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MIND SCREEN

浜田省吾のアルバム ウィキペディアから

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MIND SCREEN』(マインド・スクリーン)は、1979年5月21日に発売された浜田省吾の4枚目のアルバム。

概要 浜田省吾 の スタジオ・アルバム, リリース ...
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背景

キャッチコピーは『心の中に映る数々のドラマを、ひとつずつ歌にたくして………』。

この頃の浜田は自分の置かれている状況にひどく困惑し「曲は書けるが詞が全く書けない失語症のような状態」というスランプの中で発売されたアルバムである。結局、締切が迫ってきても歌詞を書き上げることが出来ず、全10曲中6曲を当時売り出し中だった女性作詞家が担当している。それらの歌はライブで歌われることもほとんどなく、聴き返すこともないらしい。そうした経緯から「このアルバムはあまり好きではない」「廃盤にしたい」と度々語っている。ただし、メロディに関しては自身も認める出来映えである。

このアルバムからCBS・ソニーの担当ディレクター須藤晃に代わっているが、まともに楽曲を作れるような状態ではなかったため、仕方なく作詞家の選定に当たった。

本人は「このアルバムで、ステージで素直に歌えるのは自分が書いた詞なんだと分かり、どんなに詞が書けなくても、自分で詞を書く事の大切さを再認識した」と語っており、ミュージシャン・浜田にとってはある種、意義のある作品となった。

田原俊彦はこのアルバムを聴いて浜田のファンになったという。ある日浜田がテレビを観ていると、歌番組で田原が「ダンシング・レディ」を歌っていて驚いたことがある。このアルバムは発売当時は8000枚ほどしか売れなかったため、田原は後に行われた対談で浜田に「8000人の中の一人」と言われた。田原は1985年当時の自身のライブで「いつわりの日々」「今夜はごきげん」「MONEY」を歌ったことがあり、浜田のコンサートも見に行ったことがある。

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記録

1996年時点での累計売上は220,324枚(アナログ盤・CD・カセットを合わせた総計)[2]

収録曲

LP盤

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CD盤

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楽曲解説

  1. 子午線
  2. 幻想庭園
  3. インディアンサマー
  4. 愛を眠らせて
    • アルバムからの先行シングル。和田アキ子に提供した「愛して」(作詞・作曲:浜田省吾)と同じメロディーで、歌詞違いのセルフカバーである。
  5. いつわりの日々
  6. ダンシング レディ
    • 1983年大沢逸美がシングル「ダンシング・レディ」の表題曲としてカバーした。
  7. 朝のシルエット
    • アルバム『Sand Castle』でリメイクされた。
  8. サイレント ムーヴィー
  9. グッド・ナイト・エンジェル
  10. 悪い夢
    • 当時の浜田の心境をストレートに表した楽曲。自分の置かれた状況を「まるで悪い夢を見てるみたい」だと歌われている。
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参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

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