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ゲッサン

小学館が発行する日本の漫画雑誌 ウィキペディアから

ゲッサン
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ゲッサン』(月刊少年サンデー、MONTHLY SHONEN SUNDAY、GET THE SUN!)は、小学館が発行する日本月刊少年漫画雑誌2009年5月12日創刊[2]。毎月12日発売[3]

概要 ゲッサン, ジャンル ...

概要

要約
視点

2009年(平成21年)5月12日[2]に同年6月12日発行の6月号として創刊した。『週刊少年サンデー』(WS)の編集長である林正人が同誌の編集長と兼任で創刊編集長を務めた。ただし、創刊企画者で後に2代目の編集長となる市原武法が創刊時より編集長代理を務めており[4]、当初から市原が次期編集長に就任する予定であった[5]。創刊号に掲載された創刊挨拶も市原が執筆している[4]

創刊号は28万部、ターゲットは中高生以上を中心として幅広い年齢層としている[6]

創刊に先立ち、2009年2月25日には公式サイト『ゲッサンWEB』を設立し[7]、3月4日発売[8]の『WS』2009年14号でカラーの折り込み告知を行なった。公式サイトでは発売に向けて毎週水曜日に更新を行ない、徐々に創刊号での執筆陣および掲載作品を発表していった[9]。創刊前より「漫画力絶対主義」をキャッチコピーとして使用する[10]。また「男の子が自立するために絶対必要なふたつのキーワード」としてアイデンティティー「愛と勇気」を掲げている[4]。マスコットキャラクターとしては『WS』と同じ、Sマークのヘルメットをかぶったナマズが使用されている。創刊時には首都圏などの電車内で横2連の吊り広告を実施した(レイアウトは『QあんどA』のカットとキャッチコピーを中央に配置し、掲載作家名を左右に並べ、中央下部にポログラム貼りした本誌名を大見出しにしたもの)。

『サンデー』系列の少年誌としては、長年『週刊少年サンデー超』等の『WS』の増刊号を月刊・隔月刊で定期発行していたが、独立誌としての月刊発行は1974年(昭和49年)に休刊した『別冊少年サンデー』以来35年振りとなる。なお、この増刊誌と『ゲッサン』には特に前身誌といった関係はない。本誌の創刊により『ジャンプ』・『マガジン』・『サンデー』・『チャンピオン』の全ての週刊少年漫画雑誌が同名の月刊誌を持った経験を有することとなった[11]

連載作品の外伝などのオリジナル作品を掲載するなど、積極的なサイト展開を予定している[12]。2011年7月に、連載作品の『ここが噂のエル・パラシオ』(あおやぎ孝夫)が同年秋からテレビドラマ化されることが本誌2011年8月号で発表され(後に「ドラマ24」枠で10月7日から放送されることが決定)、本誌初の映像化作品となる。

公式サイト『ゲッサンWEB』では作品紹介のページに作家や編集部への感想や、要望などのファンメールが簡単に受け付けられるようにメールフォームが設置されている。なお、『WS』の公式サイトである『サンデーWEB』でも同様に作られており、読者からの声を受け付けている。

『サンデー』系列の雑誌の中でも、特に新人育成に力を入れている雑誌で、月例賞である「GET THE SUN 新人賞」で受賞した新人作家の読切を積極的に掲載したり、連載させたりしている。また、2013年4月号より新人作家の読切を中心とした別冊付録「ゲッサンmini」を定期的に付録としていたが、2018年4月号付録分をもって刊行を終了した。

刊行より定価は500円であったが、2014年1月号(発売は前年12月)から550円へ値上げされた。

2016年7月13日に発売された2016年8月号より電子版の配信が開始された[13]

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歴代編集長

  1. 林正人:2009年6月号(第1巻第1号、通巻1号、創刊号) - 2010年8月号(第2巻第8号、通巻15号)
  2. 市原武法:2010年9月号(第2巻第9号、通巻16号) - 2015年8月号(第7巻第8号、通巻75号)
  3. 鳥光裕:2015年9月号(第7巻第9号、通巻76号) - 2018年8月号(第10巻第8号、通巻111号)
  4. 星野文彦:2018年9月号(第10巻第9号、通巻112号)[注 1][1] - 不明
  5. 袖崎友和:不明[14] - 現職

