Loading AI tools
ウィキメディアの一覧記事 ウィキペディアから
ポケットモンスター ブラック・ホワイトの登場人物(ポケットモンスター ブラック・ホワイトのとうじょうじんぶつ)では『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』および『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』における登場人物の解説をおこなう。
担当声優はメディアミックス作品での配役。テレビアニメシリーズでの配役はアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
本作のジムリーダーは子供であるアイリスを除く全員が何らかの本職に就いている。今までのジムリーダーも他の職業を持つ者が居たが、今作では更にそれが強調されている。またジムリーダー同士での結束力が強く、年に何回かジムリーダー同士で集まり会議を開くこともあるという。これまでのシリーズと比べるとストーリーに絡むジムリーダー(アーティ・カミツレ・ヤーコン等)が多い。なお、同時発売で対となるバージョンや最初のポケモンの選択でジムリーダーが変わるのは『ブラック・ホワイト』が初である。マイナーチェンジや次回作では元々のジムリーダーが退任した後には後任が設けられていたが、『ブラック2・ホワイト2』では一部は退任後に後任を設けずにジムそのものが閉鎖されている。
本作では四天王もジムリーダーと同じく全員が何らかの本職に就いているが、駆け出しだったり失敗を経ていたりとあまりうまくいっていないのが特徴。『ブラック・ホワイト』の時点ではチャンピオンのアデクが壮年の男性である事からか、四天王のメンバー全員が10代 - 20代の若い世代となっている。過去作とは違い誰からでも挑戦可能なため、全員の手持ちポケモンのレベルは同じ。四天王の使用ポケモンはエンディング前では4体、エンディング後の強化状態はエンディング前と同じ4体に加えてイッシュ地方以外のポケモンを2体加えた6体となってレベルが大幅に上がる。なお、チャンピオンは今までと異なり初回クリア時ではなくエンディング後で対戦可能。『ブラック2・ホワイト2』では従来どおり初回クリア時にチャンピオンと戦う。
イッシュ地方で暗躍する謎の組織。シンボルマークは「P」(Plasma / プラズマ)で、白黒の配色に青い閃光をあしらっており、白と銀を基調とした中世の騎士団のような服装をしている。組織の王(トップ)にN(エヌ)が君臨し、組織の幹部として「七賢人」が存在する。
団員達はNのカリスマ性に陶酔し、ポケモンたちを悪い人間から解放する「ポケモン解放論」という思想を説いている。「人間とポケモンが共存することはありえず、ポケモンと人間を白黒はっきり分けることによってトレーナー同士の競争も自然消滅し、結果的にポケモンの幸せに結びつく」「人間の力を超え未知の可能性を持つポケモンから様々なことを学び、そのためにも解放するべきである」といった、確かな説得力のある思想を流布していくことで、トレーナーに対する影響力を強めていく。
が、それらは単なるお題目に過ぎず、それを建前にして団員達は、トレーナーからポケモン略奪を行っており、ゲーチスたちが「言葉」を用いて人心を掌握するのに対し、団員達は「暴力」を用いてポケモンを略奪するといった役割分担が為されている。敗北時には「プラーズマー!」と捨てゼリフを吐く(無理やり口にしているらしく、「くやしぃーー!!」と言った後に「プラーズマー!」と言い直す団員がいる)。周りの多種多様な価値観を認めようとしないどころか、組織の目的のためなら、トレーナーはおろか、ポケモンにまで暴力を振うことも厭わず、ポケモンを道具と見なす団員もいる。さらに、P2ラボに残された破れたメモなどから、ポケモンに対する改造実験までもしており、その結果としてゲノセクト[8] が生まれている。これらの点からも、性質の悪さに関しては、ロケット団やギンガ団以上とも言える。
