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ビルディバイド
日本のトレーディングカードゲーム、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
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『ビルディバイド』(BUILD DIVIDE)は、日本のトレーディングカードゲーム、およびそれを原作としたテレビアニメ[1]。
アニプレックス初となるトレーディングカードゲームとオリジナルアニメーションの連動プロジェクト[1][2]。トレーディングカードゲームは2021年10月よりリリース[1]。
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ストーリー
ARインフラが整備された街「新京都」。そこではカードゲーム「ビルディバイド」によってあらゆる優劣が決定される社会が成立していた。ビルディバイドの成績によって地位や居住さえもが決定されるこの社会において、人々は街を支配する「王」への挑戦権を勝ち取り、自らの願いを勝ち取るため、カードバトル「リビルドバトル」に参加していく。
路地裏で悪漢に追われていた少女晩華桜良は記憶喪失の少年蔵部照人と出会い、ともにリビルドへの参加を決意。照人も記憶の中に眠る王との戦いの意思が呼び覚まされる。幾つかのリビルドバトルを経て照人は棟梨ひよりや円城直光といったプレイヤーと巡り合い、そこで新京都以外の世界が存在しないことを知る。その一方で、照人が新京都へと舞い戻った事を知った王キッカは彼の元へ出向き、ビルディバイドの実力差を見せる。この戦いを通じて照人の中に記憶が呼び覚まされたことや、かつての知人との再会からキッカ(菊花)が自身の妹であり、幼少期に彼女がビルディバイドの実力で自分を追い抜いた事から関係に亀裂が入った事、そして二人が両親の都合で離別していた事を知る。一方で、王への挑戦権を得てキッカとの戦いに望んだ桜良は敗北し消滅。これを追いかけた照人はキッカとの決戦に挑む。
照人はかつての戦いで一度は王に勝利したあと、その見返りに自身が過ごしていた新京都の世界が仮想現実であり、他の人間も含めて機械が見せる夢の環境で暮らしていた事を明かされていた。そしてリビルドバトルはビルディバイド能力の高いプレイヤーを王という名目でメインCPUとして選別する戦いであり、その座に就いたものは命が削られてしまう運命を知る事となった。一度は現実世界に目覚めた照人は現在の王 (CPU) として犠牲になっている妹を救うために再び仮想現実に戻る決心をするものの、その際に記憶を失い新京都に辿り着いていたのだった。また、桜良の正体は王となりCPUに組み込まれたキッカが照人と過ごすために作り上げた存在だった。そして、これらの裏側では新京都と王のシステムに携わる樋熊万里生が何らかの目的のために暗躍していた。
記憶を取り戻した照人は妹キッカと向き合い、戦いに勝利する。しかし、新京都のシステムはCPUとしてキッカを逃すまいと手を伸ばし、照人はその身代わりとして吸い込まれていく。そして崩壊する戦場から脱出したひよりは、様変わりした新京都を目にするのだった。
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登場人物
- 蔵部 照人(くらべ てると)
- 声 - 上村祐翔[3][4]、藤原夏海(幼少期)
- 本作の主人公[2]。エースとテリトリーは黒の「ブルーム」を使用する[5]。
- 記憶をほとんど失っており、王を倒すことのみを唯一覚えている。パンを好物としている[5]。学生だが、学校にはあまり通っていない[6]。
- 悪漢に絡まれた晩華桜良を救ったことから彼女と出会った。常に全賭けな戦闘スタイルを持つ。方向音痴の疑いがあるとみられているが、本人は認めていない[5]。
- 晩華 桜良(ばんか さくら)
- 声 - 渡部紗弓[3][4]
- マフラーを常に巻いている、謎の多い少女。エースとテリトリーは青の「アイオラ」を使用する[5]。
- どうしても叶えたいという願いを持っており、自身の代わりとしてリビルドバトルに参加できる人々を探している[5]。
- 照人に悪漢に絡まれたところを救われたことをきっかけに、彼にビルディバイドを教えていく。星を好物としており、「キラキラ星」をよく口ずさんでいる[5]。
- 叶えたい願いは自分の体を取り戻すこと[7]。
- 棟梨 ひより(むねなし ひより)
- 声 - 古賀葵[3][4]
- 新京都における外周部、貧しい地域で生まれた少女。エースとテリトリーは白の「ダグラーク」を使用する[5]。