連載漫画

要約
視点

  • 連載中の作品については太字で表記。
  • 最左列の通し番号は便宜的な物であり意味を持たない。
  • 開始号・終了号については年数と号数を「.」で区切って示す。
    • 例:2009年6月号 → 2009.06
  • 本一覧はソート可能なテーブルを使用している。
    • デフォルトでの表示順は連載開始順。開始号が同じ場合には掲載順とした。
    • 「作品名」・「作者(作画)」・「原作者など」の3列は五十音順にソートされる。
    • ソート時の便宜のため「見出しの用の行」をデータに混在させている。この見出し行は昇順ソート時にのみ正確に働き、昇順ソート時に末尾に移動した行はそのソート条件では意味を持たない。例えばデフォルト時に末尾にある「連載中」の見出し行にはその状態では意味はなく、終了号列で昇順ソート時にのみ意味を持つ。
    • ソート結果をデフォルト状態に戻すには、最左列で昇順でソートする。

2025年4月12日(2025年5月号)現在連載中 見出し(非データ)
さらに見る 作品名, 作者(作画) ...
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連載小説

映像化作品

アニメ化

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さらに見る 作品, 年 ...

テレビドラマ化

さらに見る 作品, 放送年 ...

実写映画化

さらに見る 作品, 公開年 ...
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発行部数

さらに見る 1〜3月, 4〜6月 ...
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新人賞

要約
視点

小学館新人コミック大賞」の少年部門が対象になるほか、月例賞として「GET THE SUN 新人賞」を開催している。「GET THE SUN 新人賞」は、通巻号数と同回の応募締め切りが発売日にあり、締め切り月から2ヶ月後に発表される(例えば、通巻47号の発売日である2013年3月12日に第47回募集締め切り、同年5月発表[33])。第72回までの時点で[注 3]グランプリの受賞者は1人も出ていないが、準グランプリを受賞した9人の内から、森茶、マツセダイチ、中原開平、熊谷祐輝、きゅっきゅぽん、ゆずチリ、島﨑結太が既に連載デビューしている。

小学館新人コミック大賞 本誌でデビュー済みの入賞者

  • 佐伯幸ノ助(第65回 少年部門 入選)
  • 梅内創太(第66回 少年部門 入選)
  • 田岡りき(第67回 少年部門 入選)
  • 佐和ヒサシ(第67回 少年部門 入選)
  • 泉尾アキ(第68回 少年部門 佳作)※受賞時のペンネームは陵名紅
  • 山本崇一朗(第69回 少年部門 佳作)
  • 門司雪(第70回 少年部門 入選)
  • きゅっきゅぽん(第71回 少年部門 入選)
  • Mizumo(第71回 少年部門 佳作)
  • ゆずチリ(第72回 少年部門 入選)
  • 源素水(第72回 少年部門 佳作)
  • 神奈(第72回 少年部門 佳作、第74回 少年部門 入選)
  • 麻貴早人(第73回 少年部門 大賞)
  • 晴十ナツメグ(第73回 少年部門 佳作)
  • 花城黒和(第73回 少年部門 佳作)
  • 得津宏太(第74回 少年部門 佳作)
  • かとそん(第74回 少年部門 佳作)※受賞時のペンネームはカロト
  • 井上まい(第74回 少年部門 佳作)
  • 犬養友(第75回 少年部門 入選)
  • 工藤舞(第75回 少年部門 佳作)
  • 渡辺三沙紀(第75回 少年部門 佳作)
  • 有吉史織(第76回 少年部門 入選)
  • 北屋けけ(第76回 少年部門 入選)
  • 鈴木亮平(第76回 少年部門 佳作)
  • 伊藤尊優(第76回 少年部門 入選)
  • 高橋景吾(第77回 少年部門 入選)
  • とみもと祐理(第77回 少年部門 佳作)※受賞時のペンネームは富元祐理
  • くがふたつ(第77回 少年部門 佳作)※受賞時のペンネームは九ヶ二
  • 仲沢ゆうか(第78回 少年部門 佳作)
  • 舟本絵理歌(第78回 少年部門 佳作)※受賞時のペンネームは舟本鉄彦

