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お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル
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『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』(おわらいげいにんうたがうまいおうざけっていせんスペシャル)は、フジテレビ系列で2005年から2016年までゴールデンタイム・プライムタイム(JST)に不定期放送されていたカラオケ番組である。通称『歌うま』『歌うま王座』『歌がうまい王座決定戦』。字幕放送、2007年12月4日放送からハイビジョン制作。なお、2008年より放送の『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル』に関しても記載する。2005年から2013年までは春・夏・秋・冬のそれぞれに年4回、2015年から2016年までは年1回不定期放送されていた。
→元日特別番組については「十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦」を参照
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概要
要約
視点
同局で不定期放送されているものまね番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』の兄弟番組として、2005年に放送開始した。人気のお笑い芸人の中で、誰が一番歌が上手いかをトーナメント形式で競う。番組名で「お笑い芸人」と銘打っているものの、芸人ではない出場者も多数いる。当番組は2004年の『FNS27時間テレビ』の『FNS27時間テレビ めちゃ2オキてるッ! 楽しくなければテレビじゃないじゃ~ん!!』において早朝のコーナーとして放送された「ザ・ココイチテン」(芸人が真剣に歌を披露する企画)から派生した番組である。
番組収録は、ほぼ一日中行われており、大体で朝から夜までの長時間かけて収録されている。
番組最高平均視聴率は、2009年10月30日放送の20.3%である。
2008年からは従来の『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』とは異なる、お笑い芸人を含め、タレント・歌手・アイドル・俳優・女優・アスリート・落語家・キャスターなどの芸能人の歌うま王者を決定する『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル』が、毎年1回、(10月下旬又は11月上旬)に放送されていた。放送時間は従来の『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』の2時間の倍の4時間に拡大されて放送されていた。2012年10月19日の放送では、お笑い芸人大会・女性限定大会・男性限定大会でそれぞれの大会で活躍した芸能人が一堂に会した。なお、この大会以降は放送されていない。
2011年1月1日には、『新春オールスター歌がうまい王座決定戦スペシャル』と題して、番組史上初となる元日に放送された。ちなみに、対照的に同年12月31日には兄弟番組『大晦日はマル・マル・モリ・モリ! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦 祭りだ祭りだスペシャル』が放送された。
2011年より、従来のお笑い芸人の大会が夏のみ放送となり、春には女性芸能人のみで競う女性限定大会や男性芸能人のみで競う男性限定大会が放送された。他では、チャンピオン大会や総集編のVTR大会など、上記のオールスター芸能人の大会を含めて、さまざまな特別編が放送された。
2013年7月2日(火曜日)19:00 - 21:54に放送された『歌がうまい王座決定戦 チャンピオン大会』を最後に、2013年秋以降から放送がなくなっていたが、2015年7月17日(金曜日)21:00 - 22:52には『今夜復活! 歌がうまい王座決定戦』と題して、約2年ぶりに復活した。なお、司会は番組開始から約8年にわたり、くりぃむしちゅーが担当していたが、ヒロミと小島瑠璃子へバトンタッチした。また、兄弟番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』のスタジオを流用している。
2016年1月1日(金曜日)18:00 - 21:00には、『新春かくし芸大会』の後継番組として『超豪華歌うま正月SP 十八番で勝負!! 新春!オールスター対抗歌合戦』と題して、2011年1月1日放送の『新春オールスター歌がうまい王座決定戦スペシャル』以来の5年ぶりに元日に放送された。また、東軍と西軍に分かれて競う当番組史上初のチーム対抗戦で行われた。なお、司会は前回の2015年7月17日放送の『今夜復活! 歌がうまい王座決定戦』と同様のヒロミ、小島瑠璃子が引き続き担当したが、この回では小倉智昭、加藤綾子(フジテレビアナウンサー)も追加された。
