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パトリック・スチュワート

イギリスの俳優 ウィキペディアから

パトリック・スチュワート
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サー・パトリック・ヒューズ・スチュワート(Sir Patrick Hewes Stewart, OBE1940年7月13日 - )は、イギリス俳優ヨークシャー州出身。

概要 パトリック・スチュワート Patrick Stewart, 本名 ...
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来歴

父親はイギリス陸軍所属の士官。兄が2人いる[2][3]。イギリスの名門シェイクスピア劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにて主演俳優を務めた。

1979年の「アントニーとクレオパトラ」でローレンス・オリビエ賞(助演男優賞)を受賞した。

1984年渡辺裕之主演の映画『ウィンディー』に出演。

1987年にテレビドラマ『新スタートレック』の「ジャン=リュック・ピカード艦長」役に起用される。以後、同番組の大ヒットとともに、ピカード艦長を演じたパトリック・スチュワートとして広く知られるようになる。

1995年の「プロコフィエフ:ピーターと狼」でグラミー賞(子供向け最優秀朗読作品)を受賞した。

2000年には、映画『X-メン』にてプロフェッサーXを演じ、同シリーズにおいても欠かすことのできない俳優となった。

2004年11月からイングランド北部のハダースフィールド大学で学長を務めている[4]

2007年にはオックスフォード大学の客員教授として招かれてもいる。

2008年にはハダースフィールド大学の演劇科の教授に招かれた[5]

2010年6月、ナイトに叙任された[6]

2017年に『LOGAN/ローガン』に出演し、以降はX-メンシリーズに出演しないことを発表した[7]。同作に出演したことにより、共演したウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンと共に2000年の『X-MEN』から2017年の『LOGAN/ローガン』までの最も長期でマーベルのキャラクターを演じた俳優(16年232日)として当時ギネス世界記録に認定された[注 1]

2018年8月には、自身が新しいスタートレックのシリーズで映画のネメシス以来17年ぶりに、ジャン=リュック・ピカードを演じると発表した[9]

2022年に公開された『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で再びプロフェッサーX役を演じ、21年296日で再び当時のギネス世界記録を更新した[10][注 2]

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人物

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身俳優だけあって、元々格調高いキングスイングリッシュの話し手だが、アメリカ合衆国での生活も長かった。長年ロサンゼルスに住んでいたが、2004年にイングランドに帰国した[12]

声優としても活動し、『チキン・リトル』、『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』など、さまざまな映画・アニメ・ゲーム作品に出演した。アメリカ合衆国版『風の谷のナウシカ』ではユパの声を担当している。

家族

1966年に5歳年下の英国女優シェイラ・ファルコナー(Sheila Falconer)と結婚。『新スタートレック』に起用された後は家族のいるイギリスとアメリカを往復していたが徐々に米国滞在が増えた後の1990年に離婚[13]。2000年に米国のプロデューサーで14歳年下のウェンディ・ノイス(en:Wendy Neuss)と再婚。彼女はパトリック・スチュワート主演テレビ作品の製作総指揮を複数こなしており、『新スタートレック』のプロデューサー共同代表を務めた他に、パトリック・スチュワートと共同で映画会社も設立するなど長らくビジネスパートナーだった。だが2003年に離婚した[13][14]。2013年にイアン・マッケラン立ち合いで38歳年下の米国歌手サニー・オゼル(en:Sunny Ozell)と再婚した[15]

主な出演作品

映画

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テレビシリーズ

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ビデオゲーム

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舞台

元々英国にて舞台俳優がキャリアのスタートであった事もあり、多数の舞台出演歴がある。また、ブロードウェイ出演も果たしている。 (詳細は英語版の「パトリック・スチュワートのステージとスクリーン」(en:Editing Patrick Stewart on stage and screen (section))を参照)

その他

ナレーション・CM他多数出演している。 (詳細は英語版「パトリック・スチュワートのステージとスクリーン」(en:Patrick Stewart on stage and screen)を参照)

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日本語吹き替え

新スタートレック』シリーズ(TNG)では、当初(1st&2ndシーズン)吉水慶ジャン=リュック・ピカード艦長の吹き替えを担当していたが、2ndシーズン終了後に家業を継ぐために降板、その後任として3rdシーズンから登板することになった麦人が現在に至るまでにスチュワートの専属(フィックス)となっている[16]

麦人はスチュワートを「ナチュラルな芝居も振幅のある芝居も両方できるうまい人」と評し、声をあてながら随分勉強させてもらい、今の自分の仕事にも通じる大きな財産となり、自分が声優として一番ありがたかったことと語っている[17]

X-MEN』シリーズのチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXの吹替は劇場公開・ソフト版を大木民夫が担当し、麦人は旧シリーズの『日曜洋画劇場』放映時(テレビ朝日版)のみの担当であったが、『LOGAN/ローガン』では大木が病気療養中[注 3]のため同役を降板したことに伴い、後任として麦人が劇場公開版を担当することになった。

このほかにも、加藤精三小林修納谷六朗堀勝之祐上田敏也なども声を当てている。

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著書

  • 「自叙伝 パトリック・スチュワート」有澤真庭 訳、竹書房 2024年

参考文献

外部リンク

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