その実態はゲーチスが人間の力を超えたポケモンを独占し、他の全てのトレーナーからポケモンを解放・略奪する事で世界を独裁的に支配するためであり、プラズマ団の存在自体がそれを実行するための手段でしかなかった。ゲーム中では「ポケモンを持つことが許されるのはプラズマ団だけ」といった趣を団員が発言しており、彼らが明らかにポケモンを独占するつもりであったことがうかがえるが(一方で、本当にポケモンを救いたいと願っていた団員も少数ながらおり、団員同士でも人によって思想は大きく異なっていた)、ゲーチス本人にいたっては自分だけが独占できれば良いとまで考えていたようである。
エンディング後はNの敗北とゲーチスの行方不明に伴い組織が瓦解。七賢人も散り散りになり、後に彼らは国際警察のハンサムによって身柄を確保される。
2年後の『ブラック2・ホワイト2』では、純粋なポケモンたちの解放を目的とする「N派」と、ポケモンを独占し世界征服を目論む「ゲーチス派」に分裂していた事が判明する。ゲーチス派団員は瓦解後も世界征服を諦めておらず、再びポケモンの略奪といった活動を再開している。N派団員はそれまでの活動を悔い改め、ホドモエシティの高台の建物を拠点に各地で略奪後持ち主が分からないままのポケモンの保護と言ったボランティア活動を行いNの帰還を待っている。また、ゲーチス派に対してはスパイを送り込み監視も行っている。なお服装はN派の一部の元団員は前作と同じだが、ゲーチス派の団員は黒と灰色を基調とした強盗団やテロリストを彷彿とさせる服装になっている(デザインは前作のものを踏襲しているが、口元にはマスクを着け、頭には形がベレー帽に似た帽子を被っており、胴体の部分は軽装になっている)。コスチュームを変更した理由は、「たとえNが戻ってきても居場所がないことを印象付けるため」であるという(事実、作中でNのことを裏切り者呼ばわりしているゲーチス派団員が存在した。この団員はN派団員の1人に対してポケモンの略奪を行なうよう勧誘していた)。また、ゲーチス派の団員達は伝説のポケモンの損失と、分裂による人材とポケモンの数の激減(上記のスパイの存在に気づけず、ポケモンはメンバー分を賄えず所持していない団員も出ていたほど)により大きく弱体化した上、団員の食事もパンと水だけで生活していた他、任務に成功しなければ食事は与えられない上にポケモンも没収されるという、かなり劣悪な待遇に身をやつしていた事が語られている。
最終的には『ブラック2・ホワイト2』の主人公との戦いを経てトレーナーがポケモンの強さを引き出す能力は自分の研究を上回ると確信して満足したアクロマによって、ゲーチスの意思に反して解散が宣言される。そして、ゲーチスが『ブラック2・ホワイト2』の主人公に敗北したことで完全崩壊を喫した。解散後、路頭に迷っているプラズマ団員達はアクロマと共にプラズマフリゲートでこれからの自分達の進むべき道を模索している。
『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではホドモエシティに居た元団員と思しきエーテル財団職員が登場しており、トレーナーとはぐれたポケモン達の世話が一段落した事が語られている。
団員曰く、ギンガ団とロケット団の台頭で、他の地方では活動が出来なかったらしい。また、『ブラック・ホワイト』でのゲーチスの演説から始まる本格的な活動の3年前から既に活動を開始していた模様。
名前 | 使用ポケモン(カントーリーダーズトーナメント) | 使用ポケモン(ワールドリーダーズトーナメント) |
---|---|---|
タケシ | イワーク・ゴローニャ・カブトプス・オムスター・プテラ・ジーランス | イワーク・ゴローニャ・カブトプス・バンギラス・プテラ・ドサイドン |
カスミ | スターミー・ゴルダック・アズマオウ・ラプラス・ヤドラン・カメックス | スターミー・ランターン・ブルンゲル・ラプラス・ヌオー・カメックス |
マチス | ライチュウ・マルマイン・ジバコイル・エレキブル・サンダース・デンリュウ | ライチュウ・マルマイン・ジバコイル・エレキブル・サンダース・ランターン |
エリカ | ラフレシア・フシギバナ・ウツボット・ナッシー・モジャンボ・キレイハナ | ラフレシア・フシギバナ・ユレイドル・ナッシー・モジャンボ・ユキノオー |
アンズ | モルフォン、アーボック、ドククラゲ、マタドガス、アリアドス、クロバット | モルフォン、ニドクイン、ドククラゲ、マタドガス、ロズレイド、クロバット |
