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バレーボール・ワールドリーグ

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FIVBバレーボール・ワールドリーグ英語: FIVB Volleyball World League)は、かつて開催されていた国際バレーボール連盟主催の男子ナショナルチームによるバレーボールの国際リーグ大会である。

概要 開始年, 終了年 ...

歴史・概要

大陸のランキング上位チームが集う大会。1990年日本大阪で第1回大会が開幕。国際バレーボール連盟主催のバレーボール大会の中では歴史は浅いものの、毎年開催されているため、最も開催数の多い大会となった。

賞金総額は1990年大会の100万ドルから始まり[1]、2000年大会で1000万USドル[1]、2008年大会で2000万USドルに達した[2]。2014年大会では総額690万USドルの賞金が支払われた[3]

出場枠は2006年大会から16チームに拡大され、世界各大陸を代表する強豪が出場。2007年に前回大会で観客動員数の少なかったチームを次回大会で除外することが決定し、これにより、2009年大会ではエジプトが除外対象となり、3年ぶりにアフリカ大陸の出場チームがなくなった。

さらに、2009年大会から主催者推薦(ワイルドカード)による決勝ラウンド進出のシステムが無くなり、新たにポイント制が導入され、勝点数により最終順位が決定されることになった。1位から14位までは自動的に次回大会への出場権が得られるが、15位、16位のチームは2010年大会から行われる予選で出場資格を得なければならない。

2013年大会から18チームに拡大され、世界ランキングによるグループ分けが導入された。

2014年大会は28チームに拡大(2013年12月発表)[4]。さらに2015年大会は32チームに拡大される[5]。さらに2016年大会から36チームに拡大される。

2018年からはバレーボールネーションズリーグに模様替えするため、2017年大会を以て終了となった[6]

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試合方式

5月から7月にかけて毎週末に行われる予選リーグの「インターコンチネンタルラウンド」と、その上位チームにより7月に出場国のうち事前に決められた国で行われる「ファイナルラウンド」の2本立てで構成されている。

インターコンチネンタルラウンド
出場18チームを6チームずつ3組に分ける。その際、世界ランキング上位12チームをさらに2組に分けたプールA、プールBと下位6チームのプールCに分ける。各週末3日間で2試合同一カードを行う形で2回戦の総当たり戦を行う。プール内でのランキング上位3カ国は3週(6試合)、下位3カ国は2週(4試合)がホームゲーム[7]となる。
ファイナルラウンド
開催国及びプールA・Bの各上位2カ国、プールCの最上位チームの6チームが進出。1回戦総当たりで優勝を争う。

ポイント制

「3-2-1ポイント制」といわれる以下のルールで勝ち点数が与えられる。

  • セットカウントが「3-0」、「3-1」(即ち第4セットまで)の場合、勝者は3ポイント獲得、敗者は0ポイント。
  • セットカウントが「3-2」(第5セットまで持ち越される)の場合、勝者は2ポイント獲得、敗者は1ポイント獲得。
  • 勝利数が並んだ場合は、「勝ち点」、「得点率」、「セット率」、「当該チーム間の直接対決の結果」の優先順位により、最終順位を決定する。

歴代大会結果

  • 数: 本戦の参加チーム数
さらに見る 開催年, 数 ...
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日本における放送体制

数年の周期で女子のバレーボール・ワールドグランプリと交互にTBSテレビフジテレビジョンが放映権を取得していた。

2001年から2003年まではフジテレビが中継した。2004年から2006年まではTBSが日本国内中継権を持ち、日本戦のホームを中継。CSのスポーツ・アイ ESPN(現・J SPORTS)では日本戦全試合及び準決勝・決勝などを中継した。2007年からは2年おきにTBS系列とフジテレビ系で放送している。2016年はCSフジテレビNEXTで予選ラウンド第1週・大阪大会日本対キューバ戦を生中継・再放送の2回、そして大阪大会の日本戦3試合のハイライトを地上波で放送した。

FIVB WEB TV(YouTube公式)にて全世界向けに生中継も行われた。(一部の国・地域を除く)

脚注

関連項目

外部リンク

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