座

漢字

座

• 部首: 广广 + 7 画
• 総画: 10画10

• 異体字 : 坐（の代用字）, 𫝶（俗字）, 𫝷（俗字）
• 筆順 :

※广、坐の詳細な筆順は各該当ページを参照されたし。坐の筆順は複数ある。

字源

• 形声。「广」+音符「坐 /*TSOJ/」。「すわる場所」「座席」を意味する漢語｛座 /*dzoojs/｝を表す字。もと「坐」が「すわる」を意味する動詞の｛坐 /*dzoojʔ/｝と名詞の｛座｝をともに表す字であったが、後者の際に「广」を加えた。^{[字源 1]}

1. 裘錫圭 「文字職務的分化」 『訓詁学的研究与応用』 王問漁主編、内蒙古人民出版社、1986年。

意義

1. すわる
   • 「坐」の代用字
2. すわる場所

日本語

教育漢字 (第6学年)

音	呉音: ザ 表内 漢音: サ
訓	訓読み: すわ-る 表内、くら

名詞

フリー百科事典ウィキペディアに 「座」の記事があります。

1. （ザ）すわる場所、定位置。
2. （ザ）すわること（元はこの意味を表わす文字は坐。常用外となったことから代用に用いる。ただし、戦前から混同あり）
3. （ザ）皆が集まっている場。その雰囲気。
4. （ザ） (日本史) 平安時代から戦国時代まで存在した同業者組合。
   • 楽市楽座

接尾辞

1. （ざ:日本史）同業者の組合。
   • 油座、材木座、金座、銀座
2. （ざ）劇団。芸能のグループ。一座。
3. （ざ）一部の劇場や映画館の名称に使われる。『歌舞伎座』『みゆき座』など。
4. （ざ）星座。
   • おとめ座。
5. （ざ:助数詞）祭神・仏像を数える。
6. （ざ:助数詞）山を数える。

翻訳

星座

• 中国語: 座 ^(zh)
• 朝鮮語: 자리 ^(ko) (jari)

熟語

• 座位
• 座下
• 座臥
• 座客
• 座興
• 座業
• 座屈
• 座視
• 座次
• 座敷
• 座主
• 座礁
• 座上
• 座食
• 座職
• 座州
• 座席
• 座禅
• 座卓
• 座談
• 座中
• 座頭
• 座右
• 高御座
• 口座
• 講座
• 高座
• 胡座
• 正座
• 星座
• 即座
• 当座
• 便座

中国語

座 *

• ローマ字表記
  • 普通話
    • ピンイン: zuò (zuo4), jǐ (ji3)
    • ウェード式: tso⁴, chi³
  • 広東語
    • イェール式: jo6
  • 閩南語
    • POJ: chō
  • 客家語
    • 白話字: chho
  • 呉語
    • ピンイン: zu3

名詞

zuò

1. 座席。
2. 台。
3. 受（う）け皿（ざら）。

量詞

zuò

1. 大型で動（うご）かないものの数。

朝鮮語

座 *

• ハングル: 좌
• 音訓読み: 자리 좌
  • 文化観光部2000年式: jwa
  • マッキューン＝ライシャワー式: chwa

ベトナム語

座 *

• ローマ字表記
  • チュ・クォック・グー: tòa, toà, tọa

文字情報

座 U+5EA7, 座 CJK 統合漢字-5EA7 ← 度 [U+5EA6] CJK Unified Ideographs 庨 → [U+5EA8]

文字コード (文字集合規格)

-	Unicode: U+5EA7
日	JIS X 0213/0208: 1面26区34点 [第1水準] (Shift_JIS=0x8DC0, EUC-JP=0xBAC2, ISO-2022-JP=0x3A42) MJ文字図形: MJ010997
中	GB18030: 0xD7F9
台	Big5: 0xAE79 CNS 11643: 1面 0x553D
韓	KS X 1001: 0x7128

• 四角号碼: 0021₄
• 倉頡輸入法: 戈人人土 (IOOG)

漢点字	六点漢字
⡱⡊	⠰⠢⠹

字典掲載

康熙字典	346ページ, 3文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)	9319
新潮日本語漢字辞典 (2008)	3130
角川大字源 (1992)	2511
講談社新大字典 (1993)	4369
大漢語林 (1992)	3047
三星漢韓大辞典 (1988)	655ページ, 19文字目
漢語大字典 (1986-1989)	2巻, 886ページ, 3文字目