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神戸新聞杯

日本の中央競馬の平地重賞競走(GⅡ) ウィキペディアから

神戸新聞杯
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神戸新聞杯(こうべしんぶんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。

概要 神戸新聞杯(菊花賞トライアル)Kobe Shimbun Hai (Japanese St. Leger Trial), 開催国 ...

神戸新聞」は、神戸新聞社が発行する日刊紙。同社より寄贈賞の提供を受けている[5]

正賞は神戸新聞社賞[1][2]

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概要

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第67回神戸新聞杯

3着までの馬に菊花賞の優先出走権が与えられるトライアル競走[5][6][7]。上位3頭の優先出走付与は1991年(当時は「菊花賞指定オープン」。1995年に指定オープンも一律トライアルに呼称を統一)からである。2000年以降は京都新聞杯が5月施行となったため、関西地区で唯一の菊花賞トライアルとなった[6][7]

1953年に「神戸盃」の名称で創設された4歳(現3歳)馬による重賞競走[5][6][7]。1972年より現名称となった[5][6][7]

創設時は阪神競馬場の芝2000mでハンデキャップ競走として行われ[6][7]、その後距離や負担重量は幾度かの変遷を経て、負担重量は2003年から馬齢に[6][7]、距離は阪神競馬場の馬場改修で外回りコースが新設された2007年から芝2400mに変更された[6][7]

地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2001年からそれぞれ出走可能になり[8][7]、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[7]

競走条件

以下の内容は、2024年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系3歳牡馬・牝馬

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:馬齢(牡57kg、牝55kg)

菊花賞のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は菊花賞の出走候補馬(3頭)に優先出走が認められているほか、春のクラシック競走およびNHKマイルカップで2着以内の成績を収めた馬にも出走資格が与えられる[6][7][9]

賞金

2022年の1着賞金は5400万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着810万円、5着540万円[1][2]

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歴史

要約
視点
  • 1953年 - 4歳馬による重賞競走として「神戸盃」の名称で創設、阪神競馬場芝2000mで施行[6]。第1回当初より正賞は神戸新聞社賞[10]
  • 1972年 - 名称を「神戸新聞杯」に変更[6]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け[6]
  • 1987年 - GII[注 1]に格上げ[8]
  • 1991年 - 「菊花賞指定オープン重賞」に指定。3着までの馬に菊花賞の優先出走権が与えられる[8]
  • 1994年 - 「JRA創立40周年記念」の副称をつけて施行[8]
  • 1995年
    • 菊花賞トライアルに指定[8]
    • 指定交流競走および菊花賞のステップ競走に指定され、地方競馬所属馬(菊花賞の出走候補馬)が2頭まで出走可能となる[8]
  • 2000年
    • 出走条件を4歳牡馬・牝馬に変更[6]
    • 地方競馬所属馬(菊花賞の出走候補馬)の出走枠を3頭に拡大[8]
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牡馬・牝馬」に変更。
    • 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[8]
  • 2007年
    • 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[11]
    • 施行距離を芝外回り2400mに変更。
  • 2010年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能となる[12]
    • 格付表記をGII(国際格付)に変更[12]
  • 2020年
  • 2024年 ー 阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場芝2200mで施行[15]

歴代優勝馬

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第19回まで「神戸杯」、第20回以降は「神戸新聞杯」[6]

さらに見る 回数, 年月日 ...
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脚注・出典

外部リンク

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