2016年5月20日(金曜日)21:10 - 23:02[注釈 1] には、元日放送の『超豪華歌うま正月SP 十八番で勝負!! 新春!オールスター対抗歌合戦』を除き、約1年ぶりに通常のトーナメント戦の『歌がうまい王座決定戦』が復活第2弾として放送された。
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審査方法
- 審査員は9人、審査員1人につき3点の持ち点があり、赤と青の点数を振り分ける(赤3-青0、赤2-青1、赤1-青2、赤0-青3)。満点が27点と奇数の為、必ず勝敗がつくようになった(兄弟番組の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』、『お笑い芸人マジック王座決定戦スペシャル』も同様の審査)。
- パターンは下記の4パターンである。
『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル』での異なる点
- 以前より、「お笑い芸人」という冠名が付いているに関わらず、アイドル等のお笑い芸人以外の出場者も出始めたことから、2008年11月14日には『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル』として放送され、放送時間が通常の倍の4時間のため、通常の16組から増員した24組の芸能人が出演し、Aブロック・Bブロック・Cブロックの3ブロックでトーナメント形式で競った。優勝賞金は従来と異なり、500万円にアップしたが、副賞の車は無し。2009年10月30日の放送からは300万円に、2011年10月28日の放送は200万円にダウンした。
- 1回戦から準決勝は上記のルールだが、決勝は3人が進出するため、審査員はプラカードにて持ち点1点を3組のうちどれかに投票し、合計得点が1番多い者が優勝ととなる。仮に同点が複数名並んだ場合、審査員長が挙げた人が優勝となる(第3回)[注釈 2]。
- 「オールスター」の際は「お笑い芸人」と異なり、各ブロックの対戦カード発表シーンや出演者のインタビューシーンを挿入する他、その際にBGMとして映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲が使用されている[注釈 3]。
- 決勝戦は、2時間版ではAブロックとBブロックのそれぞれの勝者との一騎討ちなので、通常通り赤コーナーと青コーナーに分かれるが、オールスター(4時間版)ではAブロックとBブロックとCブロックのそれぞれの勝者が赤コーナーと黄コーナーと青コーナーに分かれる。詳細は下記通り。
『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦 チャンピオン大会』での異なる点
- 採点方法が従来の方法から、ゲージを操作する審査員1人あたり100点満点の採点となった。ゲージを上げると、モニターに表示されている炎が激しくなるというもので、歌が終わった段階での点数がその人の得点となる。
- 決勝戦は、2回戦を勝ち上がった6名が順に歌った得点のランキング形式で最後の人が歌った後の1位が優勝という形式である。
『歌がうまい王座決定戦スペシャル』(復活大会)での異なる点
- 2012年に放送再開した『ものまね王座決定戦』と同様、各審査員1人あたり100点満点の採点となった。10人の審査員の合計1000点満点で勝敗を決めた。
- 2016年5月20日の放送では、9人の審査員の合計900点満点で勝敗を決めた。
- 決勝戦は、「チャンピオン大会」と2013年12月放送回以降の「ものまね王座決定戦」と同様、2回戦を勝ち上がった4名が順に歌った得点のランキング形式で最後の人が歌った後の1位が優勝という形式である。
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番組テーマソング
放送データ一覧
要約
視点
※視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ。赤数字は最高視聴率、青数字は最低視聴率。
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司会
(2016年5月20日時点)
歴代の司会者
歴代審査員
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歴代出場芸人(芸能人)
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歴代優勝者
要約
視点
通常版
お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル
総集編
歴代王者緊急参戦スペシャル
特別編
オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル
新春オールスター歌がうまい王座決定戦スペシャル
女性限定大会
男性限定大会
チャンピオン大会
復活大会
チーム大会
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備考
- 番組のテーマ曲はケニー・ロギンス「Footloose」(映画『フットルース』挿入歌)。提供クレジット時のBGM、CMアイキャッチ、エンディングテーマで使われている。
- 2006年7月25日に放送された第5回では、不祥事によって所属していた吉本興業を解雇された、極楽とんぼの元メンバー・山本圭一が猫ひろし・ダチョウ倶楽部との対決で出演していたことから、山本の出演シーンをカットして予定通り放送。番組では随時「事情により内容を一部変更してお送りしております」という字幕を表示した(収録日は一切表示されていない)。ちなみに収録は2006年6月半ばであり、トーナメント表の山本の部分は空白処理され、ひな壇の山本には光沢のような処理が施されていた[注釈 13]。また、第20回でめちゃイケ新メンバーの「たんぽぽ」が参戦した際に「めちゃイケメンバーからの初の参戦者」と呼ばれているなど、番組内では山本の存在はなかったこととなっている[注釈 14]。
- 審査委員長は数回の欠席を除いて堺正章が担当、冒頭で審査員特別賞を示唆する「ネタ」がある(一度も設けられた事はない)。第10回はつんくが審査委員長になった。理由は堺本人が長期間の舞台の稽古と出演が組まれた為によるもので、同時期の『かくし芸大会』の堺演目も例年より早めて行った。2009年の第16回と第2回オールスター、2012年の第5回オールスターは南こうせつが審査委員長となった。
- 「オールスター芸能人 - 」は、通常の火曜放送ではなく、2008年11月14日金曜日になり放送時間も19:00 - 22:52(当時は通常の『金曜プレステージ』、『日本ルー列島』枠)の4時間放送となる。ただし、関西テレビ、東海テレビ、岡山放送は19時台、テレビ西日本は19時台と19時29分に、それぞれレギュラーのローカル番組を、沖縄テレビは特別番組(FNSソフト工場)を編成する都合により19:57からの3時間短縮版となった(東海テレビ・岡山放送では4:3SD規格での放送となった。3時間短縮版のネット局では字幕放送非対応)。そのため、中断のニュースが入るまで、曲の序盤がカットされている所があり、不自然な部分があった。またテレビ宮崎は金曜日のゴールデン・プライムの時間は日本テレビ制作の番組を同時ネットするため放送されなかったが、2009年1月1日の深夜0:49に放送された。
- 挿入のニュース枠は通常番組の『金曜プレステージ』の前半枠(その後のヒッチハイク分30秒CMと後半枠までの1分PT)と後半枠の間に放送された。
- 2009年10月30日金曜日19:00 - 22:48の放送でも同様の理由で一部放送局で19:57からの3時間短縮版となった。
- 石井慧は本番組に出場し、アニメソングを歌い世間を驚かせたいとの野望があると『HEY!HEY!HEY!』にVTR出演した際に語った。
- ちなみに前述のとおり、芸人たちは心に響く歌い方をするため、この番組が放送された次の日などに、番組で芸人が歌った歌の「着うた」のダウンロード数が激増することがある。
スピンオフ(お笑い芸人歌がへたな王座決定戦スペシャル)
- 同局のバラエティ番組『めちゃ2イケてるッ!』では2009年以降、当番組のパロディコーナー「お笑い芸人歌がへたな王座決定戦スペシャル」が行われていた。当番組のセットを流用しており、内容は「一番歌が下手(=音痴)なお笑い芸人」を決定する大会。
- 毎回、当番組の収録が終わった後に、収録されていた。当番組が朝から夜まで収録された後の、深夜から翌朝までこのコーナーが収録されていた。
- 優勝者への特典は、走行距離が廃車寸前になっている高級車など、一見豪華だがよく見ると貰っても困るような品ばかりで、それも自腹で買い取らなければならない(贈呈または視聴者プレゼントとしての罰金となる事もある)。そのため、当番組が100万円獲得に対して、このコーナーでは逆に100万円自腹であり、品物も「優勝賞品」ではなく「優勝特典」と紹介されている。
CD
2012年5月30日にポニーキャニオンから同番組の出演者から選ばれたメンバーが歌うコンピレーションアルバム『歌がうまい王座決定戦コンピレーション 〜歌うま7人衆〜』が発売された。楽曲はそれぞれが番組内で披露したもので、男性・女性の曲を1曲ずつカバーしている。
東京、大阪、愛知で発売イベントが行われた。
収録曲
CD
- White Love / ダブルネーム
- 流星 / ダブルネーム
- 古い日記 / AMEMIYA
- シェリー / AMEMIYA
- 尾崎豊の楽曲。
- 作詞・作曲:尾崎豊
- 離したくはない / つるの剛士
- M / つるの剛士
- プリンセス・プリンセスの楽曲。
- 作詞:富田京子、作曲:奥居香