ナツメ | フーディン・スリーパー・バリヤード・ヤドキング・エーフィ・ルージュラ | フーディン・メタグロス・ナッシー・ヤドキング・エーフィ・シンボラー |
カツラ | ウインディ・キュウコン・リザードン・ブーバーン・ブースター・ギャロップ | ウインディ・キュウコン・リザードン・ブーバーン・ブースター・ヒートロトム |
サカキ | ドサイドン・ゴローニャ・ガラガラ・サンドパン・ニドキング・ニドクイン | ドサイドン・カバルドン・ガブリアス・ワルビアル・ニドキング・グライオン |
名前 | 使用ポケモン(ジョウトリーダーズトーナメント) | 使用ポケモン(ワールドリーダーズトーナメント) |
ハヤト | ピジョット・オニドリル・ドードリオ・ドンカラス・ネイティオ・ヨルノズク | ピジョット・クロバット・プテラ・ドンカラス・ネイティオ・オオスバメ |
ツクシ | ハッサム・ツボツボ・ヘラクロス・カイロス・フォレトス・メガヤンマ | ハッサム・ツボツボ・ヘラクロス・カイロス・アーマルド・メガヤンマ |
アカネ | ミルタンク・プクリン・ケンタロス・エテボース・リングマ・ピクシー | ミルタンク・ハピナス・ケンタロス・エテボース・リングマ・ミミロップ |
マツバ | ゲンガー・ムウマージ・ジュペッタ・ヨノワール・ヤミラミ・ユキメノコ | ゲンガー・ムウマージ・ジュペッタ・ヨノワール・シャンデラ・ユキメノコ |
シジマ | ニョロボン・カイリキー・カポエラー・エビワラー・サワムラー・オコリザル | ニョロボン・カイリキー・カポエラー・エビワラー・サワムラー・ローブシン |
ミカン | ハガネール・ジバコイル・フォレトス・エアームド・メタグロス・クチート | ハガネール・ジバコイル・フォレトス・エアームド・メタグロス・ルカリオ |
ヤナギ | マンムー・ルージュラ・ジュゴン・パルシェン・ラプラス・マニューラ | |
イブキ | キングドラ・カイリュー・チルタリス・ボーマンダ・ガブリアス・クリムガン | |
名前 | 使用ポケモン(ホウエンリーダーズトーナメント) | 使用ポケモン(ワールドリーダーズトーナメント) |
ツツジ | ダイノーズ・ゴローニャ・ボスゴドラ・アーマルド・ユレイドル・ジーランス | ダイノーズ・ゴローニャ・ボスゴドラ・アーマルド・ユレイドル・アバゴーラ |
トウキ | ハリテヤマ・カイリキー・ヘラクロス・カポエラー・チャーレム・キノガッサ | ハリテヤマ・カイリキー・ヘラクロス・ズルズキン・コジョンド・キノガッサ |
テッセン | ライボルト・ライチュウ・マルマイン・プラスル・マイナン・ジバコイル | ライボルト・ライチュウ・マルマイン・デンリュウ・ウォッシュロトム・ジバコイル |
アスナ | コータス・マグカルゴ・ヘルガー・バシャーモ・バクーダ・ブーバーン | コータス・シャンデラ・ヘルガー・バシャーモ・バクーダ・ブーバーン |
センリ | ケッキング・バクオング・パッチール・ザングース・ポワルン・カクレオン | ケッキング・バクオング・ムクホーク・エテボース・メブキジカ・バッフロン |
ナギ | チルタリス・エアームド・オオスバメ・ペリッパー・トロピウス・ドンカラス | チルタリス・エアームド・ギャラドス・シンボラー・トロピウス・ドンカラス |
フウ | ソルロック・ネイティオ・ブーピッグ・ネンドール・チリーン・エルレイド | ソルロック・ネイティオ・ドータクン・ネンドール・ランクルス・エルレイド |
ラン | ルナトーン・ネイティオ・ブーピッグ・ネンドール・チリーン・サーナイト | ルナトーン・ネイティオ・ドータクン・ネンドール・ゴチルゼル・サーナイト |
アダン | キングドラ・ナマズン・シザリガー・トドゼルガ・ハンテール・サクラビス | キングドラ・ナマズン・シザリガー・トドゼルガ・ニョロトノ・ジーランス |
名前 | 使用ポケモン(シンオウリーダーズトーナメント) | 使用ポケモン(ワールドリーダーズトーナメント) |
ヒョウタ | ラムパルド・ゴローニャ・イワーク・ウソッキー・ジーランス・ダイノーズ | ラムパルド・ゴローニャ・イワパレス・アーケオス・ジーランス・ダイノーズ |
ナタネ | ロズレイド・ドダイトス・チェリム・マスキッパ・モジャンボ・リーフィア | ロズレイド・ドダイトス・トロピウス・キノガッサ・モジャンボ・リーフィア |
