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エレーナ・リホフツェワ

ロシアのテニス選手 (1975 - ) ウィキペディアから

エレーナ・リホフツェワ
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エレーナ・リホフツェワElena Likhovtseva, ロシア語: Еле́на Алекса́ндровна Ли́ховцева, 1975年9月8日 - )は、ロシアの女子プロテニス選手。カザフスタンアルマトイに生まれる。4大大会の混合ダブルス部門で2002年ウィンブルドン2007年全豪オープンで優勝している。WTAツアーでシングルス3勝、ダブルス27勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス15位、ダブルス3位。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。既婚。

概要 エレーナ・リホフツェワElena Likhovtseva, 基本情報 ...

ロシア語人名の日本語表記に即したより正確な読みは「イリェーナ・リーハフツィヴァ」になる。

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来歴

要約
視点

1992年1月に16歳でプロ入り。1993年全米オープン4大大会にデビューする。シングルスでは2000年全豪オープン2002年ウィンブルドンでベスト8進出があったが、2005年全仏オープン女子シングルスで、29歳にして初の準決勝進出を果たした。そこでは同じ年のマリー・ピエルスに 1-6, 1-6 で完敗したものの、リホフツェワのプロテニス選手としての「息の長さ」を世界の観客に印象づける活躍だった。彼女は1994年ウィンブルドンから2007年全米オープンまで「54大会」4大大会女子シングルス連続出場記録を続けてきたが、その後は肩の故障に悩み、2008年全豪オープンの欠場により連続記録が途絶えた。これは杉山愛の62大会連続、フランチェスカ・スキアボーネの61大会連続に次ぎ、ナタリー・ドシーと並んで史上3位である。

リホフツェワはダブルスの名手としてよく知られ、女子テニスツアーでダブルス通算27勝を挙げている。1997年から1999年にかけては、日本の杉山愛とペアを組み、6つのダブルス・タイトルを獲得した。2000年全米オープンで、リホフツェワはカーラ・ブラックジンバブエ)と組んで初の4大大会女子ダブルス決勝に進出したが、杉山とアラール=デキュジスの組に 1-6, 6-1, 1-6 で敗れて準優勝になった。2004年、彼女はウィンブルドンを除く3大会で4大大会女子ダブルス決勝に進出した。パートナーはすべて同じロシアのスベトラーナ・クズネツォワと組んだが、すべての決勝戦でビルヒニア・ルアノ・パスクアルスペイン)&パオラ・スアレスアルゼンチン)組に敗れ、3大会とも準優勝に終わってしまう。2004年度の4大大会女子ダブルス決勝戦は「ルアノ・パスクアル&スアレス組が、リホフツェワ&クズネツォワ組に3戦全勝」の結果になった。その後も、リホフツェワは様々な選手たちとペアを組んで好成績を維持してきた。

混合ダブルスでのリホフツェワは、2002年ウィンブルドン2007年全豪オープンで優勝がある。2002年のウィンブルドンではインドマヘシュ・ブパシとペアを組み、決勝でケビン・ウリエットジンバブエ)&ダニエラ・ハンチュコバスロバキア)組を 6-4, 1-6, 6-1 で破り、初めての4大大会タイトルをここで獲得した。その後、リホフツェワは混合ダブルスでカナダダニエル・ネスターと組む機会が多くなったが、2006年全豪オープン2006年全仏オープンで2大会連続の混合ダブルス準優勝があった。2人は2007年全豪オープンの混合ダブルス決勝で、ベラルーシペアのマックス・ミルヌイ&ビクトリア・アザレンカ組を 6-4, 6-4 で破って優勝した。こうして、リホフツェワは5年ぶり2度目の4大大会混合ダブルス優勝を果たした。

リホフツェワは、2008年全米オープン女子ダブルス2回戦で敗退したのが最後の公式戦出場になっている。

リホフツェワはオリンピックのロシア代表選手としても、1996年アトランタ五輪2000年シドニー五輪2004年アテネ五輪の3度出場を果たしている。

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WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 8回 (3勝5敗)

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ダブルス: 56回 (27勝29敗)

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4大大会ダブルス優勝

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

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