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PIAA
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PIAA株式会社(ピア、英: PIAA Corporation)は、東京都文京区に本社を置く自動車部品・用品メーカー。株式会社宇佐美鉱油の子会社。
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概要
LED・HIDなどのランプ類を主体に、カーキャリア・ワイパー・オイルフィルター・エアフィルタなどを扱っている。
2024年3月27日、親会社であった市光工業の「ライティング事業への経営資源の集中」の方針から、同社が保有していたPIAAの全株式を宇佐美鉱油(本社:愛知県津島市)に売却することを発表[1]。同年8月30日より宇佐美グループ傘下となった。
沿革
- 1963年(昭和38年) - 市光工業株式会社の一般補修部品販売部門が、株式会社エバーウイングとして分離独立。
- 1968年(昭和43年) - 株式会社エバエースに商号変更。
- 1980年(昭和55年) - 「PIAA」ブランドでの商品展開を開始。
- 1981年(昭和56年) - ドアミラーを販売、ヒット商品となる。アドバンPIAAラリーチーム(ランサーターボ)で世界ラリー選手権、RACラリーに参戦。
- 1983年(昭和58年) - ピア株式会社に商号変更。カーキャリアブランド「TERZO」を発売。アパレル事業を開始。
- 1986年(昭和61年) - レーシングドライバー・中嶋悟へのサポートを開始。
- 1987年(昭和62年) - 世界最高域鍛造製法による高性能アルミホイールの製造販売を開始。
- 1989年(平成元年) - 本社を渋谷区神宮前に移転。
- 1991年(平成3年) - サファリラリーでランプを供給したトヨタ・セリカが総合優勝。
- 1999年(平成11年) - 撥水シリコンワイパーを世界で初めて発売。
- 2004年(平成16年) - 2輪業界に進出、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどでサポート開始。
- 2007年(平成19年) - アパレル事業から撤退。
- 2011年(平成19年) - PIAA株式会社に商号変更。本社を文京区水道に移転。市光工業株式会社の完全子会社となり、フランスの大手自動車部品メーカー・ヴァレオとパートナーシップを締結。
- 2017年(平成29年) - TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamとオフィシャルテクニカルパートナー契約を締結。市光工業がヴァレオ・バイエンの傘下となったことでヴァレオグループの一員となり、企業ロゴを一部変更。
- 2018年(平成30年) - 映画『OVER DRIVE』に制作協力としてライティングを供給。
- 2023年(令和5年) - アルミホイールの製造販売を終了。
- 2024年(令和6年) - 市光工業が宇佐美鉱油にPIAAの全株式を売却[1]、宇佐美グループ傘下となる。
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事業所
扱い製品
- 4輪
- ライト・バルブ(LED、HID、ハロゲン、白熱球)
- ワイパー
- フィルター(オイル、エア、エアコン、関連製品)
- ラジエターバルブ
- ホーン
- リペアパーツ(クラッチ、スターター/オルタネーター、エアコン部品、ランプ 他)
- 融雪ヒーター
- 抗菌・防臭
- キャリア・ルーフボックス
- 2輪
- ライト・バルブ(HID、LED、ハロゲン)
- ホーン
- メンテナンス
ブランド
他事業
1983年よりアパレル事業を開始。衣料品や小物類(帽子、バッグ、腕時計など)を国内各地に展開していた直営店で販売したほか、レース開催時はサーキットに特設ブースを出店していた。白と黒を基調としたシンプルなデザインを主体として、衣料品には「MOTOR SPORTS PIAA」「RACING PIAA」「SPORT ELEGANCE PIAA」などの刺繍やワッペンがあしらわれ、サーキットでの定番ファッションの1つとなった。自ら高級ブランドを標榜していたことから、商品は比較的高額な価格設定がされていた。2007年までに全ての直営店を閉鎖しアパレル事業から撤退した。
スノーボードのブランド「NITRO(ナイトロ)」の製品やキックボード製品、スノーチェーンの輸入販売も行ない一時期大きな実績を上げたこともあった。
自転車用LEDライト(フロント用、リア用)、ドアミラーに装着するサイドミラーモニターカメラ「アルカムトレス」、エンジンオイル、ボディコーティング製品なども販売していたが数年で撤退した。
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モータースポーツ

モータースポーツへの支援に積極的な企業で、1981年にラリーチームにランプを供給したことに始まる。その後は徐々に分野を広げ、現在ではラリーやツーリングカーなどの4輪レースの他、鈴鹿8耐や世界耐久選手権など2輪レースへも支援を行っている。品質の高さからランプのみならず撥水ワイパー、アルミホイールなど国内外を問わず4輪、2輪共に採用するチームは多い。
1986年から中嶋悟(及び中嶋企画)へのスポンサー活動を開始。中嶋の国内最後のレースとなった1991年の日本グランプリでは「ありがとう中嶋悟」の応援日の丸フラッグを大量に配布しバックアップした。中嶋の引退後も中嶋企画のスポンサーを継続したが、2009年をもって撤退。2012年からサポートを再開している。
関連企業
- 株式会社宇佐美鉱油 - 親会社
- PIAA CORPORATION USA
脚注
外部リンク
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