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エーエム・ピーエム・関西
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株式会社エーエム・ピーエム・関西(エーエム・ピーエム・かんさい)は、かつて存在したコンビニエンスストア運営会社(エリア・フランチャイズ)。

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概要
近畿日本鉄道が87.5%、近鉄百貨店が12.5%出資する近鉄グループの子会社・株式会社エーエム・ピーエム・近鉄(エーエム・ピーエム・きんてつ)として設立され、当時ジャパンエナジー傘下(後にレックスグループ傘下)の株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンとの間でエリアフランチャイズを締結し、近畿エリアでコンビニエンスストア「am/pm」を展開していた。
2006年5月24日に、近鉄のグループ再編計画に伴い、『かっぱ寿司』を全国展開する回転寿司チェーンのカッパ・クリエイトグループに株式の90%が売却され[2]、11月には、社名を株式会社エーエム・ピーエム・関西に変更した。この当時、カッパ・クリエイト株式会社の子会社で惣菜小売事業を行う株式会社得得が、直接の親会社となっていた。
カッパ・クリエイト傘下になったことから、外食産業のノウハウを取り入れ、一部店舗で店内に厨房を作り、コンビニでは商品管理が難しいとされるにぎり寿司の販売を行うようになった[3]。またカッパ・クリエイトは、2010年6月にam/pm(関西)向けの弁当・おにぎり新工場(投資額15億円)を作るなど、好調なプライベートブランド(弁当・おにぎり)の生産力を増やすなどして、独自に事業のテコ入れを図っていた。
2009年2月28日時点で運営店舗は139店舗であったが、同年12月にフランチャイズ元であるエーエム・ピーエム・ジャパンが、ファミリーマートに買収(2010年3月合併)されたことに関連して、2011年4月にファミリーマートに吸収合併された[4]。なお、関西営業エリアの店舗は、2015年末まではエーエム・ピーエム・関西が営業出来る契約となっていたが、今回のファミリーマートへの経営統合により事実上この権利を破棄・解消し、am/pmブランド名義のコンビニエンスストアは2012年2月までにファミマへ転換される見通しとなった。そして2011年6月1日より旧am/pm店舗からファミリーマートへの転換が順次進められ、同年12月10日を以ってam/pm全店舗が閉店した[5]。
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沿革
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店舗展開していた地域
関連項目
鉄道事業者関連のコンビニエンスストア事業。
- JR九州リテール - JR九州駅構内、九州地区am/pmエリアフランチャイジー:2010年7月より順次、ファミリーマートへ転換。
- K PLAT - am/pmに代わり駅構内などに出店した近畿日本鉄道直営=近鉄リテールサービス(現・近鉄リテーリング)に運営委託していたコンビニ型大型売店。am/pmのフランチャイズ契約店も残っていたが、2011年8月よりファミリーマートに転換[6]。のちに近鉄駅売店(Pocketplat、Pocketplat mini)そのものも含めファミリーマートへ転換された。
- asnas - 阪急電鉄・阪神電鉄の駅構内および駅周辺にあるコンビニエンスストア。2021年よりローソンのフランチャイズに転換。
- アンスリー - 京阪電鉄・南海電鉄の駅にあるコンビニエンスストア。元は阪神も参加していた。南海電鉄系の店舗はセブン-イレブンのフランチャイズに転換された。
- ハートイン・デイリーイン - JR西日本の子会社が運営するコンビニエンスストア。2014年にセブン-イレブンとエリアフランチャイズを結び、左記ブランドの店舗は順次セブン-イレブンとのデュアルブランド形式の店舗に転換されている。
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脚注・出典
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