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Xbox 360のゲームタイトル一覧

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Xbox 360のゲームタイトル一覧
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Xbox 360のゲームタイトル一覧(エックスボックスさんろくまるのゲームタイトルいちらん)では、Xbox 360対応として全世界で発売されたゲームソフトを発売順に列記する。またXbox 360に対応させた初代Xboxのゲームタイトルのうち、Xbox Liveにおいてダウンロード可能なタイトルも表記する。なお追加要素などを含まない廉価版は除く。

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Xbox 360本体とコントローラ


発売されたソフトの変遷

要約
視点

本ハードは実績システムなど、世界初となる機能が複数導入された[1]Xboxが日本におけるラインナップ不足でうまくいかなかった反省から、Xbox 360の展開においてはラインナップの拡充がすすめられた[2]。日本においては、『The Elder Scrolls IV: Oblivion』などが知られている[3]ほか、サードパーティにおいては、同名アーケードゲームを原作とする『アイドルマスター』(2007年1月25日発売)の大ヒットがハード普及の要因の一つになったとされている[4][5]。また、同作ではダウンロードコンテンツの配信も行われており、それがダウンロードコンテンツの普及につながったとみる者もいる[5]

他方、PlayStation 2用低価格タイトルからスタートした『THE 地球防衛軍』(2006年)シリーズ第3弾である『地球防衛軍3』は、プラットフォームをXbox 360に移行し、かつシリーズ初のフルプライスという思い切った選択ながらも、味方NPCの登場などによって新たなファンを獲得することができた[6]。また、同作は動画投稿サービス『ニコニコ動画』のサービス開始時期と重なっていたこともあり、同作のわかりやすさがゲーム実況と相性が良かったことで、プレイ動画が多く投稿され、作品の知名度向上に貢献した[6]。その数年後の2013年に発売された続編『地球防衛軍4』では、ボイス付き定型文によるチャット機能が導入され、ロールプレイ「EDFおにごっこ」といった新たな遊び方が編み出された[6]

日本のニュースサイト「4Gamer.net」の早苗月ハンバーグ食べ男は2020年に寄せた記事の中で、前世代機であるXboxが未知のプラットフォーム故に挑戦的なタイトルを多く生み出したと同時に、「奇抜な作品でも受け入れる」土壌を作り出したことで、Xbox 360では後世へ影響をもたらすタイトルが次々と生まれたのではないかと分析している[7]

加えて、周辺機器Kinectでは、専用のカメラを通じてプレイヤーが全身を使ってゲームを操作することができた[8][注釈 1]ほか、『Mass Effect 3[9]をはじめとする一部のソフトでは音声認識にも対応した。一方で、Kinectの操作には広い部屋が必要だったことに加え、訛りやアクセントが音声認識の障壁となったことであまり普及しなかったという声もある[10]

過激な表現が日本での発売の支障となる例もあった。たとえば、『Gears of War 2』の場合、日本版ではゴア表現を修正したことで、国外版とは別タイトルとみなされ、日本のユーザーは国外のユーザーとオンライン対戦ができないという制約があった[11]。また、核戦争後の世界を描いた『Fallout3』の場合、当初はCERO D(17歳以上対象)をめざしたものの、発売禁止になりかねないほどの過激な表現の多さから、CERO Z(18歳未満購入禁止)ぎりぎりのところまで表現を差し替える形で発売にこぎつけた[12]

なお、日本の開発現場においては、もともとゲームエンジンの概念そのものが知られておらず、過去の経験[注釈 2]から、他社製ゲームエンジンの採用に慎重になる傾向にあった[13]。たとえばUnreal Engine3の場合、大手企業が開発を進めていたものの、アメリカにあるEpic Gamesからのサポート体制が不十分などといった理由からお蔵入りとなるケースがいくつかあり、実際に発売にこぎつけたのは『ロストオデッセイ』などわずかであった[13]。その後、別の採用作である『ラスト レムナント』での反省から、Epic Gamesは2009年に日本法人を立て、ゲームエンジンの概念の説明や信頼の形成に奔走した[13][14]

他方、Xbox 360がメディアとして採用していたDVD-ROMは最大8.3GBまでしか収録できず、ライバル機であるPlayStation 3が採用していたBD-ROMとは大きな差[注釈 3]があった[15]。このため、PlayStation 3用ソフトをXbox 360のパッケージタイトルとして移植する場合は複数のDVD-ROMに分ける必要があり、双方にソフトを供給していたサードパーティの中にはこれを障壁とみなして移植を断念したところもあった[15]。一方で、Xbox 360末期では『L.A.ノワール』や『コール オブ デューティ ゴースト』のようにあえて複数枚に分離させて販売することもあった。

最終的にXbox 360は日本国内において、Xboxの3倍以上にあたる161万台を売り上げたものの、PlayStation 2の足元には及ばなかった[2]

なお、Xbox OneおよびXbox Series X/Sは、Xbox 360との後方互換に対応しており、「Thrillville: Off the Rails」[16]のように、本体発売からしばらく後もこのような形で遊べるソフトが出てくることもあった。ゲームが多言語に対応している場合、後方互換の言語設定はディスクの製造地域、またはインターネットの接続地域およびXbox本体の地域設定に依存する場合があるが、設定したかどうかにかかわらずVPNやディスクの種類などで強制的に言語を制限する作品もある(Fallout3など)。

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発売されたタイトル

要約
視点
さらに見る 目次 ...


本節の「発売されたタイトル一覧表」には合計で「1462」のゲームタイトルを発売日・発売元とともに列記している。また「地域ごとの発売年一覧表」には2005年から2021年に発売されたゲームタイトル数を地域および年に分けて列記している。

さらに見る 地域, 2005年 ...

「発売されたタイトル一覧表」の特記事項は以下の通り。リージョンロックも存在し(Xbox One以降は廃止)、ほとんどのギャルゲー作品はディスクロックによるプレイ規制だけでなく、ダウンロード版はアカウントに登録されたリージョンコードを変更しない限り、Xbox MarketPlaceの地域を変更できず、購入・ダウンロードが不可能になっていた。 「Auto HDR対応」とは、Xbox Series X/Sで起動した場合に自動的にHDR10またはドルビービジョンのアップコンバートが行われる作品を指す。ただし、Series Sではディスクでしかプレイ不可能なためプレイできない360版作品・および作品のリージョンが存在。

一部のXbox One互換タイトルについてはディスク版を日本リージョンで入手できない場合があるが、台湾や中国などで流通したディスクソフトはNTSC/Jリージョンであるうえ、CEROの検閲を受けた内容が入っていない場合もある。また、ディスクからのみプレイ可能な360後方互換対応作品も多く存在。

  • 媒体
    • 「◎」はパッケージとダウンロードで発売
    • 「○」はダウンロードで発売/後方互換に対応
    • 無印はパッケージで発売もしくは不明
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Xbox用タイトル

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発売されなかったタイトル

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脚注

外部リンク

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