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インパルス (お笑いコンビ)

日本のお笑いコンビ ウィキペディアから

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インパルスは、吉本興業所属のお笑いコンビ。1998年結成。NSC東京校4期生。略称は、インパ。コンビ名は、結成当初に堤下が乗っていたオートバイスズキ・GSX400インパルス)の名前に由来する。

概要 インパルス, メンバー ...
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メンバー

板倉 俊之(いたくら としゆき、1978年1月30日 - )(47歳)
主にボケ・ネタ作り担当。
兵庫県宝塚市出生、埼玉県志木市出身。身長168 cm、体重48 kg。血液型はB型。
堤下 敦(つつみした あつし、1977年9月9日 - )(47歳)
主にツッコミ担当。
神奈川県横浜市出身。身長174 cm、体重80 kg。血液型はB型(Rhマイナス)。

略歴・概要

  • NSC東京校4期出身、1998年12月コンビ結成。
  • デビューして間もなく『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』などに出演し、頭角を現す。2005年にレギュラー番組『はねるのトびら』がゴールデンへ進出、本格的にブレイク。現在では共にピンとしての活動がほとんど。
  • コンビ揃って歌唱力が高く、『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』では準決勝まで残った経験を持つ。
  • ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』には番組初回(2005年1月3日)で出場、初挑戦ながらチャレンジ成功を成し遂げ番組初の100万円獲得者となった。更には同年4月5日の放送回にも出場、チャレンジ成功・100万円獲得を成し遂げ番組史上初の2連覇(2回連続100万円獲得)を達成した。同番組内で2連覇を達成した芸人は彼らと劇団ひとりアンガールズバナナマンの4組のみ。その後もイロモネアには出場を重ねるもののしばらく不調が続き100万円獲得から遠ざかっていたが、2012年3月29日の放送内にて約7年振りにチャレンジ成功を果たし、通算3度目の100万円獲得をやり遂げた。なお、同番組内で100万円を3度獲得している芸人は彼らを含め劇団ひとり・田中卓志(アンガールズ)・バナナマンのみ。
  • キングオブコント2009では初の決勝進出。1stラウンドを6位で折り返したものの2ndラウンドで代表作「乙女心を持った警官」を披露し、全体で2位の「868点」を獲得して最終結果は4位。2011年、決勝進出組に返り咲く。優勝候補の呼び声も高かったが4位に終わる。板倉は優勝した同期であるロバートについて「1本目の点数に本気でムカついた」とコメントしていた。また、多くの芸人がMCのダウンタウンから話を振られてしどろもどろになる中、堤下は松本人志(ダウンタウン)から「豚はどう思う?」と3度も振られ、3度とも即座に的確なツッコミを見せてスタジオの笑いを誘った。
  • 上記のようにキングオブコントで2度決勝へ進出しており、かつ2000年代前半には『エンタの神様』などのネタ番組でコントを頻繁に披露しているため「コント師」の印象が強いものの、漫才も演じることがあり(主に営業など)コント同様に実力が高い。
    • M-1グランプリでは2002年・2003年に出場、2年連続で準決勝まで進出している。
    • 爆笑オンエアバトル』でも2002年11月23日放送回にて出場した際は漫才を披露(ネタは「携帯会社を作る」)して465KBを獲得、トップ通過を果たしている。しかし2003年3月1日放送回(愛知県名古屋市収録)では同じく漫才を披露するも、結果は409KBながら6位でオフエアとなってしまった[注 1]。また、この回での負けが響いてインパルスは年間4勝目(「チャンピオン大会」出場の最低条件)を獲得できず、この年のチャンピオン大会への出場が叶わなかった。この年のインパルスは敗退を喫するこの回までは3回連続でトップ通過を果たすなど(その内2回はオーバー500を記録)非常に好調だったが、もしもこの日にオンエアされていたら合計KBは1892KBに達し、年間ランキング5位に入ってチャンピオン大会出場は確実だった。
  • 2016年の2月末に一部週刊誌などで「解散目前」と報道されたものの、その後の記者の取材に対しては2人とも「解散はない」と完全否定している[1]。しかし、2017年に堤下が6月・10月と立て続けに自動車による人身事故を起こして半年間の謹慎を発表した経緯もあり、再び解散説が浮上していた[2]
  • 堤下の謹慎処分が解けた後もしばらくコンビでの活動は復活させていなかったが、2018年10月23日に復帰を発表[3]。同年11月23日放送の『ネタパレ』にコンビ揃って出演、ネタを披露した[4][注 2]
  • 2022年6月、堤下が再度事故により謹慎。翌年2023年10月に復帰を果たしたもののコンビでの共演はなく、それぞれのピン活動のみとなっており、コンビとしては事実上の活動休止状態が続いている。
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芸風

