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おはようハクション大魔王
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『おはようハクション大魔王』(おはようハクションだいまおう)は、2014年3月31日から2015年3月27日まで日本テレビ系列『ZIP!』のコーナーである「あさアニメ」(6:56頃 - 6:58)においてタツノコプロと『ZIP!』がコラボレーションして放送されていた、『ハクション大魔王』をコメディタッチに仕上げた日本の短編FLASHアニメである。
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概要
かつてフジテレビ系で放送されたアニメ『ハクション大魔王』をコメディタッチに仕上げた作品で、登場キャラクターも『ハクション大魔王』同様となり、1話分の長さは約1分間という短編のFlashアニメーション作品となっている。なお、「あさアニメ」におけるタツノコプロとのコラボ作品は2011年 - 2013年放送の『おはよう忍者隊ガッチャマン』以来2作目となり[1]、「あさアニメ」前2作である『おはよう忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZIP!』同様に、現代社会における事柄をゆるいお笑いスタイルで再現するという内容[2]。また、一部の話は以前の回とのリンクがある。
アニメーション制作は『おはよう忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZIP!』同様に引き続きCGアニメの制作会社「ODDJOB」が担当するほか、スタッフも『おはよう忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZIP!』から続投している。最新話は『ZIP!』公式サイトで期間限定配信されている。なお、キャストは本作から全面変更された[3]。
『おはよう忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZIP!』同様に傑作選放送(再放送)を実施する場合があり、2014年8月11日から8月15日までは「夏休み傑作選」が放送された。
ミヤギテレビ・テレビ信州・山口放送・南海放送の夕方ワイド番組内では『おはようハクション大魔王』の当日分の再放送が行われている。2014年11月1日からは日テレプラスでの放送が開始された。2020年現在、DVD版などは発売されていない。
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ストーリー
本家と同様に、ある日のテストで0点を取ってしまい、そのことで悩んでいたところ、カンちゃんが屋根裏部屋の中で謎の壺を発見する。謎の壺の前でくしゃみをしたところ、ハクション大魔王が現れるのであった。大魔王はカンちゃんの願いを魔法でかなえようとするのだが、失敗続きの連続となってしまう。
キャラクター
要約
視点
→オリジナルの設定については「ハクション大魔王 § キャラクター」を参照
魔法使い
- ハクション大魔王
- 壺の中に封印されている魔王。年齢は非公表。本家同様にカンちゃんが発見した壷から「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の呪文あとともに現れ、壷の近くでくしゃみをした人をご主人とし言うことを何でも聞く。壺の中は一般的な住宅と同様に間取りがある。壺に戻る際は「ハイチャラバーイ」の呪文とともに壺へ戻る。「アラビン・ドビン・ハゲチャビン」という呪文をかけながら魔法をかけることができる。そのため、カンちゃんに物をねだられることがある。ハンバーグが好物で、カンちゃんがブル公を捕えるために仕掛けた罠に実験にハンバーグが置かれた際には、罠に引っかかってしまった。ネットサーフィンやオンラインゲームが趣味だが、一方で算数は苦手である。また自動車運転免許を所持している。カンちゃんとアクビとの間でジェネレーションギャップが激しい。
- アクビ
- 大魔王の娘。あくびをすると壺から出現する。タンバリンを叩きながら「アラピン・カラピン・スカピーン」という呪文をかけながら魔法をかけることができる。コロッケが好物。カンちゃんがブル公を捕えるために仕掛けた罠に実験にコロッケが置かれた際には耐えていた。一方で、交通渋滞は苦手。
与田山家
その他
- ゲジゴン
- ガキ大将。本家同様に関西弁を駆使する。シャツに袴にゲタという昭和時代のスタイルが特徴。ネットで必ずと言っていいほど昭和時代のスタイル関連を検索し、それを取り入れている。ニンテンドー3DSなどの現代の遊びには否定的。ラップが得意で、ブル公とのコンビでヒップホップソングを披露している。自分のことはわい、わて、わしと呼ぶ。
- サボテンのトゲ・ブタマンのハゲ
- ゲジゴンの子分。カンちゃんとゲジゴンとの喧嘩の際は、必ずその模様を動画サイトにアップするため常にデジタルビデオカメラを持ち歩いている。
- ユリ子
- カンちゃんが通う学校で学級委員を務めている。ブル公に対抗できる唯一の人物。可愛くて優しい設定だが、かなりなギャップのマドンナでもある。ピンクのランドセルをしょって登下校している。大魔王のことを「魔王さん♡」と可愛い声で呼ぶが、ユリ子のお願いは辛辣である。しかしそれを当然のごとくお願いし、周囲を困惑させる。帰りのホームルームでは委員長として、デブ山先生にクラスメイト達への注意を促すが、優等生であるがゆえに先生からの反論には弱く、泣いたついでに場を掌握してしまう。ドッジボールは「心を折るスポーツ」として捉え、ナジームハメドのディフェンスを模倣し、寸前にボールをかわし続けてゲジゴンの心をも折ってしまう。オカルトに造詣が深い。普通のカルタより取るのが何倍も難しい心霊写真カルタを作成。「こっくりさん」が禁止されるや「そっくりさん」ゲームを提案し、似てないにも程があるモノマネを披露する。
- ブル公
- 与田山家の近くに出没するブルドッグ。人間を見るとすぐに噛みつこうとし、そのためか大魔王とカンちゃんは苦手としている。大魔王は骨と4tハンマー・落とし穴・ライオンのお面でブル公をおびき寄せようとしたが、カンちゃんに動物虐待などと非難され、挙句の果てには大魔王はブル公に追いかけられる羽目になった他、アクビはカンちゃんにブル公から逃れさせるために春色メイクを施したり、ざわちんによる滝川クリステルのものまね風に変装させてブル公から逃れさせようとしたこともある。
- それからおじさん
- エンディングに「ハックション!」と合いの手を入れる謎のキャラクター。
- ※以下は全て本人役。
- TERU(GLAY)
- 大魔王・カンちゃん・ゲジゴン・ユリ子の4人が2014年9月20日にひとめぼれスタジアム宮城で行われた「GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary」直前に学級新聞の取材でレコーディングスタジオに行った際に、取材に応じたアーティスト。TERUは大魔王に対して、歌唱力のアドバイスを行った他、大魔王・カンちゃん・ゲジゴン・ユリ子の4人が宮城県利府町へ出向いてGLAY[6]のリハーサルを見学した際、大魔王がTERUに魔法をかけ、大魔王とTERUのキャラが入れ変わる羽目になった。
- サンキュータツオ
- 『ZIP!』のコーナーである「チューモーク!」においてアニメを紹介しているお笑い芸人。大魔王に絵描き歌などの新企画を持ち込んだ。
- 斎藤工
- 大魔王・カンちゃん・ゲジゴン・ユリ子の4人が学級新聞のために訪れた俳優。斎藤は、「斎藤エ」で検索しても斎藤工が出てくることに驚いていた。
- RIP SLYME
- ゲジゴンとブル公の前に突然現れたヒップホップグループ。ゲジゴンとブル公はRIP SLIMEの歌唱力の呆然としていた。
- 日本テレビアナウンサー
- 秦基博
オリジナルとの相違点
本作のキャラクター設定は、現在の時代背景に合わせてオリジナルとは若干の変更がなされている。
- 大魔王はネットサーフィンやオンラインゲームを趣味としている。
- 大魔王とカンちゃんはスマートフォンを所持している。
- ゲジゴンは昭和レトロが好きという設定となっている他、ゲジゴンの子分もデジタルビデオカメラを所持している。
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キャスト
- 荒川良々(ハクション大魔王)
- 佐藤貴史(カンちゃん)
- Yuppa(アクビ、それからおじさん、先生、スチュワーデス、店員)
- 小林きな子(カンちゃんのママ、デブ山先生)
- 深田純(カンちゃんのパパ、ブル公、ゲジゴン)
- 菅井菜穂(ユリ子、CAさん)
- ゲスト出演
スタッフ
各話リスト
2014年
2014年
2015年
2015年
傑作選放送
夏休み傑作選(2014年)
冬の本人登場傑作選(2014年)
春の傑作選(2015年)
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放送局
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備考
- 『おはよう忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZIP!』では、サブタイトルに「〜の巻」が付いていたが、本作は本家同様にサブタイトルに「〜の話」が付く。
- 本作から、『ZIP!』×○○(コラボレーション先)の表記はオープニング部分から、それからおじさんが登場するエンディング部分へと変更された。
- 2014年6月20日と6月27日は『2014 FIFAワールドカップ』中継のため、12月18日は『FIFAクラブワールドカップ2014』中継が40分延長となったためそれぞれ放送休止。
関連項目
脚注
外部リンク
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