- 2009年発売のつるののアルバム『つるのうた』と同じ音源。
- ONLY LOVE / 清水良太郎
- HOUND DOGの楽曲。
- 秋桜 / 清水良太郎
- Another Orion / JOY
- 藤井フミヤの楽曲。
- 作曲:藤井フミヤ、作曲:増本直樹
- オリビアを聴きながら / JOY
- キセキ / TKO
- GReeeeNの楽曲。
- 作詞・作曲:GReeeeN
- Story / 木下隆行(TKO)
- AIの楽曲。
- 作詞:AI、作曲:SOUL
- 雪の華 / 増田英彦(ますだおかだ)
- 心の旅 / ますだおかだ
- どんなときも。 / 歌うま七人衆
- 槇原敬之の楽曲。
- 作詞・作曲:槇原敬之
- この楽曲のみアルバム参加メンバー全員で歌っている。
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主なスタッフ
2012年5月29日時点
- ナレーション:垂木勉
- 作・構成:沢口義明、下田雄大、亀津雄介
- 踊り:花柳糸之社中、ダンシングオフィス西条
- TP:斉藤浩太郎
- SW:小川利行
- PA:溝口賢蔵
- レーザー:吉田哲巳
- マルチビジョン:米田繁樹
- カムリモート:野坂和重
- クレーン:長島直和
- 美術進行:服部孝志
- 大道具:豊田哲夫
- アクリル装飾:橋本順
- アートフレーム:三浦文裕
- 装飾:川合将吾
- 特殊装置:青木紀和
- 楽器:佐々木健一郎
- VTR編集:林奈緒、横山勇介
- 音響効果:川端智之、星遊助
- MA:吉田肇
- CG:町田保、富井真
- ペイント:吉沢真純
- 似顔絵:グレートインターナショナル
- 編成:塩原充顕
- AP:七十苅汐里、小暮美帆、児玉芳郎
- 演出:城間康男
- プロデューサー:安藤厚司
- チーフプロデューサー:渡辺俊介
- 制作統括:小松純也
- 技術協力:ニユーテレス、フジライティング・アンド・テクノロジイ、IMAGICA、ディークラフト、4-Legs、グスク
- 制作:フジテレビバラエティ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
歴代のスタッフ
ネット局
脚注
注釈
- 当初は、21:00 - 22:52に放送予定だったが、前番組の『リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選・女子』(
日本×
ドミニカ共和国)が10分延長したため、10分繰り下げで放送。
- ちなみに「1-4-4」で同点となり、「1」が審査委員長が挙げた人であった場合の措置は不明で、過去の大会において左記の様な結果になった事は無い。(ただ、第1回では7人目までが挙げた時点で里田-つるの-TKOが2-4-1となり、残る2人が里田に入れれば同点という状況で堺は里田に入れていたが、上田は「同点になればまた伺う」と発言しており、4-4-1になった場合は1の人に同点の2人でどちらか決めて貰うのではないかという説もある)
- 第19回以降、通常版(「お笑い芸人 - 」)でも行われるようになった。
- 番組途中でニュースを挿入。
- 東海テレビ・関西テレビは19:57に飛び乗り。
- テキサス・レンジャーズ投手・ダルビッシュ有の実弟。
- 女性では初。
- なお、実際には第13回大会の「フルーツポンチ vs. 渡辺直美」の「1-26」が歴代最低得点である。
- 品川庄司、タカアンドトシ、夙川アトム、ロバート、次長課長。それ以外は、スタジオにいた。
- しかし、たんぽぽが出演する以前の第12回においても同じくめちゃイケメンバーであるオアシズが出演しているため、山本の存在を抜きにしても「初の参戦者」という表現は誤りである。
関連番組
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル - 当番組の兄弟番組にあたるものまね番組。白組司会は今田耕司、紅組司会は東野幸治。
- ものまね王座決定戦 - 『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』の前身にあたるものまね番組。当番組同様、トーナメント形式で優勝者を決定する。
- めちゃ2イケてるッ! - 同番組で、当番組のパロディコーナー「お笑い芸人歌がへたな王座決定戦スペシャル」として行われている。当番組とは逆で歌がへたな(=音痴な)王者を決定する。
- 草彅剛の女子アナスペシャル - 同番組で、当番組の女子アナ限定大会としてカラオケコーナー「女子アナ歌がうまい王座決定戦」として行われている。フジテレビの女性アナウンサーの中の歌うま王者を決定する。
外部リンク
- 歌がうまい王座決定戦スペシャル - フジテレビによる番組公式ページ
- 歌がうまい王座決定戦スペシャル - 番組情報
- ものまね紅白★歌うま (@maneuta) - X(旧Twitter)
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