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エカテリーナ・マカロワ

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エカテリーナ・マカロワ
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エカテリーナ・マカロワEkaterina Makarova, ロシア語: Екатерина Валерьевна Макарова, 1988年6月7日 - )は、ロシアモスクワ出身の女子プロテニス選手。2013年全仏オープン2014年全米オープン2017年ウィンブルドン選手権女子ダブルスと2012年全米オープン混合ダブルスの優勝者。WTAツアーでシングルス3勝、ダブルス14勝を挙げた。自己最高位はシングルス8位、ダブルス1位。

概要 エカテリーナ・マカロワEkaterina Makarova, 基本情報 ...
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来歴

要約
視点

マカロワは6歳でテニスを始め、2004年にプロに転向。しばらくはITFのサーキット大会での下積みが続いた。2007年の全米オープンで予選を勝ち上がり、4大大会に初出場。1回戦でユリア・シュルフ英語版を 6-1, 0-6, 6-2 、2回戦で杉山愛を 6-4, 4-6, 6-2 で破りジュスティーヌ・エナンとの3回戦まで進出している。

2008年全豪オープン1回戦でアグネシュ・サバイを3-6, 6-4, 7-5 、2回戦でイボンヌ・モイスブルガー英語版を 6-3, 6-1 で破り3回戦に進出した。ウィンブルドンでは女子ダブルスでセリマ・スファー英語版と組んでベスト8に進出。全米オープンでは1回戦でアンナ・チャクベタゼを 1-6, 6-2, 6-3 、2回戦でエカテリーナ・ビシュコワ英語版を 3-6, 7-5, 6-3 で破り2年連続で3回戦に進出した。フェドカップ決勝のダブルスにも出場。ロシアの優勝が決まった後の試合であったが、エレーナ・ベスニナと組みスペインのビルヒニア・ルアノ・パスクアル&ヌリア・リャゴステラ・ビベス組に 6-2, 6-1 で勝利している。

2009年5月のフェズ大会で単複ともに決勝に進出。シングルスではアナベル・メディナ・ガリゲス(スペイン)に 0–6, 1–6 で完敗したが、アリサ・クレイバノワと組んだダブルスでソラナ・チルステア&マリア・キリレンコ組に 6–3, 2–6, [10–8] で勝利して、初めてのツアータイトルを獲得した。翌週のエストリル大会でもシングルスで決勝に進出。ヤニナ・ウィックマイヤーに 5–7, 2–6 で敗れ2週連続の準優勝となった。クレイバノワと組んだダブルスでウィンブルドンはベスト8、全米オープンはベスト4に進出している。

2010年全豪オープンヤロスラフ・レビンスキーと組んだ混合ダブルスでノーシードから決勝に進出。決勝では第1シードのカーラ・ブラック&リーンダー・パエス組に 5–7, 3–6 で敗れ準優勝となった。7月のイーストボーン大会では予選から勝ち上がり、ツアー3度目の決勝に進出。決勝でビクトリア・アザレンカに 7-6(5), 6-4 で勝利し、シングルスツアー初優勝を果たした。

2011年全豪オープン1回戦でアナ・イバノビッチを 3-6, 6-4, 10-8、3回戦でナディア・ペトロワを 6-2, 3-6, 8-6 で破り、4大大会初のシングルス4回戦に進出。4回戦では優勝したキム・クライシュテルスに 6-7(3), 2-6 で敗れた。全仏オープンでも4回戦に進出し、ビクトリア・アザレンカに 2-6, 3-6 で敗れた。

2012年全豪オープンでは1回戦でタマリネ・タナスガーンを 6-0, 2-6, 6-0 、2回戦で第25シードカイア・カネピを 6-2, 7-5 、3回戦で第7シードのベラ・ズボナレワを 7-6(7), 6-1 、4回戦では過去4度優勝の第12シードのセリーナ・ウィリアムズを 6-2, 6-3 で破り4大大会初のシングルスベスト8に進出した。準々決勝では第4シードのマリア・シャラポワに 2-6, 3-6 で敗れた。ダブルスでもアーラ・クドゥリャフツェワ英語版と組みベスト8に進出した。7月のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。エレーナ・ベスニナとのダブルスに出場しベスト8に進出した。準々決勝でリサ・レイモンド&リーゼル・フーバー組に 3-6, 3-6 で敗退した。

全米オープンではシングルスは3回戦でセリーナ・ウィリアムズに 4-6, 0-6 で敗れたが、ブルーノ・ソアレスと組んだ混合ダブルスで決勝に進出。クベタ・ペシュケ&マルチン・マトコフスキ組を6–7(8), 6–1, [12–10] で破って優勝した。

2013年全豪オープンでは3回戦でマリオン・バルトリを 6-7 (7), 6-3 6-4 、4回戦でアンゲリク・ケルバーを 7-5, 6-4 で破り2年連続でベスト8に進出した。準々決勝ではマリア・シャラポワに 2-6, 2-6 で敗れた。エレーナ・ベスニナとのダブルスではベスト4に進出した。全仏オープンでは1回戦でスベトラーナ・クズネツォワに 2-6, 4-6 で敗れたが、ベスニナと組んだダブルスでは決勝に進出し、サラ・エラニ&ロベルタ・ビンチ組を 7-5, 6-2 で破り大会初優勝を果たした。全米オープンでは4回戦でアグニエスカ・ラドワンスカを 6-4, 6-4 で破りベスト8に進出した。準々決勝で李娜に 4-6, 7-6(5), 2-6 で敗退した。

2014年2月のパタヤ大会でカロリナ・プリスコバを 6–3, 7–6(7) で破り4年ぶりのシングルス2勝目を挙げた。ウィンブルドンでは4回戦でアグニエシュカ・ラドワンスカ 6-3, 6-0 で破りベスト8に進出した。全米オープンでもベスト8に進出し準々決勝ではビクトリア・アザレンカを 6-4, 6-2 で破り4大大会シングルスで初めてベスト4に進出した。エレーナ・ベスニナと組んだダブルスでもマルチナ・ヒンギス&フラビア・ペンネッタ組を 2–6, 6–3, 6–2 で破り4大大会ダブルス2勝目を挙げた。

2015年全豪オープンでは準々決勝でシモナ・ハレプを 6–4, 6–0 で破りベスト4に進出。準決勝でマリア・シャラポワに 3–6, 2–6 で敗れた。2015年4月6日付のランキングで自己最高のシングルス8位を記録している。

2016年8月のリオ五輪ではベスニナとのダブルスでスイスのティメア・バシンスキー&マルチナ・ヒンギス組を 6–4, 6–4 で破り金メダルを獲得した。

2017年ウィンブルドン選手権女子ダブルスでは決勝で詹皓晴モニカ・ニクレスク組を 6–0, 6–0 で1ゲームも与えず完勝し、4大大会女子ダブルス3勝目を挙げた。マカロワとベスニナは全豪オープンでは2014年2018年の準優勝が最高でキャリア・グランドスラムを達成できなかった。

2018年6月11日付のランキングでベスニナと並んでダブルス1位になった。2019年2月のドバイ・テニス選手権が最後の大会出場になり2020年1月に31歳で現役を引退した[1]

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WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 5回 (3勝2敗)

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ダブルス: 36回 (15勝21敗)

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さらに見る 結果, No. ...
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4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

さらに見る 大会, 通算成績 ...

脚注

外部リンク

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