スモモ | ルカリオ・カイリキー・チャーレム・ゴウカザル・ドクロッグ・エルレイド | |
マキシ | フローゼル・ギャラドス・ヌオー・エンペルト・トリトドン・ネオラント | フローゼル・ギャラドス・ニョロボン・エンペルト・トリトドン・ルンパッパ |
メリッサ | ムウマージ・ゲンガー・フワライド・ミカルゲ・ヨノワール・ロトム | ムウマージ・ゲンガー・フワライド・ミカルゲ・ヨノワール・ブルンゲル |
トウガン | トリデプス・フォレトス・ハガネール・ボスゴドラ・ドータクン・ジバコイル | トリデプス・フォレトス・ドリュウズ・ボスゴドラ・ドータクン・ジバコイル |
スズナ | ユキメノコ・オニゴーリ・ユキノオー・マニューラ・グレイシア・マンムー | |
デンジ | エレキブル・ライチュウ・マルマイン・サンダース・レントラー・ロトム | エレキブル・ライチュウ・マルマイン・サンダース・レントラー・スピンロトム |
名前 | 使用ポケモン(イッシュリーダーズトーナメント) | 使用ポケモン(ワールドリーダーズトーナメント) |
ポッド | バオッキー・バクーダ・クイタラン・ヒヒダルマ・ウインディ・ブーバーン | バオッキー・バクーダ・クイタラン・ヒヒダルマ・ウインディ・エンブオー |
コーン | ヒヤッキー・ゴルダック・フローゼル・マリルリ・ヤドキング・バスラオ | ヒヤッキー・シザリガー・ダイケンキ・マリルリ・ヤドキング・ガマゲロゲ |
デント | ヤナッキー・ナットレイ・マラカッチ・ワタッコ・エルフーン・ドレディア | ヤナッキー・ナットレイ・ジャローダ・ワタッコ・エルフーン・ドレディア |
アロエ | ミルホッグ・タブンネ・ピクシー・メブキジカ・ガルーラ・ノコッチ | ミルホッグ・チラチーノ・ウォーグル・メブキジカ・ガルーラ・ベロベルト |
アーティ | ハハコモリ・ビークイン・イワパレス・シュバルゴ・アギルダー・アイアント | ハハコモリ・ビークイン・イワパレス・ヘラクロス・アギルダー・アイアント |
カミツレ | ゼブライカ・デンリュウ・デンチュラ・エモンガ・シビルドン・マッギョ | ゼブライカ・デンリュウ・レントラー・エモンガ・シビルドン・マッギョ |
ヤーコン | ドリュウズ・ネンドール・ワルビアル・ガマゲロゲ・マンムー・ゴルーグ | ドリュウズ・フライゴン・ワルビアル・ガマゲロゲ・マンムー・ゴルーグ |
フウロ | スワンナ・ココロモリ・ケンホロウ・バルジーナ・アーケオス・ウォーグル | スワンナ・フワライド・ワタッコ・バルジーナ・アーケオス・ウォーグル |
ハチク | フリージオ・ツンベアー・バイバニラ・マニューラ・ジュゴン・トドゼルガ | |
シャガ | オノノクス・フライゴン・クリムガン・サザンドラ・チルタリス・ボーマンダ | |
チェレン | ムーランド・ザングース・チラチーノ・ポワルン・ミミロップ・バッフロン | ムーランド・ポリゴンZ・チラチーノ・ポワルン・ベロベルト・バッフロン |
ホミカ | ペンドラー・ハブネーク・ダストダス・クロバット・ドラピオン・モロバレル | ペンドラー・ドクロッグ・ダストダス・クロバット・ドラピオン・モロバレル |
シズイ | ブルンゲル・アバゴーラ・スターミー・ママンボウ・マンタイン・ホエルオー | ブルンゲル・アバゴーラ・スターミー・ヌオー・パルシェン・ホエルオー |
名前 | 使用ポケモン(チャンピオンズトーナメント) | |
グリーン | プテラ・フーディン・カイリキー・ナッシー・ウインディ・ギャラドス | |
ワタル | カイリュー・ボーマンダ・キングドラ・フライゴン・オノノクス・サザンドラ | |
レッド | ピカチュウ・ラプラス・カビゴン・フシギバナ・リザードン・カメックス | |
ダイゴ | メタグロス・ボスゴドラ・ユレイドル・アーマルド・ドリュウズ・アーケオス | |
ミクリ | ミロカロス・スターミー・ラグラージ・ルンパッパ・サメハダー・トドゼルガ | |
シロナ | ガブリアス・ミカルゲ・ルカリオ・トゲキッス・グレイシア・ロズレイド | |
アデク | ウルガモス・ローブシン・ランクルス・ワルビアル・シャンデラ・ウォーグル |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.