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サンリオのキャラクター群 ウィキペディアから
ポムポムプリン(ラテン文字表記:Pom Pom Purin)は、日本のサンリオによるキャラクター。デザイナーは地井明子[1]。別名は「ぼく、プリン」[2]。
ポムポムプリン Pom pom purin | |
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シンガポールのポムポムプリンカフェ | |
モチーフ | ゴールデン・レトリバー |
発売年 | 1996年 |
デザイナー | 地井明子 |
キャラクター大賞順位 | 1位(第12回・第30回・第31回) |
いちご新聞初見 | 1996年7月号 |
愛称 | プリン |
関連キャラクター |
パパ ママ マカロン カスタード ココナッツ シロップ バニラ マフィン スコーン ベーグル パウダー ホイップ タルト ミント ビスケ クッキー ひつじさん |
誕生日 | 4月16日のお天気いい日 |
公式サイト | ポムポムプリンプロフィール |
主人公のプリンは、ゴールデン・レトリバーの男のコをモチーフにしたキャラクターである[3]。
1996年に「犬キャラクターデザインコンペ」が開催され、社内コンペで残った3種のうち、最終的にサンリオ直営店での得票数が一番高かったことから開発に至る[4]。当初の作品タイトル名は「ぼく、プリン」であった[5]。『いちご新聞』の同年7月号にて初登場[5]。同年、『ハローキティとバッドばつ丸』にてテレビ出演[6]。その後、インパクトのあるネーミングに変更したいという意向から『ポムポムプリン』の名称になった[7]。
『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」で1997年度の1位を受賞した。ノミネート初年度での1位獲得は、同企画史上初のことであった[8]。
1998年、プリンの友達であるネズミの「スコーン」が登場[9]。また、同年頃から「ポムポムプリン」というタイトル名が使われるようになる[注釈 1]。1999年にはリスの「ベーグル」、ウサギの「パウダー」、カエルの「ミント」などのキャラクターが登場している[10]。
2000年には、プリンの住む街の全体像が公開される。同年、カモメの「シロップ」が登場する[11]。その後も、次々と友達のキャラクターが増えていった[12]。2003年から2009年までは商品展開が休止されたが、2006年3月まで『キティズパラダイス』にてキティとばつ丸と共にテレビに出演していた(同年4月の放送からシナモロールと交代になった)。
2010年から商品展開が再開し、ゴールデンレトリバーの女の子「マカロン」が登場。インテリアグッズなどの新しい商品展開も行われた。
2018年度からは、新キャラクターとして双子のハムスターである「ビスケ」「クッキー」が登場した[13]。
2022年9月16日の「マフィン」の誕生日から、ポムポムプリンの公式Twitterにて「チームプリン漫画」の連載がスタートした。
プリンの誕生日は4月16日で、お天気のいい日[3]。「プリン」という名は、ベレー帽をかぶった姿がプリンに似ていることから名づけられた。
プリンの趣味はお昼寝、お散歩、靴集め(ただし片方だけ)。特技はプリン体操と誰とでも仲良くなれること[3][14]。チャームポイントはお尻の穴。将来の夢はもっともっと大きくなること。
家族は父、母、祖母、祖父がおり、父親は探偵、母親はケーキ屋に勤務している。一人息子。
好きな言葉はお出かけで、嫌いな言葉はお留守番[3]。好きな食べ物はママが作ったプリンとミルク、ふにゃふにゃしたもの
親友はハムスターのマフィン(雄)。2002年には、マフィンの独立したキャラクターグッズ「ポムポムマフィン」が発売された[15]。マフィンの他にねずみの「スコーン」、りすの「ベーグル」、うさぎの「パウダー」、カエルの「ミント」、ペンギンの「ホイップ」、カモメの「シロップ」、とりの「カスタード」、さるの「ココナッツ」、ロップイヤー(うさぎ)の「タルト」、しろくまの「バニラ」、双子のハムスター「ビスケ」「クッキー」、ひつじさんがいる[16][14]。
プリンと対をなす雌のゴールデンレトリバーとして「マカロン」が存在する[16][17]が、デザイナーによるとガールフレンドではなく、プリンは少々気があるだけなのだという[18]。
(出版:サンリオ) ISBN 978-4387991267
(出版:サンリオ) ISBN 978-4387000273
(編集:竹井史郎 、出版:サンリオ) ISBN 978-4387000662
(出版:主婦の友社) ISBN 978-4072932490
(出版:サンリオ) ISBN 978-4387150190
(出版:宝島社) ISBN 978-4800250421
(出版:ぴあ) ISBN 978-4835629605
(出版:宝島社) ISBN 978-4800265456
(出版:ぴあ) ISBN 978-4835642895
(出版:PARCO出版) ISBN 978-4865064308
2022年9月16日、『ポムポムプリン公式Twitter』にて、毎週金曜日に、ポムポムプリンの友達「マフィン」が主人公の漫画「チームプリン漫画」の連載が開始した。主な略称は「ちむぷり漫画」。2023年9月15日には講談社より単行本が刊行。それに先駆け、3月10日発売の『いちご新聞』662号に読み切りが掲載された。基本的にプリンの友達「マフィン」、「スコーン」、「ベーグル」の3人がメインの日常が描かれる。定期的に各キャラクターとプリンの出会いも描かれている。
