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エース (鞄)

日本の鞄メーカー ウィキペディアから

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エース株式会社: ACE Co.,Ltd.)は大阪府大阪市中央区博労町に本店、東京都渋谷区神宮前に本社を置く各種カバンの製造・販売会社である。自社製品以外も広く収集・展示する「世界のカバン博物館[※ 1]」(東京都台東区駒形)を運営している。

概要 種類, 本社所在地 ...
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概要

創業者の新川柳作が、1940年昭和15年)に大阪で創業した、鞄の製造販売を行う「新川柳商店」が始まりである。

かつては、サムソナイト・コーポレーションとライセンス契約を結んで、同ブランドの製品を40年間にわたり製造・販売していた。現在はサムソナイト社完全出資子会社の「サムソナイトジャパン」が日本での販売を継承している[2][3]。現在では、エース自社ブランドとしてスーツケースProtecA(プロテカ)やビジネスバッグのace.(エース)などを展開している。

アルファベットの小文字のaを図案化したものが、社章として用いられている。過去にはエースバッグとも呼ばれていた。かつてのテレビCMでは「いい旅いっしょに、エースバッグ」のサウンドロゴが流れていた。

1970年代には学生の間で、同社の「マジソンバッグ」が大流行した(「マディソン・スクエア・ガーデン#「マジソンバッグ」」参照)。また過去には、朝日放送制作・テレビ朝日系列で放送中の『新婚さんいらっしゃい!』や関西テレビ放送制作・フジテレビ系で放映されていた『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』など、桂三枝(現・六代目桂文枝)が司会を務めた番組のスポンサーを担当したことでも知られている。

アポロ計画でも使用されたゼロハリバートン社を買収した。この他1970年代半ばには、東京・銀座の三愛ビル近くにネオンサインを設置していたこともある。

大輪会の会員企業である[4]

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沿革

  • 1940年 「新川柳商店」として創業
  • 1950年 株式会社に改組
  • 1952年 「エース商標」を選定
  • 1954年 ナイロンバッグの新作発表会を開催
  • 1960年 生産部門として「エースかばん株式会社」を設立(現 エースラゲージ株式会社)
  • 1963年 現社名「エース株式会社」に改称[※ 2]
  • 1964年 シュワイダーブラザーズ社との技術提携契約が成立(現 サムソナイト社)
  • 1970年 日本万国博覧会・生活産業館へ「世界の旅と人形」をテーマに出展
  • 1971年 エースバッグ北海道赤平市工場が完成
  • 1975年 東京店内に「世界のカバン館」を開設
  • 1995年 エース物流サービス株式会社を設立
  • 2006年 米国・ゼロハリバートン社を買収
  • 2009年 東京本社を渋谷区神宮前に移転
  • 2010年 創業70周年節目の年に「世界のカバン館」を「世界のカバン博物館」として大幅リニューアル
  • 2012年 シンガポールエースを設立
  • 2014年 エースマレーシアを設立
  • 2016年 ゼロハリバートンチャイナを設立
  • 2019年 エース台湾を設立
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その他の事業所

  • 東日本カスタマーセンター:〒111-8655 東京都台東区駒形1-8-10(かつての東京本社)
  • 西日本カスタマーセンター:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-3-21

関連会社

  • エースラゲージ株式会社 - 製造・品質管理
  • エース物流サービス株式会社 - 物流
  • 株式会社エーストレーディング - OEM
  • エースサービス株式会社 - カスタマーサービス
  • エース商事株式会社
  • ACE ITALIA S.R.L.
  • SINGAPORE ACE PTE.LTD.
  • ACE HONG KONG LUGGAGE Co.,LTD.
  • ACE MALAYSIA LUGGAGE SDN.BHD.
  • ZERO HALLIBURTON Inc.
  • ZERO HALLIBURTON CHINA Co.,Ltd.

※その他、北海道赤平市中華人民共和国上海に製造拠点を置いている。

CMタレント

現在

過去

スポンサー番組

現在

  • 2020年10月以降無し。

過去

脚注

関連項目

外部リンク

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