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FATHER'S SON
1988年の浜田省吾のアルバム ウィキペディアから
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『FATHER'S SON』(ファーザーズ・サン)は、1988年3月16日に発売された浜田省吾の11枚目のアルバム。
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音楽性
1984年にリリースされた『DOWN BY THE MAINSTREET』と、1986年にリリースされた『J.BOY』に続く3部作の最終作で、少年から大人になっていくまでの過程を、浜田自身の姿を投影しながら描いてきた作品となっている。1曲目の「BLOOD LINE (フェンスの向こうの星条旗)」と、2曲目の「RISING SUN (風の勲章)」の印象が強いため、非常に重いプロテストソングばかりのように感じられるが、半数はラブソングである。
メインテーマとしては「日本とアメリカ」「戦争と戦後」といったものが中心となっており、浜田の実父の死や、バブル経済、戦後の家族のあり方などを鋭く描き出している。また、浜田が30代半ばに入ったこともあり、より大人の世界観の歌を書き上げている。当時のインタビューでも「いつまでも若者の歌は歌えない。アーティストが成長していくようにリスナーも僕と一緒に成長してほしい」と語っている。
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ディスクジャケット
アルバムジャケットは、ブルース・スプリングスティーンのパロディで、本人はジョークのつもりだったらしいが、あまりに周囲にそのイメージを持たれてしまったため後悔したという。
リリース
1988年3月16日[注釈 1]に、CBS/SONY RECORDSからLPレコードと、CT、CDの3形態でリリースされ、CD盤のみブックレットが同梱されており、ディレクターの須藤晃による短編小説が掲載している。
1999年にリマスタリングが施されたうえでリリースされ、2021年6月23日に『SHOGO HAMADA 45th Anniversary "DISCOGRAPHY COLLECTION"』シリーズとして発売された[1]。
チャート成績
オリコン最高位1位を記録し、1996年時点での累計売上は644,194枚(アナログ盤・CD・カセットを合わせた総計)[2]。
収録曲
LP盤
CD盤
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楽曲解説
- BLOOD LINE (フェンスの向こうの星条旗)
- RISING SUN (風の勲章)
- DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)
- 自身の若年期、父親の闘病と死について歌った楽曲。
- WHAT'S THE MATTER, BABY?
- A LONG GOOD-BYE (長い別れ)
- I DON'T LIKE "FRIDAY" (戦士の週末)
- BREATHLESS LOVE
- 同年5月にシングルカットされた。
- NEW YEAR'S EVE
- 「A LONG GOOD-BYE (長い別れ)」同様、アルバム『初秋』[3]にリメイクバージョンが収録されている。
- RIVER OF TEARS
- マーチング調のラブソング。
- THEME OF FATHER'S SON (遥かなる我家)
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参加ミュージシャン
要約
視点
BLOOD LINE (フェンスの向こうの星条旗)
RISING SUN (風の勲章)
DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)
WHAT'S THE MATTER, BABY?
A LONG GOOD-BYE (長い別れ)
|
I DON'T LIKE "FRIDAY" (戦士の週末)
BREATHLESS LOVE
NEW YEAR'S EVE
RIVER OF TEARS
THEME OF FATHER'S SON (遥かなる我家)
|
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脚注
外部リンク
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