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フォーク・ソング〜歌姫抒情歌
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『フォーク・ソング〜歌姫抒情歌』(フォーク・ソング うたひめじょじょうか)は、日本の歌手中森明菜のカバー・アルバム。このアルバムは2008年12月24日にユニバーサルシグマよりリリースされた(CD: UMCK-1291・UMCK-9257・UMCK-9258・UMCK-9259、CD+DVD: UMCK-9256、デジタル・ダウンロード)。
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背景
『フォーク・ソング〜歌姫抒情歌』は、カバー・アルバム歌姫シリーズ、『艶華 -Enka-』に続く新企画で、本作ではサウンド・プロデューサーに鳥山雄司を迎え、1970年代のフォークソングをカバーした[3]。このアルバムは、2008年12月24日に、通常盤 (CD: UMCK-1291)と初回限定盤A (CD+DVD: UMCK-9256)と初回限定盤B (CD: UMCK-9257)と初回限定盤C (CD: UMCK-9258)と初回限定盤D (CD: UMCK-9259)とデジタル・ダウンロードの合計6種類で同時発売された[5][6][7]。各5種類のCDジャケットの内容は異なっており、うち4種類(初回限定盤A〜D)のジャケットにはアンディ・ウォーホルの手法を採用した[5][8]。アメリカン・カルチャーに大いに関心を寄せていた中森は、アンディの作品に影響を受けており、中でも「マリリン・モンロー」はお気に入りの作品で、自身の作品にアンディの手法を取り入れたいという希望のもと実現された[3][9]。この4種のジャケット・イメージは「THE ANDY WARHOL FOUNDATION FOR THE VISUAL ARTS, INC.」に申請し許可を得ている[5]。本作のレコーディングは、ウエストサイド、オンエア麻布スタジオ、ZAK STUDIO、一口坂スタジオ、ハートビート レコーディングスタジオで行われ、初回限定盤AのDVDにはレコーディング映像が収録された[1]。本作は200曲ほどの中から選曲されており、「レコーディング時には、歌詞の世界に入ってしまい、涙が溢れてくる場面が何度もありました★なので、できるだけ淡々と歌いました」と中森は語っている[10]。
2009年7月には、カバー・アルバムフォーク・ソングシリーズの第2弾『フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌』をリリースした[11]。2009年8月からは、『フォーク・ソング〜歌姫抒情歌』と『フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌』を引っ提げたスペシャル・ライブAKINA NAKAMORI Special Live 2009 “Empress at Yokohama”が開催された[12]。音楽番組では、2009年8月19日放送のNHKの音楽番組『SONGS』で、本作でカバーした「恋」を披露した[13]。
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批評
『CDジャーナル』は本作の歌唱について「どことなく暗淡とした70年代の空気と、呟くように感情を搾り出す歌唱が余りにハマっている」と批評[14]。『47NEWS』の菊地利彦は「何より注目したいのが、人間味あふれる歌声。中森といえば、ビブラート全開の全盛期を浮かべがちですが、ドスが効いたドライな歌声や、ファルセットを生かした母性的な歌声など、年齢を重ねるごとに変化していった、今現在の歌声を存分に満喫できる仕上がりになっています」と批評[15]。『SPA!』の石井恒は「本来青い曲たちを年齢と遍歴で漬け込んだ味わい深さは、誰より豊沃な歌手人生を歩んでることの証明だわ」と批評した[16]。
チャート成績
『フォーク・ソング〜歌姫抒情歌』は、オリコン週間アルバムチャートの2009年1月12日付で初登場し、最高順位30位を記録した[4][17]。同チャートには、計7週に渡ったランクインしている[4]。
収録曲
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クレジット
要約
視点
『フォーク・ソング〜歌姫抒情歌』のライナー・ノーツより[1]
- ミュージシャン
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- スタッフ
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リリース履歴
参照
関連項目
外部リンク
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