トップQs
タイムライン
チャット
視点
髙橋優貴
日本の野球選手 (1997-)、元プロ野球選手 ウィキペディアから
Remove ads
髙橋 優貴(たかはし ゆうき、1997年2月1日 - )は、茨城県ひたちなか市出身[1]の元プロ野球選手(投手)。左投左打。
Remove ads
経歴
要約
視点
プロ入り前
ひたちなか市立田彦小学校3年から勝田スポーツ少年団で野球を始める。ひたちなか市立田彦中学校では友部リトルシニアでプレーした。東海大学菅生高等学校では1年夏からベンチ入りした。3年夏には西東京大会で決勝まで進み、日本大学鶴ヶ丘高等学校と対戦した。高橋はリリーフで登板したが9回にサヨナラ打を打たれ甲子園出場はならなかった。八戸学院大学に進学後は北東北大学リーグで通算50試合に登板し、20勝12敗[2][3]、リーグ最多となる通算301奪三振の新記録を樹立し、それまで多和田真三郎が持っていた奪三振記録299を更新した[4]。
2018年10月25日に行われたドラフト会議では、根尾昂、辰己涼介を抽選で外した読売ジャイアンツから1位指名を受け[5]、11月9日に契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円(金額は推定)で契約した。背番号は12[6]。担当スカウトは柏田貴史[7]。
巨人時代
2019年、開幕6戦目の4月4日、対阪神タイガース3回戦で先発登板し、6回4安打1失点で勝利投手となった。これは巨人軍の大学卒業入団選手の1年目としては1960年の青木宥明(関東学院大学卒)が1960年の開幕3戦目・対国鉄スワローズ戦にて初登板初先発で完投勝利投手になって以来、59年ぶりのことであった[8]。この試合を含め4月は4先発で2勝1敗、防御率1.93を記録したが[9]、5月は4先発で1勝2敗、防御率3.18とやや調子を崩し、6月1日に出場登録を抹消された[10]。7月7日に再昇格しDeNA戦に先発するも、2回2/3を3安打4四球と制球が定まらず降板となり、翌日再び出場登録を抹消された[11]。7月31日に再昇格し広島戦に先発するも、2回1/3を4安打(2本塁打)2四球の3失点で降板となり、翌日再び出場登録を抹消された[12]。8月11日の再昇格後は先発ローテーションを守り、8先発で2勝3敗を記録。最終的に、すべて先発で18試合に登板し、5勝7敗、防御率3.19を記録した。10月22日に行われた福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第3戦で先発したが、2回2/3で3安打2四球の2失点で降板した[13]。オフに、900万円増の推定年俸2400万円で契約を更改し[14]、合わせて、同年10月に結婚していたことも発表した[15]。また、背番号を前年まで内海哲也が着用した26に変更した[16]。
2020年、オープン戦期間中の3月に左肘痛により離脱し、開幕一軍を逃した[17]。7月28日のロッテ二軍との練習試合で実戦復帰[18]。10月7日のDeNA戦で一軍復帰登板を果たした[19]。最終的に、8試合に登板(4先発)し、1勝3敗2ホールド、防御率4.30を記録した。11月21日に行われた福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第1戦でリリーフ登板したが、1回を1安打2四球の1失点で降板した[20]。オフに、480万円減の推定年俸1920万円で契約を更改し、背番号が47に変更された[21]。
2021年は開幕ローテーション入りし、3・4月は5試合に登板し負け無しの5勝、防御率1.80を記録し自身初の月間MVPを獲得[22]。8月29日の中日戦で自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げた[23]。リーグ最多の26試合に先発しチームトップの11勝を挙げたが、リーグワーストの与四球61を記録するなど課題も残る1年となった。阪神戦では5戦4勝、防御率1.40と相性が良く、特に敵地甲子園では4戦3勝、防御率0.72と抑え込んだ[24]。オフには1680万円増の年俸3600万円で契約を更改した[25]。
2022年は、開幕を二軍で迎えた[26]。イースタン・リーグの対DeNA戦で、初回先頭打者の粟飯原龍之介に対して投げた2球目がすっぽ抜けて頭部死球となり、危険球退場となった。参考記録ながら、佐々木健(西武)が一軍公式戦で記録した3球での先発投手による危険球退場を1球上回るワースト退場記録となった。一軍では10試合の登板で1勝5敗に終わり、9月26日に左肘関節鏡視下クリーニング手術を行った[27]。シーズンオフには育成選手として、600万円減となる推定年俸3000万円で契約を更改し[28]、背番号は012に変更されることになった[29]。
2023年は、4月10日までにイースタン・リーグで3試合に登板[30]。同7日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では5回4安打1失点と好投するなど結果を残し、同10日に支配下登録された[30]。背番号は47[30]。4月28日の広島東洋カープ戦(東京ドーム)に同年初先発し[31]、3回5安打2失点の成績だった[32]。最終的に6試合登板、0勝1敗、防御率5.14を記録[33]。11月28日、700万円減となる推定年俸2300万円で契約を更改[33]。また、背番号が57に変更された[34]。
2024年は二軍(2試合 6回 防御率6.00[35])で調整を続けていたが一軍登板はなく、10月4日に戦力外通告を受けた[36]。
巨人退団後
Remove ads
選手としての特徴
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
表彰
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初先発勝利:2019年4月4日、対阪神タイガース3回戦(東京ドーム)、6回1失点で勝利投手[8]
- 初奪三振:同上、1回表に福留孝介から空振り三振
- 初ホールド:2020年11月8日、対東京ヤクルトスワローズ24回戦(東京ドーム)、7回表に3番手で救援登板、1回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2019年4月4日、対阪神タイガース3回戦(東京ドーム)、2回裏に浜地真澄からスリーバント失敗三振
- 初安打・初打点:2019年4月24日、対東京ヤクルトスワローズ5回戦(明治神宮野球場)、2回表にデービッド・ブキャナンから三塁前適時安打
- その他の記録
背番号
- 12(2019年)
- 26(2020年)
- 47(2021年 - 2022年、2023年4月10日 - 同年終了)
- 012(2022年12月2日 - 2023年4月9日)
- 57(2024年)
登場曲
- 「欲望に満ちた青年団」ONE OK ROCK(2019年 - ) ※登板時
- 「這い上がれMY WAY」阿部真央(2019年 - ) ※打席時
- 「拝啓、少年よ」Hump Back(2021年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads