差をつけて優勝[4]。
- 1999年 - 獨贏(単勝)人気183倍、位置(複勝)人気37倍のホーリーグレイルが優勝[4]。香港における連贏(馬番連複)と三重彩(三連単)の最高払い戻し倍率を記録。
- 2000年 - 距離を2000mに変更[4]。
- 2003年 - 牝馬のエレガントファッションが優勝[4]。牝馬による優勝は27年振り。
- 2015年 - ザカリー・パートン騎手が初制覇[4]。
- 2017年 - ラッパードラゴンが優勝し、史上初の4歳三冠達成[4]。
- 2018年 - ライアン・ムーア騎手が初制覇[4]。
- 2020年 - ゴールデンシックスティが優勝し、史上2頭目の4歳三冠達成[4]。勝利騎手(チャクイウ・ホー)、馬主、調教師がいずれも香港人であった例は史上初[7]。
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歴代優勝馬
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関連項目
- 香港ジョッキークラブ - 主催者
- ダービー (競馬)
脚注
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