主にコントだが、ごく稀に漫才も演じている。

板倉の扮する奇妙奇天烈なキャラに、常識人の立場である堤下がツッコむというのが基本的なスタイルだが、近年は芝居を重視した「ボケ・ツッコミ」の型に囚われないコントも増えている[5]

代表的なネタ

  • ヨハン・リーベルト
板倉演じる「しみず かずたか」という人物がトラブル(キセル、立ち小便など)を引き起こし、堤下(駅員、家の住人など)が素性を問い質していく。
「名前は?」と訊かれて「ヨハン・リーベルト」と答えたり、また「年齢は?」と訊かれて「私に年齢という概念はない」など無茶苦茶な返答を繰り返す板倉に対し、痺れを切らした堤下が机を叩いたりペットの犬が吠えるといった脅しをかけると素直に答えるというパターン。
ちなみに「ヨハン・リーベルト」という名前は、板倉の愛読する『MONSTER』の登場人物が由来。
  • 女心
板倉演じる(暗い過去を持った)女性に、堤下が終始振り回される。
ウエイトレスや幼稚園の園長など女性にまつわる職業が多いものの、場合によっては男性警官・男性囚人というパターンもある。
  • おとぼけオジサン
板倉演じる壮年男性(電気屋、元駅員など)に、堤下が終始振り回される。
  • インターネット自殺
ネットで知り合った板倉と堤下が共に自殺するため樹海で落ち合うが、板倉に友人から渋谷で巨乳のAV女優とのコンパの誘いが書かれたメールが来てコンパへ行くべきか死ぬべきか悩んでしまう。
  • 居たい場所、居るべき場所
堤下演じる就活生が、板倉演じる町工場に務める工場長の面接を受けるコント。
  • かくしごと
板倉演じるタバコを隠し持っていた高校生の息子に対し、堤下演じる父親がカマをかけようとする。
  • 悪魔祓い
板倉演じる悪霊から取りつかれた少女に、堤下演じる神父(エクソシスト)が除霊を行おうとする。

出囃子

出演作品

バラエティ

テレビ番組

インターネット番組

テレビドラマ

映画

  • ほんとうにあった怖い話 怨霊(2004年)板倉:室田仁志 役、堤下:高橋智徳 役
  • 劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game(2005年)声の出演、板倉:ジャン・ジャック・マルソー 役、堤下:アルベルト・シュバイツ 役
  • ブレイブ ストーリー(2006年)板倉:若い司教 役、堤下:犬ハイランダー 役[10]
  • 樹海のふたり(2013年)ダブル主演、板倉:竹内哲 役、堤下:阿部弘 役

ラジオ番組

CM

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DVD・ビデオ

  • 「はねるのトびら」
  • 「はねるのトびらII」
  • 「はねるのトびらIII」
  • 「はねるのトびらIV」
  • 「おちゃらけソーセージ」(単独ライブ)
  • 「球根」(単独ライブ)
  • 「球根2」(単独ライブ)
  • 「非売よしもと本物流」レンタル専用。HMVでも販売あり。
    • 2005年7月号・赤版には板倉主演ショートムービー「THE ZOMBIE TEACHERRRR」
    • 2005年8月号・赤版には板倉監督・主演ショートムービー「囚人29号」を収録。
    • 2005年10月号・赤版「デブだらけの大運動会」
    • 2005年12月号・赤版「デブだらけの大忘年会」では板倉が司会・堤下が競技者
    • 2006年3月号・赤版「芸人の休日のススメ」板倉の部屋に芸人が集まり、板倉の考えた「芸人人生ゲーム」で盛り上がる。
    • 2006年6月号・青版「デブだらけの氷上運動会」
  • 「村雨むらさめ」(単独ライブ)
  • 「地下室」(単独ライブ)
  • 「丘の上の木の下で」(単独ライブ)
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写真集

単独ライブ

  • 2001年
    • 3月29日 - 「ボギー」(SPACE107/東京)
    • 8月5日 - 「ブクロでルンルン」(池袋アムラックスホール/東京)

2002年 「ITAKURA」

  • 2003年
  • 2004年
  • 2006年
  • 2010年
  • 2011年
    • 5月3日 - 4日 - 「地下室」(紀伊国屋サザンシアター/東京)
  • 2012年
    • 8月8日 - 9日 - 「丘の上の木の下で」俳優座劇場/東京)

脚注

関連項目

外部リンク

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