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GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
2025年日本国際博覧会のパビリオン ウィキペディアから
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GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムネクストフューチャーパビリオン)は、大阪府大阪市此花区の夢洲にある建築物。2025年に開催された2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にてバンダイナムコホールディングスの出展するパビリオンとして建造された。
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施設
要約
視点
13の企業・団体が出展する「民間パビリオン」の一つ[1]で、パビリオン施設と実物大ガンダム像で構成される。
パビリオン施設の建設は前田建設工業、パビリオンの内装工事やガンダム像の設置・施工は乃村工藝社がそれぞれ担当した[2]。
パビリオン
このパビリオンは、5つのフロア、0〜7の異なるフェーズを移動しながら、機動戦士ガンダムを題材に、Unreal Engine 5で制作された新作映像「GUNDAM: Next Universal Century」が演出とともに展開されるウォークスルー型のアトラクションとなっている[3]。
映像では、「新しい宇宙世紀」として、ガンダムシリーズの劇中に戦闘用の兵器として登場する人型ロボット「モビルスーツ」が平和利用され、人類と共存する「宇宙で暮らすことが当たり前になった未来」が描かれている[4]。
ストーリーは、バンダイナムコグループが2021年に立ち上げた共創プロジェクト「ガンダムオープンイノベーション」の考え方や、平和や共存という万博のテーマを取り入れつつ、エンターテインメントとしてガンダムファンにも満足してもらえるものに仕上げられている[5]。
また、床面にソニーの触覚提示技術が採用され、没入感を高めている[3]。
あらすじ
西暦2150年、戦争で誕生したモビルスーツの平和利用を目指す企業「GOIC」(GUNDAM OPEN INNOVATION CONSORTIUM)の主催する巨大宇宙ステーション「スタージャブロー」の見学ツアーに参加した来場者は、マスコットキャラクター「ハロ」の案内で軌道エレベータに搭乗し、地上3万6000kmの静止軌道を周回するスタージャブローに向かう。スタージャブローでは、さまざまなモビルスーツが活躍していた。
しかし突然、除去作業中のスペースデブリに擬態したモビルスーツ「ジオング」が暴れ出す。この事態に作業用の「ザク」などが対応するも歯が立たず、次々と破壊されていく。そんな危機に対応するため、モビルスーツ「ガンダム」が起動する。
登場人物
- WA-97F06 ザクII F型
- GOICにて、スペースデブリの除去に従事するモビルスーツ[11]。
→「ジオング § ジオングタイプMA」も参照
- RX-78F00/E ガンダム
- グラスフェザーを装着し、ジオングと対峙する[9]。
スタッフ
出典:[9]
実物大ガンダム像

実物大ガンダム像は全高16.72m、頭頂高12.31m、総重量49.1トン。2020年12月から2024年3月に開催された「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で展示された動く実物大ガンダムの資材が再利用され、パビリオンにも登場する「RX-78F00/E ガンダム」という設定[12]。片ひざをつき、空に向かって右腕を突き上げるポーズとなっており、これは、宇宙とこれからの未来にむけて手を差し伸べることをイメージし、人類とともに新たな宇宙時代を切り拓いていくというメッセージを込めた[13]とされているが、建築ガイドラインによる制限の影響が大きいと指摘されている[14]。また、バンダイナムコホールディングス取締役副社長の桃井信彦は、パビリオンのストーリーが終わり、一仕事終えた後のガンダムをイメージしつつ宇宙に対する平和への願いをプラスして考慮した結果、このポーズになったと語っている[5]。その他、隠し要素として万博公式キャラクター「ミャクミャク」がプリントされている[14]。
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コラボレーション

その他
このパビリオンは完全予約制としつつも、当日の状況を踏まえて複数の時間帯に当日予約枠を開放する方式を取っていた。これは比較的観覧しやすく来場者から好評で、SNSでは「ガンダム方式」と呼ばれ話題になった。このような方式は後にnull²や大阪ヘルスケアパビリオンなど、他のパビリオンにも採用されている[17]。
万博の予約システムとは関係なく各旅行ツアーの一部として入場可能でもあるため来場者との不公平感もある。[18]。
協賛企業
脚注
外部リンク
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