ポムポムプリンをイメージしたカフェ「ポムポムプリンカフェ」が東京都原宿の CUTE CUBE HARAJUKU にあり、店内ではグッズ販売なども行っている。2014年10月22日オープン[27]。
過去には下記にも店舗が存在していた。メニューは店舗ごとに異なっており、各地の名物料理に因んだものがラインナップされていた。
『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」では第12回(1997年)、第30回(2015年)、第31回(2016年)の1位が歴代最高である。 2013年度の「サンリオキャラクター大賞」の特別企画である「これやります宣言」で、「3位以内に入ったらポムポムプリンのプリンを発売する」と宣言していたが[41]、見事3位にランクされたため、その公約は実施されることとなり[42]、「神戸フランツ」および「東京プリンスホテル」(ティーサロンピカケ)よりポムポムプリンのプリンが発売された[43]。
2014年度の「サンリオキャラクター大賞」では、総合順位は4位だが、ネット投票のみを集計した結果は、ポムポムプリンが1位であった[44]。
2015年度の「サンリオキャラクター大賞」では初日速報[45]および中間発表では1位であった2位のシンガンクリムゾンズ(270,802票)[46]と35票の僅差で1位を受賞、1997年度の18年ぶり2回目の1位獲得となった[47][1]。また、今回新設された「キャラクターパフ部門」でも得票数3,583票を集め1位を獲得した[48]。
2016年度の「サンリオキャラクター大賞」では2位のシナモロールに約7万票差の大差をつけて連覇した[49]。また、スマートフォン上に表示されたキャラクターを指でなでると1票が入る[50]史上初の「なでる投票」が実施され、その得票数ではなく、投票する際になでられた時間が最も長かったポムポムプリンが1位(4605時間11分52秒)を獲得した[51][注釈 2]。ただしサンリオピューロランドのイベントで、ライブキャラクタ(着ぐるみ)を実際になでる「リアルなでる投票」ではバッドばつ丸が制したため[52]、1位を逃した[注釈 3]。
2017年は、総合順位は2位を獲得、また、コラボ部門ではバン&ブーとコラボしたポムポムプリンが6位を獲得したほか、コクオージョーオーシルクとコラボしたポムポムプリンがコラボ部門にエントリーした。
2018年は、総合順位は2位を獲得、また、台湾と中国で2位、香港とアメリカで3位を獲得した[53]。また、コラボ部門ではミイラの飼い方とコラボしたポムポムプリンが2位、パンパカパンツとコラボしたポムポムプリンが3位を獲得、他にもバン&ブーとコラボしたポムポムプリンがコラボ部門にエントリーした。
2019年は、総合順位は3位だが、香港と台湾で2位を獲得した[54]。また、かに丸くんとコラボしたポムポムプリンや、バン&ブーとコラボしたポムポムプリンや、コクオー&ジョーオーシルクとコラボしたポムポムプリンがコラボ部門にエントリーした。
2020年は、総合順位は2位だが、台湾で1位を獲得したほか、香港とアメリカとブラジルで2位、中国と韓国では3位を獲得した[55]。また、カブッキーとコラボしたポムポムプリンや、バン&ブーとコラボしたポムポムプリンがコラボ部門にエントリーした。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からサンリオショップの臨時休業が相次ぎ、サンリオショップ店頭からの投票(チップde投票)数が当初の予定より大きく下回ったため、サンリオキャラクター大賞終了後の6月12日から30日にかけて、スピンアウト企画の 「チップde投票リターンズ」がサンリオショップ各店舗で開催され[56]、サンリオショップのひとつのハーモニーランドにおいての結果は「ポムポムプリン」は4位タイであった[57](この回の票は、公式にはサンリオキャラクター大賞本戦の結果には反映されない)。
いちご新聞オリジナル企画で「サブキャラコンテスト」が2016年より開催されている。第1回(2016年)の「サブキャラコンテスト」では「マフィン」が1位を受賞したほか、「スコーン」が4位、「ベーグル」が6位にランクインした[71]。第2回(2017年)の「サブキャラコンテスト」では「マカロン」が2位、「ホイップ」が6位にランクインした[72]。第3回(2018年)の「サブキャラコンテスト」では「パウダー」が1位を受賞したほか、「ココナッツ」が9位、「バニラ」が16位にランクインした[73]。第4回(2019年)の「サブキャラコンテスト」は過去3年間の上位20位にランクされた全60キャラクター同士による決戦コンテストが実施され「マフィン」が5位、「マカロン」が12位タイ、「パウダー」が15位、「スコーン」が25位、「ベーグル」が42位、「ココナッツ」が55位、「ホイップ」が57位、「バニラ」が58位にランクインした[74]。仕切り直しとなる第5回(2020年)の「サブキャラコンテスト」では「マフィン」が3位、「ベーグル」が14位、「カスタード」が27位にランクインした[75]。
2016年、ポムポムプリン20周年記念の企画として公式ファンクラブ『ポムポムプリンアンバサダープログラム』が発足された。ファンは通称「ポムバサダー」と呼ばれ、ファンクラブはSNSでの発信を目的とした専用イベントやキャンペーンを実施。長年親しまれたが、2022年8月19日をもって終了することになった。2022年6月17日のポムバサダー宛て号外メールでは、ポムポムプリン本人より『これからも「#ポムバサダー」で、ぼくのことをお話してくれるとうれしいな♪ 』とメッセージがあり、今後もポムポムプリンのファンは「ポムバサダー」としてSNSで発信していくことを期待されている。
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