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ファントムシーフ

日本の競走馬 ウィキペディアから

ファントムシーフ
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ファントムシーフ(欧字名:Phantom Thief2020年2月22日 - )は、日本競走馬[1]2023年共同通信杯の勝ち馬である。

概要 ファントムシーフ, 欧字表記 ...

馬名の意味は、怪盗。母名より連想[2]

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戦績

デビュー前

母ルパンIIは2017年12月、ニューマーケットのタタソールズ繁殖牝馬セールで谷川牧場に購入された。谷川牧場の社長谷川貴英は当初ルパンIIを購入する予定ではなかったが、チェックしていた馬が高額だったりしたため購入できず、他の牧場関係者がチェックしていたルパンIIを購入した[3]

名馬を生産する方法として同じ母系同士のクロスが流行っていたことから、ケラリの4×4のクロスを試すため、ルパンIIは2年目にハービンジャーを種付けされた。そして2020年2月22日に谷川牧場で誕生したのがファントムシーフである[3]

2歳(2022年)

2022年6月18日、阪神競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1600m)で、鞍上和田竜二にてデビュー。1番人気に応え、デビュー戦を勝利で飾った。2戦目は9月24日に中京競馬場で開催される野路菊ステークスに出走。鞍上は福永祐一に乗り替わった。道中4番手追走から早めに仕掛けて先行各馬を交わし、2着馬に2馬身差をつけて快勝した[4]

12月28日、初の重賞・初のGI挑戦でホープフルステークスに出走。前走に引き続き、鞍上は福永が務めた。道中は中団に控えて直線で鋭く脚を伸ばしたが、先行したトップナイフドゥラエレーデを捉えきれず、また上り最速の脚で追い込んできたキングズレインにも交わされ4着に敗北。デビュー戦からの3連勝はならなかった。鞍上の福永は「体が大きくなっていたようにまだ成長過程。その分、返し馬から鈍くてスタートにも影響しました。直線でスペースが空いてからもモタモタしていましたし、今日は能力の4着。結果的に1週前にもう少しやっておけばよかったです」と語った[5]

3歳(2023年)

3歳初戦として、2月12日に東京競馬場で行われた共同通信杯に出走。鞍上は新たにクリストフ・ルメールを迎えた。道中は途中からハナに立ったタッチウッドをマークする形で2番手を追走。直線コースの残り50メートルで逃げ粘るタッチウッドを交わして先頭に立つと、最後はこれに1と1/4馬身差をつけて重賞初勝利を飾った[6][7][8][9][10]

4月16日に中山競馬場で開催される皐月賞に直行することになった[11]。皐月賞では単勝1番人気に支持されるも、落鉄の影響もありソールオリエンスの3着に終わった[12]。また、鞍上のルメールに装着されているジョッキーカメラによる映像がJRAによりYouTubeで公開された[13]

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競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[14]およびnetkeiba.com[15]の情報に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
  • 競走成績は2023年10月22日現在
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血統表

ファントムシーフ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系デインヒル系

*ハービンジャー
Harbinger
2006 鹿毛
イギリス
父の父
Dansili
1996 黒鹿毛
アメリカ
*デインヒル Danzig
Razyana
Hasili Kahyasi
Kerali
父の母
Penang Pearl
1996 鹿毛
フランス
Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat

*ルパンII
Lupin
2014 鹿毛
アメリカ
Medaglia d'Oro
1999 黒鹿毛
アメリカ
El Prado Sadler's Wells
Lady Capulet
Cappucino Bay Bailjumper
Dubbed In
母の母
Promising Lead
2004 鹿毛
イギリス
*デインヒル Danzig
Razyana
Arrive Kahyasi
Kerali
母系(F-No.) (FN:11)
5代内の近親交配 Hasili、Arrive:3×3
デインヒル:3×3
Northern Dancer:5×5×5×5
出典

脚注

外部リンク

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