名詞
陶酔 (とうすい)
- 気持ちよく酔うこと、酔っている状態。
- 感動し、心を奪われること。
- 一個の優れた俳優が、その至芸を破綻なく、自由に、そして最も「個性的に」示すことによつて、観客を完全な陶酔境に導き終るものである。(岸田國士、築地座の『旧友』)〔1933年〕[2]
動詞
陶酔する (とうすいする)
- 気持ちよく酔う。
- 感動し、心を奪われる。
- 六階の劇場ではじめてプラネタリュウムを見た。感激した。陶酔した。実に良かった、という外よりはない。(織田作之助、星の劇場)[3]
活用
活用と結合例
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各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | 陶酔しない | 未然形 + ない |
否定(古風) | 陶酔せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 陶酔される | 未然形 + れる |
丁寧 | 陶酔します | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | 陶酔した | 連用形 + た |
言い切り | 陶酔する | 終止形のみ |
名詞化 | 陶酔すること | 連体形 + こと |
仮定条件 | 陶酔すれば | 仮定形 + ば |
命令 | 陶酔しろ 陶酔せよ | 命令形のみ |
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