トップQs
タイムライン
チャット
視点
涙のあとから微笑みが
ウィキペディアから
Remove ads
「涙のあとから微笑みが」(なみだのあとからほほえみが)は、1974年1月15日に発売された森田健作のシングル。同名の映画が同じ年に森田主演により松竹で製作された。
収録曲
映画
森田健作主演で1974年に松竹で製作された青春映画[1][2][3]。
キャスト
スタッフ
製作
森田健作は1969年の映画『夕月』で注目され[3]、同年、ピンキーとキラーズの大ヒット曲の映画化『恋の季節』と『喜劇 婚前旅行』に出た後、すぐに主演作『夕陽の恋人』が用意され[3]、松竹の新しい青春スターとして遇された[3]。その後は尾崎奈々や天地真理らのコンビで次々と主演映画が製作された[3]。本作の相手役・吉沢京子は東宝では処を得なかったが[3]、テレビドラマで活躍中で、松竹で前年、森田と純愛を扱った『ひとつぶの涙』で森田と上手く噛み合い、その延長線上として本作が製作された[3]。森田は本作の後、『砂の器』など文芸大作路線に転じ[3]、1975年の『はだしの青春』以降は、青春映画から離れた[3]。
撮影
1974年2月10日、海から吹き付ける寒風の神奈川県三浦半島城ヶ島でクランクイン[4]。同日、森田と吉沢の青春コンビによるピクニック設定の無茶なロケが行われた[4]。脚本では「二人の愛を祝福するように春の日差しはうららかに…」だったが、台本通りにはいかない正反対の身を削るような強風[4]。通常なら延期も考えられたが、二人とも売れっ子でスケジュールは変更出来ず撮影を強行した[4]。リハーサル中は毛布を被って暖をとり、「本番!」の合図でいさぎよく春のいでたちでカメラの前に立ったが、北風で体はガタガタ、唇は紫色[4]。頬をマッサージしたり、足を動かしたりでどうにか予定のカットを撮り終えた。森田は「商売とはいえ楽じゃないよ」と述べた[4]。吉沢は「鼻の頭が赤く腫れてないかしら」と心配した[4]。
同時上映
Remove ads
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads