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ソニック・スピンボール

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ソニック・スピンボール』は、1993年12月10日に日本のセガ・エンタープライゼスから発売されたメガドライブコンピュータピンボール。日本国外では『Sonic the Hedgehog Spinball』のタイトルで発売された。

概要 ジャンル, 対応機種 ...

同社の『ソニックシリーズ』(1991年 - )に登場するキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」がピンボールのボールになって、ドクター・エッグマンの要塞を攻略していく。ステージのどこかに隠されているカオスエメラルドを全て獲得するとボスへ行けるようになる。ボスを倒すと、ボーナスステージが始まり、それが終わると次のステージに進む。尚、カオスエメラルドは1~2ステージは3つ、3~4ステージは5つある。メッセージは上部に表示され、英語で知らせてくれる。

開発はアメリカ合衆国の「セガテクニカルインスティチュート」が行い、プロデューサーはアーケードゲーム『忍 -SHINOBI-』(1987年)を手掛けた菅野豊、ディレクターは後にメガドライブ用ソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』(1994年)を手掛けたロジャー・ヘクター、ゲーム・デザインは後にメガドライブ用ソフト『コミックスゾーン』(1995年)を手掛けたピーター・モラウィエクおよびメガドライブ用ソフト『カメレオンキッド』(1992年)を手掛けたホイト・ウン、音楽は後にメガCD用ソフト『ジュラシックパーク』(1994年)を手掛けたバリー・ブルムおよびブライアン・コバーンが担当している。

欧米では1994年にゲームギア、1995年にセガ・マスターシステムに移植された。2007年Wii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された他、2010年iOS用ソフトとして配信された。オムニバスソフトへの収録は、欧米においてのみゲームボーイアドバンス用ソフト『Sega Smash Pack』(2002年)に収録された他、日本も含めてゲームキューブ用ソフト『ソニック メガコレクション』(2002年)、PlayStation 2およびXbox用ソフト『ソニック メガコレクション プラス』(2004年)、PlayStation 2およびゲームキューブ用ソフト『ソニック ジェムズ コレクション』(2005年)などに収録された。

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ゲーム内容

システム

立っている時
  • 方向ボタンの左右で移動、方向ボタン上下でスクロール。ボタンでジャンプ。
  • 下を押した状態でA,B,Cのいずれかのボタンを押すとスピンダッシュする。
ボールになっている時
  • Aボタンで左、Bボタンで右、Cボタンで両方のフリッパーを動かす。ソニックが飛んでいる時は方向ボタン左右でコントロールできる。

ステージ構成

全4ステージ構成となっている。以下の名前はステージ名。

  • 1ステージ TOXIC CAVES(トキシックケイブ)
  • 2ステージ LAVA POWERHOUSE(ラバパワーハウス)
  • 3ステージ THE MACHINE(ザ マシーン)
  • 4ステージ SHOWDOWN(ショーダウン)

ボーナスステージ

  • 1つ目
    • 7つのカプセルを当てて動物を救出するとクリア。その中にはテイルスもいる。真ん中にエッグマンが立ちはだかる。
  • 2つ目
    • エッグマンの顔をしたロボットが登場。4つの歯をピンボールで当てて除去するとクリア。
  • 3つ目
    • まず機械の周りにいるScratchをピンボールで当てて倒さなければならない。その後、機械本体に何回か当てて壊せばクリア。
  • 4つ目
    • 機械に乗ったニワトリの奥にバンパーを持った宇宙人がいる。それにボールを当てて倒せばクリア。なお、このボーナスステージはステージ内のリングをすべて集めると出現するワープホールからしか入れない。

ミスの条件

ソニックがフリッパーの下に落ちてしまうとミスになるが、下に台があれば、ミスを回避できる。ただし、台の上に乗ったままでいると敵に襲われるときがあるのですばやく回避すること。

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移植版

さらに見る No., タイトル ...
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スタッフ

  • 開発スタッフ
    • ゲーム・コンセプト:ピーター・モラウィエク
    • プログラミング:デニス・コブル、リー・アクター、ケン・ローズ、スティーブ・ウォーター、ジェイソン・プラム、アール・ストラットン、デイヴ・サナー、スコット・チャンドラー
    • ゲーム・デザイン:ピーター・モラウィエク、ホイト・ウン
    • アート:佐藤勝彦、トム・ペイン、クレイグ・スティット、ブレンダ・ロス、カート・ピーターソン
    • 音楽、効果音:ブライアン・コバーン、バリー・ブルム、ハワード・ドロシン、OUI MULTIMEDIA
    • テスター:ジョー・ケイン、ウェスリー・ギッテンズ、リック・グリア、カーク・ロジャース、ダニエル・ダン、デヴィッド・フォースター、サイモン・ルー、スティーブ・ボーデット、ケーシー・グリム、ジェイソン・クオ、マイク・ベンチ、ビル・パーソン、ダーモット・ライオンズ
  • 管理スタッフ
    • プロデューサー:菅野豊
    • アートディレクター:ジョン・ダガン
    • ディレクター:ロジャー・ヘクター(セガ・テクニカル・インスティテュート)
    • マーケティング:ダイアナ・フォーナジア、フランス・タンティアド、トム・アブラムソン

評価

さらに見る 評価, レビュー結果 ...
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では8・7・6・7の合計28点(満40点)になっている[10]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.7点(満30点)となっている[14]
さらに見る 項目, 総合 ...
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「ソニックの特徴を捉えて落とし込んだ佳作」と肯定的に評価した[15]
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関連項目

脚注

外部リンク

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