GET THE SUN 新人賞 本誌でデビュー済みの入賞者

  • 森茶(第1回 準グランプリ)
  • 梅内創太(第1回 佳作)
  • マツセダイチ(第3回 準グランプリ)
  • 瀬戸ミクモ(第3回 佳作)※受賞時のペンネームはセト ミクモ
  • 田中優樹(第4回 佳作)
  • かんばまゆこ(第4回 選外佳作、第7回 佳作)※受賞時のペンネームは神庭麻由子
  • 雪丸(第4回 選外佳作、第9回 準グランプリ)
  • 秋山直之(第5回 佳作)
  • 田岡りき(第5回 佳作)
  • Mizumo(第5回 選外佳作、第13回 佳作)
  • 佐和ヒサシ(第8回 佳作)
  • TALI(第12回 選外佳作)※受賞前に『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にてデビュー済み
  • 中原開平(第18回 準グランプリ)
  • 美里あづさ(第18回 選外佳作、第22回 選外佳作、第27回 選外佳作、第29回 佳作)※受賞時のペンネームは古屋梓
  • 斉藤ゆう(第20回 佳作)
  • 神奈(第21回 選外佳作、第24回 選外佳作、第35回 選外佳作、第40回 佳作)
  • 山本崇一朗(第27回 佳作)
  • 熊谷祐樹(第34回 準グランプリ)
  • きゅっきゅぽん(第35回 選外佳作、第36回 佳作、第42回 準グランプリ)
  • ゆずチリ(第37回 選外佳作、第39回 選外佳作、第44回 準グランプリ)
  • かとそん(第37回 選外佳作、第41回 佳作)※受賞時のペンネームはカロト
  • 工藤舞(第38回 選外佳作、第45回 佳作)
  • 麻貴早人(第46回 佳作)※受賞時のペンネームは浅野早貴
  • 犬養友(第46回 選外佳作、第58回 選外佳作、第61回 選外佳作)
  • 村松まつり(第47回 佳作)
  • 有吉史織(第47回 選外佳作、第51回 選外佳作、第55回 選外佳作、第61回 佳作)
  • 泉尾アキ(第49回 選外佳作)
  • 小林安曇(第50回 佳作)※受賞時のペンネームは安曇和太郎
  • 花城黒和(第50回 選外佳作)
  • 晴十ナツメグ(第51回 佳作)
  • 得津宏太(第52回 選外佳作)
  • 井上まい(第53回 佳作)※受賞時のペンネームは井上麻衣
  • 吉川皓也(第53回 佳作)
  • 藤井ゆづる(第57回 佳作)
  • 打江広祐(第57回 選外佳作、第61回 佳作)
  • 渡辺三沙紀(第57回 選外佳作、第61回 佳作)
  • 藤本優(第60回 佳作)
  • 舟本絵理歌(第62回 佳作)※受賞時のペンネームは舟本鉄彦
  • 島﨑結太(第64回 準グランプリ)
  • 鈴木亮平(第64回 選外佳作、第67回 佳作)
  • 繭住翔太(第66回 佳作)
  • 北屋けけ(第68回 佳作)
  • 伊藤尊優(第69回 選外佳作)
  • (第70回 準グランプリ)
  • くがふたつ(第70回 佳作)※受賞時のペンネームは九ヶ二
  • 高橋景吾(第73回 佳作)
  • とみもと祐理(第73回 佳作)※受賞時のペンネームは富元祐理
  • 仲沢ゆうか(第80回 準グランプリ)
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脚注

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関連項目

外部リンク

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