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2019年埼玉県知事選挙

2019年に日本で行われた埼玉県知事選挙 ウィキペディアから

2019年埼玉県知事選挙
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2019年埼玉県知事選挙(2019年さいたまけんちじせんきょ)は、2019年令和元年)8月25日に執行された埼玉県知事を選出するための選挙。

概要 投票率, 候補者 ...
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概要

現職の上田清司知事の任期満了に伴う選挙。なお上田は、2019年6月15日の記者会見で、知事選に立候補せず、知事の退任を表明した[1]

これにより16年ぶりの立候補者が全て新人候補による選挙となり、自由民主党が多数を占める埼玉県議会とのねじれが解消されるかが注目された。

選挙戦直前までは、立候補届け出順[2]に、立憲民主党国民民主党社会民主党の各県政野党が支持、日本共産党県委員会が自主支援する前参議院議員の大野元裕、無所属で元埼玉県立高校英語教諭の武田信弘NHKから国民を守る党公認で放射線科専門医の浜田聡、無所属で元建設会社社員の櫻井志津江、自由民主党・公明党など県政与党が推薦する元プロ野球・ヤクルトスワローズ選手でスポーツライター青島健太と、記者会見による立候補表明順[3][4]に、元不動産鑑定士山口節生、旧民主党系で前参議院議員の行田邦子の、7人による選挙戦になると想定されていた。しかし、告示日前日に行田が、告示日当日に山口が立候補を辞退し、大野、武田、浜田、櫻井、青島の、5人の争いになった。

同年7月に開催された第25回参議院議員通常選挙以降では、最初の大型選挙であり与野党対決型の選挙ともなったことにより、与野党ともに党首および幹部クラスが応援に駆け付けた。選挙終盤まで大野と青島の接戦が報じられ、最終的に歴代の埼玉県知事選挙で最も僅差となる約6万票差(大野92万3482票、青島86万6021票)で、大野元裕が初当選した。

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選挙データ

立候補者

要約
視点

※5名、立候補届け出順[6][2]。候補者すべて新人。

さらに見る 候補者名 (読みかた), 年齢 ...

立候補者の埼玉県政政策

※立候補届け出順[2]

埼玉県知事選の各候補の政策を一覧で比較|全候補の公約・マニフェストを見るならこちら!埼玉県知事選挙2019(選挙ドットコム)

埼玉県知事選挙立候補表明者による公開討論会 ビジョンシート(埼玉を舞台に「政治と教育をつなぐ」さいたま賢人ホームページ)<PDF形式。大野元裕、武田信弘、青島健太と、のちに立候補を取りやめた行田邦子のビジョンシートが掲載>

立候補を取りやめた人物

  • 行田邦子 - 前参議院議員
    2019年5月9日、自身のブログで立候補を表明[21]。同年6月23日、記者会見で立候補を表明[4]。同年8月6日、熱中症の疑いで入院し、翌7日、立候補を取りやめた[22]行田邦子#埼玉県知事選出馬表明と断念を参照。
  • 山口節生 - 元不動産鑑定士
    2019年2月12日、記者会見で立候補を表明[3]。同年8月8日の知事選告示日、立候補を届け出なかった。
  • 永瀬謙 - 無職
    2019年7月9日、立候補予定者説明会に出席[23]。同年8月8日の知事選告示日、立候補を届け出なかった。

タイムライン

2019年
  • 2月12日 - 元不動産鑑定士の山口節生が、記者会見で立候補を表明[3]
  • 5月9日 - 前参議院議員の行田邦子が、自身のブログで立候補を表明[21]
  • 6月5日 - 参議院議員の大野元裕が、記者会見で立候補を表明[24]
  • 6月5日 - 自民党埼玉県連が、スポーツライターの青島健太に、立候補を要請する方針を固める[25]
  • 6月15日 - 現職の上田清司が、不出馬を表明[1]
  • 6月18日 - 青島健太が、記者会見で立候補を表明[26]
  • 6月18日 - 連合埼玉が、大野元裕の推薦を決定[27]
  • 6月19日 - 自民党埼玉県連が、青島健太の推薦を党本部に申請[28]。党本部が県知事選候補者を推薦するのは、16年ぶりとなる。
  • 6月20日 - 日本商工連盟川口地区が、大野元裕の推薦を決定[27]
  • 6月23日 - 行田邦子が、記者会見で立候補を表明[4]。また、自民党に支援を求めたが断られた経緯を明かした[29]
  • 6月27日 - 公明党が中央幹事会で、青島健太の推薦を決定。
  • 7月5日 - 上田清司知事が、大野元裕を全面的に支援すると表明[30]
  • 7月9日 - 埼玉県選挙管理委員会が、県庁で知事選挙の立候補予定者説明会を開き、大野元裕、元埼玉県立高校英語教諭の武田信弘、元建設会社社員の櫻井志津江、青島健太、行田邦子ら7陣営が出席[23]
  • 7月23日 - 国民民主党埼玉県連が、常任幹事会で大野元裕の支援を決定[31]
  • 7月25日 - 日本共産党が今回の埼玉県知事選で、独自候補擁立を見送る方針を固め、事実上野党系候補の支援に回ることが、共同通信社の取材で判明[32]
  • 7月25日 - 櫻井志津江が、埼玉県選挙管理委員会による立候補予定者の事前審査を通過[33]
  • 7月25日 - 武田信弘が、埼玉県選挙管理委員会による立候補予定者の事前審査を通過[33]
  • 7月26日 - 行田邦子が、長瀞町の宝登山神社にて決起集会を開催。小鹿野町、長瀞町、東秩父村など9市町村の首長が推薦を表明[34]
  • 7月28日 - 立憲民主党埼玉県連が、常任幹事会で大野元裕の支援を決定。
  • 7月29日 - 放射線科専門医の浜田聡が記者会見を開き、NHKから国民を守る党公認での立候補を表明[35]
  • 7月30日 - 青島健太が、川口市内で総決起大会を開催。菅義偉官房長官新藤義孝県連会長、奥ノ木信夫川口市長らが参加。なお奥ノ木はのちに大野支持を明らかにした[36]
  • 7月31日 - 日本共産党・社会民主党が、それぞれ大野元裕の支援・支持を表明[37]
  • 8月2日 - 武田信弘が、記者会見で立候補を表明[38]
  • 8月6日 - 行田邦子の体調不良による入院を受け、陣営が行田本人に立候補辞退を促す方針であることを表明[39]
  • 8月7日 - 行田邦子が、熱中症の疑いで、立候補を取りやめ[22]
  • 8月8日 - 知事選告示。大野元裕、武田信弘、浜田聡、櫻井志津江、青島健太が立候補を届け出。山口節生は、立候補を届け出ず。
  • 8月16日 - 出馬を取りやめた行田邦子が、動画メッセージを公開し、病院での検査中に出馬取りやめの方針が決まったこと、県政運営のスタンスに最も近い青島健太に投票することを明らかにした[40]
  • 8月25日 - 知事選投開票。大野元裕が初当選。
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開票結果

投票締め切りの20時での出口調査では、野党系の大野と与党系の青島での接戦が伝えられたが、大野が青島を僅差で破り当選した。 ※当日有権者数:6,052,272人 最終投票率:32.31%(前回比:+5.68pts)

さらに見る 候補者名, 年齢 ...
さらに見る 市区町村, 大野元裕 ...


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外部リンク

出典・参考・脚注

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