- 辛い過去に諦めず、明るく快活な性格。幼少期から苦労し、その境遇を変えようとするためにリビルドバトルに参加することになった[5]。
- キッカ / 蔵部 菊花(くらべ きっか)
- 声 - 芹澤優[3][4]
- 現在の「王」である少女。エースとテリトリーは白の「マルグレア」を使用する[5]。
- 当初は出自を含め謎に包まれており、照人に対しては強い執着を見せていた[5]。
- 円城 直光(えんじょう なおみつ)
- 声 - 田丸篤志[3][4]
- エースとテリトリーは赤の「ライオネル」を使用する[5]。
- 性格は優しく、正義感に溢れている。辛い物を苦手としている[5]。
- 新京都の現状を憂い、それを変えようとするためにリビルドバトルに参加することになった。それに組織で参戦する集団を追いかけるといった、独自の行動も見られている[5]。
- 樋熊万里生
- 声 - 関俊彦
- 王の側近をしている男。
- 石乃目巽
- 声 - 松風雅也
- 新京都タワーに住んでいる謎の人物。
- 凛風
- 声 - 白砂沙帆
- 王に仕えている少女。
- 皆口 あまね
- 声 - 阿澄佳奈
- 照人の学校の教師。
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テレビアニメ
要約
視点
第1期は『ビルディバイド -#000000-』(ビルディバイド コードブラック)のタイトルで、2021年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[2]。
第2期は『ビルディバイド -#FFFFFF-』(ビルディバイド コードホワイト)と改題し、2022年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された[8]。
スタッフ
- 原案 - 河本ほむら、武野光[9][8]
- 監督・キャラクター原案 - 駒田由貴[9][8]
- シリーズ構成 - 冨田頼子[9][8]
- キャラクターデザイン - 友岡新平[9][8]
- 美術原案・プロップデザイン - ツブキケン
- 美術監督 - 田尻健一
- 美術設定 - 田尻健一、石田喬子(第8話 - 第12話)
- 色彩設計 - 大西峰代
- 撮影監督 - 西村徹也
- 編集 - 長谷川舞
- 音響監督 - 岩浪美和[9][8]
- 音楽 - 井内啓二、東大路憲太[9][8]
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- プロデューサー - 中山信宏
- アニメーションプロデューサー - 山本航
- アニメーション制作 - ライデンフィルム[9][8]
- 音楽制作・製作 - アニプレックス
主題歌
- 「BANG!!!」[10]
- EGOISTによる第1期オープニングテーマ。作詞はryo(supercell)、作曲・編曲はGiga。
- 「不可逆的な命の肖像」[10]
- 眩暈SIRENによる第1期エンディングテーマ。作詞は京寺、作曲はオオサワレイ、作曲・編曲は眩暈SIREN。
- 「Gold」[11]
- EGOISTによる第2期オープニングテーマ。作詞はryo(supercell)、作曲・編曲はTeddyLoidとGiga。
- 「A Shout Of Triumph」[11]
- Who-ya Extendedによる第2期エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はWho-ya Extended。
- 「Re:Painted」
- Who-ya Extendedによる第2期第12話エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はWho-ya Extended。
- 「ポイズン☆SUMMER!!!」
- 巳春ぺあ(夏吉ゆうこ)による挿入歌。作詞・作曲・編曲はmustie=DC。
各話リスト
放送局
BD / DVD
Webラジオ
2021年10月7日より音泉にて隔週木曜19時に『ビルディバイド -#Radio-』が配信[18]。パーソナリティは初回から第9回までが蔵部照人役の上村祐翔と晩華桜良役の渡部紗弓。第10回以降は棟梨ひより役の古賀葵と蔵部菊花役の芹澤優が交代で務める。
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出典
外部リンク
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