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ゲーム (映画)
デヴィッド・フィンチャーによる1997年の映画 ウィキペディアから
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『ゲーム』(原題: The Game)は、1997年公開のアメリカ映画。主演 マイケル・ダグラス、ショーン・ペン。監督はデヴィッド・フィンチャー。
ストーリー
サンフランシスコの投資銀行経営者ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に弟のコンラッド(ショーン・ペン)から"CRS(Consumer Recreation Services)"という会社が提供する“ゲーム”の招待状を受け取る。
―「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」―
登場人物
- ニコラス・ヴァン・オートン
- 演 - マイケル・ダグラス
- 投資銀行業を営む大企業の社長。48歳。誕生日は10月11日。離婚歴があり、幼い娘もいる。大きな屋敷に住んでいる。優秀で現実的だが人付き合いが殆どない孤独な人物。弟のコンラッドに「CRSクラブ」のカードを渡されたことが物語の切っ掛けとなる。
- コンラッド・ヴァン・オートン
- 演 - ショーン・ペン
- ニコラスの弟。人生を楽しむ有意義な性分だが母親の死後に薬物依存症になり精神科に通っている。喫煙者で禁煙場所でも喫煙したがる愛煙家。兄に「CRSクラブ」を紹介する。
- クリスティーン
- 演 - デボラ・カーラ・アンガー
- レストランのウェイトレス。ニコラスと関わり、事件に巻き込まれる。
- ジム・ファインゴールド
- 演 - ジェームズ・レブホーン
- 「CRSクラブ」の部長。
- サミュエル・サザーランド
- 演 - ピーター・ドゥナット
- ニコラスと懇意にしている顧問弁護士。
- エリザベス
- 演 - アンナ・カタリーナ
- ニコラスの元妻。医者と再婚し、妊娠中。ニコラスには別れていても誕生日に電話を掛けるなど気に掛けている。
- イルサ
- 演 - キャロル・ベイカー
- ニコラスの家の家政婦。ニコラスの父の代から働いている。
- アンソン・ベア
- 演 - アーミン・ミューラー=スタール
- ニコラスの経営する会社の系列会社の社長。会社に損失をもたらしたとして解雇されそうになっている。
- マリア
- 演 - エリザベス・デネヒー
- ニコラスの秘書。ニコラスが事件に巻き込まれた時も調査に協力した。
- ニコラスの父
- 演 - チャールズ・マーティネー
- 故人。48歳の時に飛び降り自殺をした。ニコラスはこのことを気に病んでおり、特に父の享年となった48歳になったことで尚更、気にするようになった。
- ニコラスの母
- 演 - フロランティーヌ・モカヌ
- 故人。物語開始前の数年前に亡くなった。
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キャスト
※ 2020年12月2日発売の「ユニバーサル思い出の復刻版Blu-ray Disc」には、テレビ朝日版の日本語吹替音声が収録されているが、ソフト版の日本語吹替音声は未収録[2]。
作品解説
プロデューサーのジョナサン・モストウが監督、ブランカートとフェリスが脚本を書いた映画『ターミネーター3』にもCRSという略称の組織を登場させている。また、デボラ・カーラ・アンガーが演じたクリスティーンの役を、当初はジョディ・フォスターが出演を希望していたが、年齢の違いやアカデミー賞女優がウェイター役というのは怪しすぎるということで検討しているうちに、本人から別の仕事で辞退があったとフィンチャーは証言している[3]。
評価
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは62件のレビューで支持率は77%、平均点は7.40/10となった[4]。Metacriticでは19件のレビューを基に加重平均値が61/100となった[5]。
本作は一部で熱狂的に支持され、映画雑誌「ぴあムービーランキング{20→21世紀}アクション伝説」ジャンル別ベスト100 サスペンス・ミステリー編で第6位となっている。
参考文献
- アダム・ネイマン『デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム』井原慶一郎訳、ポン・ジュノ序文、DU BOOKS、2023年2月
関連項目
- ヨハネによる福音書|第9章25節
- 聖餐式
- 「ものまね鳥を殺すには」(邦題「アラバマ物語」)
出典
外部リンク
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