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緑区 (さいたま市)
埼玉県さいたま市の行政区 ウィキペディアから
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緑区(みどりく)は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つ(旧浦和市東部)。国内最大のサッカー専用スタジアムである埼玉スタジアム2002を擁する。
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地理
位置
緑区は、埼玉県さいたま市の南東部に位置する。区域は、おおむね尾間木地区、三室地区、美園地区の各全域と谷田地区の北東部に相当する。
地形
関東平野の中に位置する緑区は、区の全域にわたって標高が低く、最も低い地点で海抜2.4 m(大字大牧)、最も高い地点でも標高19.8 m(大字大門)である[2]。
緑区の周辺では、綾瀬川や芝川、加田屋川といった中小の河川に沿って谷底平野が形成され、これによって大宮台地(北足立台地)が複数の支台に区切られている。このうち緑区の西半は、浦和大宮支台の東端部に位置する。その東側の区中央部には芝川が流れ芝川低地(見沼)を形成しており、さらにその東側は鳩ヶ谷支台となっている。区の北東境には綾瀬川が流れており、岩槻区との境界をなしている。
中央部に広がる見沼田んぼを中心に緑地が広がり、芝川や綾瀬川、見沼代用水、天久保用水などが流れ、綾瀬川は区の東限に当たる。見沼田んぼは、江戸時代に新田開発および水害対策を目的として見沼溜井を干拓して形成された。南部には武蔵野線が通り、東部には南北に東北自動車道、国道122号が通り、かつては武州鉄道が走っていた。衆議院小選挙区のブロックは埼玉第1区である。
人口構成
緑区の世帯数は約5万世帯、人口は約13万人である。みそのウイングシティの計画人口は3万人を超えるため、2021年頃の人口は14万人程度と見込まれる。2013年(平成25年)時点の年間収入1000万円以上の世帯が占める割合は12.05%[3]となっている。これは、埼玉県内の市区町村の中では浦和区に次ぐ第2位である。
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歴史
要約
視点
現在の大門地区には、日光御成街道の宿場である大門宿があった。
旧浦和市時代に見沼田んぼより西の台地の多くの部分で区画整理事業が着手された。昭和から現在までに東浦和駅周辺や三室地区を中心として宅地化が急速に進んだ[4]。現在も事業が続き造成工事が行われているエリア(中尾など)がある。2004年には第二産業道路の中尾 - 大谷口間や川口市内の区間が開通し、渋滞に悩まされていた南北の交通がスムーズになった。
市東部の副都心と位置付けられている浦和美園駅周辺では2001年からみそのウイングシティの区画整理事業が始まり、計画人口は31,200人と市内最大規模の開発が進んでいる。
区名選定の際の住民投票では「緑区」は6候補中5位であったが、1位と3位にランクインしていた「浦和東区」や「東浦和区」は旧市名が入っており好ましくないと判断され、2位の「美園区」は旧美園村の村域を現在の区域がそのまま受け継いでいないことなどを理由に除外され、4位の「東区」は岩槻市がさいたま市との合併を希望していたことなどを理由に除外されたために「緑区」が採用された。
年表
- 1697年(元禄10年) - 大門宿が日光御成街道の宿駅となる。
- 1889年(明治22年) - 谷田村・尾間木村・三室村・野田村・大門村誕生。
- 1928年(昭和3年)12月 - 武州鉄道武州大門駅 - 岩槻駅間が開業。
- 1932年(昭和7年) 4月1日 - 谷田村が浦和町に編入される。翌年市制。
- 1940年(昭和15年)4月17日 - 尾間木村・三室村が浦和市に編入される。
- 1956年(昭和31年) 4月1日 - 戸塚村・大門村・野田村が合併し、美園村が誕生。
- 1962年(昭和37年)5月1日 - 美園村のうち、差間・行衛を除く旧大門村・旧野田村の区域が浦和市に編入される(残りは川口市に編入)。
- 1973年(昭和48年)4月 - 武蔵野線開通、東浦和駅開業。
- 1980年(昭和55年)3月26日 - 東北自動車道浦和IC - 岩槻IC間が開通。
- 2001年(平成13年)
- 3月28日 - 埼玉高速鉄道開通。浦和美園駅開業。
- 5月1日 - 浦和市・大宮市・与野市が合併し、さいたま市が成立。
- 10月13日 - 埼玉スタジアム2002こけら落とし。
- 11月20日 - みそのウイングシティの整備が着工。
- 2002年(平成14年) - 2002 FIFAワールドカップが埼玉スタジアム2002で開催される。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し、緑区が成立。
- 2006年(平成18年) - みそのウイングシティ街びらき。イオンモール浦和美園が開業。
- 2020年(令和2年) - 埼玉スタジアム2002が2020年夏季オリンピックの会場となる。
- 2025年(令和7年)1月28日 - 埼玉県八潮市道路陥没事故が発生。市は緑区などで下水道の使用を抑えるよう呼びかけた[5]。
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人口
緑区成立後から毎年4月1日の人口。住民基本台帳人口より(台帳法改正前の2012年以前は台帳人口+外国人登録人口の数値)[6][7]。
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町字
要約
視点
緑区では、一部の地区で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。
緑区役所管内(65町字)
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主な施設



- 埼玉スタジアム2002
- 埼玉スタジアム2002公園
- プラザイースト
- さいたま市立病院
- 浦和美園駅東口複合施設
- イオンモール浦和美園
- クリーンセンター大崎
- 原山市民プール
- さいたま市浦和くらしの博物館民家園
- さいたま市立浦和博物館
- 美園郵便局(集配業務は南区のさいたま中央郵便局)
- 大崎公園
- 子ども動物園、園芸植物園などがある。
- さぎ山記念公園
- 見沼自然公園
寺社・史跡


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行政
交通
鉄道
道路
- 高速道路
- 新見沼大橋有料道路(国道463号)
バス
- 国際興業バス
- 東武バスウエスト
- さいたま市コミュニティバス
- 見沼区コミュニティバス - 国際興業バスさいたま東営業所に運行委託
- さぎ山ルートが見沼自然公園締切橋 - さぎ山記念公園(構内)間で緑区に乗り入れる。
- 見沼区コミュニティバス - 国際興業バスさいたま東営業所に運行委託
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教育
- 大学
- 専門学校
- 高等学校
- 中学校
- 浦和明の星女子中学校
- 青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校
- さいたま市立尾間木中学校
- さいたま市立原山中学校
- さいたま市立東浦和中学校
- さいたま市立美園中学校
- さいたま市立美園南中学校
- さいたま市立三室中学校
- 小学校
- 青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校
- さいたま市立大牧小学校
- さいたま市立尾間木小学校
- さいたま市立道祖土小学校
- さいたま市立芝原小学校
- さいたま市立大門小学校
- さいたま市立中尾小学校
- さいたま市立野田小学校
- さいたま市立原山小学校
- さいたま市立美園小学校
- さいたま市立美園北小学校
- さいたま市立三室小学校
- 特別支援学校
- 過去にあった学校
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出身著名人
浦和市#出身著名人も参照。
脚注
関連項目
外部リンク
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