トップQs
タイムライン
チャット
視点

I LOVE YOU (オフコースのアルバム)

オフコースのアルバム (1982) ウィキペディアから

Remove ads

I LOVE YOU』(アイ・ラブ・ユー)は、1982年7月1日に発売されたオフコース通算10作目のオリジナル・アルバム

概要 オフコース の スタジオ・アルバム, リリース ...
Remove ads

解説

レコーディングは前作『over[注釈 1]のレコーディングを終えた2週間後から開始された。アルバムのミックス・ダウンビル・シュネーが『We are[注釈 2]から引き続き手がけているが、リリース・スケジュールの都合上コンサート・ツアーと並行してのレコーディングだったため、これまでのようにメンバー全員が渡米してロサンゼルスのチェロキー・スタジオで行うのでなく、ビルが来日して、東京のスタジオで行われた。なお、アルバムの先行シングル「YES-YES-YES[注釈 3]はビルの来日を待たず、メンバーが自らミックス・ダウンを行っている。ボーカル・レコーディングはミキサーとして木村史郎のほかに蜂屋量夫も参加して、二つのスタジオで並行して行われた。

A-2「素敵なあなた」とA-3「愛のゆくえ」は、後に鈴木が『FORWARD[注釈 4]にてセルフ・カヴァーしている。

A-4「哀しき街」は、『over』[注釈 1]レコーディング時にバック・トラックのみ録音されていた曲。大間によれば「せつなくて」同様、当初は大間が詞を書くことになっていたが、納得のいく詞がどうしても書けなかったため小田が一晩で書き上げた。大間はこんな短期間でこれだけ質の高い詞を書ける小田に改めて感心したという。この曲は後に松尾がミニ・アルバム『せつなくて[注釈 5]のカップリング曲としてセルフ・カヴァーしているが、そこでは清水がコーラスで参加している。オフコース解散後、松尾・清水・大間の3人で結成された“A.B.C”では、あまり演奏されないオフコース時代の楽曲の中で数少ないレパートリーとして取り上げられた。

B-2「きっと同じ」のアコースティック・ギターは最初、小田が自ら演奏するつもりで何度か試したものの今ひとつ思うような音が出せなかったため、鈴木が弾いた。「やっぱりうまいや」と言って、鈴木の演奏したテープを回しながらヴォーカルの吹き込みを始めたという[1]

B-3「かかえきれないほどの愛」での子供たちのSE(効果音)は、マネージャーの上野博の子供たちとその友人数人を集めて、近所の公園で録音された。

B-5「I LOVE YOU」はアルバム用に再レコーディングされているが、途中で小田が「ちょっと皮肉っぽくやりたくなった」として、ジョン・レノンの死を告げる新聞記事をビルの友人がニュース調に読み、ミックスで重ねられている[注釈 6]

アルバム収録曲が記載されたレコード中袋表面のメンバー写真は“We are”ツアー[注釈 7]でのライブ映像の静止画像が使われている[注釈 8]

Remove ads

収録曲

さらに見る #, タイトル ...
さらに見る #, タイトル ...

クレジット

Produced & Arranged by OFF COURSE
Keyboards    KAZUMASA ODA
Guitars    YASUHIRO SUZUKI
Electrc Bass    HITOSHI SHIMIZU
Drums & Percussion    HITOSE “Jiro” OMA
Guitars    KAZUHIKO MATSUO
 
Strings    TAMANO Strings Section
Saxophone    JAKE CONSEPTION    SYUNZO SUNAHARA
Trumpet    SHIN KAZUHARA    MASAHIRO KOBAYASHI
Trombone    EIJI ARAI    YASUO HIRAUCHI
 
Exective Produder    TOSHIFUMI MUTOH
Recording Engineer    SHIROH KIMURA
RYOJI HACHIYA
Mixing Engineer    BILL SCHNEE
Assistant Engineer    SUSUMU MERA・HITOSHI HIRUMA
Manager    KAZUHIKO NISHIZAWA・HIROSHI UENO
KAZUTOYO KOUCHI・KANAME TOGASHI・SHINICHI TAKESHITA
Assistant Manager    FUMITO YANAI・AKIRA KIKUCHI
 
Recorded at FREEDOM STUDIO A & B from 11/30/'81 to 6/5/'82
Remixed at FREEDOM STUDIO A & B from 6/3/'82 to 6/6/'82
 
Graphic Concept    HIROYUKI FUKUZATO
Design    NOBUYOSHI MINEGISHI・FUMIO AKAMINE
Coordinator    EMI KAJITA
Photography    MASASHI “TAMJIN” TAMURA・YUKIO
Special Thanks to
TOSHIBA EMI CO.,LTD.
Pacific Music Publishing CO.,LTD.
FAIRWAY MUSIC CO.,LTD.
OFF COURSE COMPANY
FREEDOM STUDIO
MAC STUDIO
Ibanez
Fujigengakki CO.,LTD.
Ludwig & Zildjian imported by NONAKA BOEKI CO.,LTD.
SHOZO KINOSHITA (TAD technical audio division)
MAKOTO SUGIMOTO
FUMIKO SHINODA
 
©1982 Fairway Music Co. Ltd, & Pacific Music Publishing Co. Ltd.

TOCT-25645, TOCT-95045

概要 オフコース の スタジオ・アルバム, リリース ...

解説

2005年、レコード・デビュー35周年にあわせ“オリジナル・アルバム15タイトル紙ジャケット・シリーズ”としてエキスプレス・レーベル在籍中のオリジナル作品がリイシュー。24ビット・デジタル・リマスタリング、オリジナルLP装丁を復刻した紙ジャケット仕様でリリースされた。2009年にはSHM-CDフォーマット、通常のプラ・ケース仕様で再発された。

収録曲

  1. YES-YES-YES
  2. 素敵なあなた
  3. 愛のゆくえ
  4. 哀しき街
  5. 揺れる心
  6. きっと同じ
  7. かかえきれないほどの愛
  8. 決して彼等のようではなく
  9. I LOVE YOU

クレジット

  • リマスタリング・エンジニア:行方洋一
  • ジャケット資料協力:喜多雅美(サウンドステーション)
  • ライナーノーツ:田家秀樹
Remove ads

レコーディング

日程[4]
さらに見る 日付, 時間 ...
Remove ads

リリース履歴

さらに見る #, 発売日 ...
Remove ads

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads