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日本の女優 ウィキペディアから
角替 和枝(つのがえ かずえ、1954年〈昭和29年〉10月21日[2] - 2018年〈平成30年〉10月27日[1])は、日本の女優。本名は柄本 和枝(えもと かずえ)、旧姓は角替[3]。
静岡県富士市出身(庵原郡富士川町出生)[3]。劇団東京乾電池所属。最終の所属事務所はノックアウト。夫は俳優の柄本明、子供のうち長男の柄本佑、次男の柄本時生は俳優で、他に長女(第一子)がいる。
静岡県立吉原高等学校卒業。高校生時代から部活動は演劇部[3]。内田栄一と金子正次の劇団東京ザットマンの立ち上げに参加し、芝居を始めた後[2]、駒澤大学入学と同時に[3]つかこうへい事務所に所属し、劇団「暫」に参加[3]。大学卒業の年に東京乾電池に所属[3]。『コメディー道中でござる』、NHK朝の連続テレビ小説『ハイカラさん』や『おひさま』[注釈 1]等に出演し認知度を上げていく。その後も名バイプレーヤーとして人気を博し数多くの作品に出演。
1981年、26歳のときに東京乾電池座長の柄本明と結婚[3][4]。子は俳優として活動する佑、時生と第一子である長女(かのこ・映画関連に従事)。家族からは「和枝ちゃん」と呼ばれている[5]。夫のことは「えもっちゃん」と呼んでいる[6]。
自他共に認めるゲーマー。佑によれば、怒ると「マリオやゼルダから何を学んだんだ!」とゲームを引き合いにしたり、『クラッシュバンディクー』にハマり過ぎて手を疲労骨折したが、手を固定しながらもやり続けた[7]。
かつてはキャラクターショーにも出演しており、『アルプスの少女ハイジ』ショーのペーター役が神業と評され、様々なショーにペーター役で呼ばれていた[2]。
2016年よりシニア向けの演劇ワークショップ「和枝さんのお芝居入門」を主宰する。
原発不明がんによる約1年間の闘病生活を経て、2018年10月27日午前6時27分に東京都内の自宅で死去。64歳没。通夜、葬儀は密葬で営まれた[1]。
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