トップQs
タイムライン
チャット
視点

ショーン・ケイシー

アメリカの野球選手 (1974 - ) ウィキペディアから

ショーン・ケイシー
Remove ads

ショーン・トーマス・ケイシーSean Thomas Casey, 1974年7月2日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ウィリンボロ・タウンシップ出身の元プロ野球選手一塁手)、野球解説者、野球指導者。右投左打。

概要 ニューヨーク・ヤンキース コーチ, 基本情報 ...
Remove ads

経歴

要約
視点

プロ入り前

少年時代にあこがれていた選手はケイシーと同じ守備位置であるウィル・クラーク一塁手だった[1]リッチモンド大学へ進学し、1995年にコロニアル・アスレチック・カンファレンスの最優秀選手に選出された[2]

プロ入り後

1995年6月に行われたドラフトでは2巡目でクリーブランド・インディアンスから指名され入団。1997年9月12日にメジャーデビュー。

1998年3月30日にデーブ・バーバとのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍[3]。4月2日に打撃練習中に送球が顔に当たり、右目周囲を骨折し20針を縫い、故障者リスト入りとなった[4]。その後復帰を果たし、96試合に出場。

1999年は4月から6月の月間打率が3割7分を上回り、ラリー・ウォーカーらと首位打者と争った。1941年テッド・ウィリアムズ以来の4割打者に挑戦する1人として挙げられた[1]オールスターゲームに選出された。7月から9月の月間打率は3割を下回った。151試合に出場し、打率.332(リーグ4位)、25本塁打、99打点を記録した。オフにハッチ賞を受賞した。

2002年2003年は打率3割を下回ったが、2004年は前半戦で打率.352の活躍で3年ぶりにオールスターに選出された。最終的に打率は.324で、自己最多の44二塁打を記録した。シーズン終了後の10月29日に球団は3年契約がまだ1年残っていたにもかかわらず、2006年の850万ドルのオプション行使した[5]

2005年は、前年の24本塁打から9本塁打と2年連続2桁本塁打をストップさせてしまうなど、長打は軒並み減ったが、ナ・リーグ5位となる打率.312を記録。守備に就いた134試合(先発出場は132試合)で、失策を昨シーズンの1/4となる2つに抑えた。9月16日の一塁守備の際、打者走者の肘が顔に当たって失神[6]。シーズンを終えることとなった。12月8日に、金銭およびデーブ・ウィリアムズとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[3]

概要 映像外部リンク ...

2006年シーズン途中の7月31日にタイガースへブライアン・ロジャースとのトレードで移籍[3]。初のア・リーグ在籍となるタイガース移籍後は低調で、デビュー戦の5月31日以来の本塁打を含む5本塁打を放ったものの、打率.245と不振に陥った。その一方で、守備面では51試合(先発出場は47試合)で2失策と持ち前の安定感を見せた。また、8月24日のシカゴ・ホワイトソックス戦では、左前安打を放ったものの、本人が三直と思い込み、一旦走るのを止めたため、左ゴロを記録した[7]

2007年は、開幕から正一塁手として打率.296を記録し、一塁守備に就いた131試合(先発出場は105試合)で2失策と堅実さを見せた。また、3年ぶりの盗塁も成功させた。オフにFAとなり、2008年2月5日にボストン・レッドソックスと1年契約。一塁手の控えやデービッド・オルティーズ不在時の指名打者として69試合に出場し、打率.322を記録した。

2009年1月25日に現役引退を表明した。

引退後

MLBネットワークに勤めることが決定していた[8]。以降、15年間に及んで野球解説を務めた[9]

2023年7月10日にニューヨーク・ヤンキースの打撃コーチに就任した[10]。シーズン終了までの契約となる[9]。これまでの指導者としての経験は一切無い[9]

Remove ads

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

背番号

  • 52(1997年)
  • 21(1998年 - 2005年、2006年途中 - 2007年)
  • 25(2006年 - 同年途中)
  • 22(2008年)
  • 72(2023年7月10日 - 同年終了)
Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads