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Ivy Bridgeマイクロアーキテクチャ
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Ivy Bridge(アイビーブリッジ)とは、インテルによって開発されたマイクロプロセッサである。2012年4月24日に正式発表され[1]、第3世代Intel Coreプロセッサとして製品化された。
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特徴
Ivy BridgeはSandy Bridgeに比して以下の機能の向上を含む[2][3]。
- 3Dトライゲートトランジスタ(2D 平面トランジスタとの比較で同一パフォーマンスレベルで消費電力が50%少ない)[4]
- PCI Express 3.0をサポート[5]
- 注:Core i3以下のCPUはPCI Express 3.0をサポートしておらずPCI Express 2.0での動作になる
- CPUの駆動クロック倍率が最大63(Sandy Bridgeは57)[6]
- DRAMは最高2800 MT/sで200 MHz 改善[6]
- HD Graphics 2500/4000。DirectX 11、OpenGL 3.1、OpenCL 1.1をサポート[7]
- 内蔵GPUは最高16実行ユニット(EU)を持つ。Sandy Bridgeは最高12[8]
- 新しい乱数ジェネレータとRdRand命令[9]。コードネーム Bull Mountain[10]
- REP MOVSBとSTOSB操作の強化
- 半精度浮動小数点コンバート命令の追加
- ハードウェアプリフェッチの強化
- シングルスレッド時におけるmicro-op queueの改善
- レジスタの移動をゼロレイテンシーで操作可能
- 浮動小数点除算と平方根演算の高速化
- ROLおよびROR命令の高速化
- DDR3Lとモバイルプロセッサ向けの設定可能な TDP[11]
- 複数の4K動画再生
- Intel Quick Sync Video[8]
- 内蔵GPUの3画面出力サポート[12]
全ての機能を有効にするためにはIntel 7シリーズチップセット採用マザーボードが必要である。機能制限が生じるもののIntel 6シリーズチップセット採用マザーボードにも搭載が可能であることが発表された[13]。
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製品一覧
デスクトップ向け
- Ivy Bridge-E
- 対応ソケット: LGA2011
- Ivy Bridge-DT
- 対応ソケット: LGA1155
サーバー向け
- Ivy Bridge-EX
- 対応ソケット: LGA2011-1
- Ivy Bridge-EP
- 対応ソケット: LGA2011
- Ivy Bridge-EN
- 対応ソケット: LGA1356
- Ivy Bridge-DT
- 対応ソケット: LGA1155
モバイル向け
- Ivy Bridge
組み込み向け
- Gladden
- Ivy Bridge
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後継
後継のマイクロアーキテクチャはHaswellマイクロアーキテクチャ。
脚注
関連項目
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