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マハージャニー文字 (Unicodeのブロック)
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マハージャニー文字(マハージャニーもじ、英語: Mahajani)は、Unicodeのブロックの一つ。
解説
20世紀半ばまで北インド全域、特にインド北西部のラージャスターン州などにおいて、インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派インド語群に属するヒンディー語やマールワーリー語、パンジャーブ語による帳簿や財務記録の記帳などの商業用に用いられた[1]マハージャニー文字を収録している。
マハージャニー文字はブラーフミー文字(及びその派生のランダー文字)から派生した所謂ブラーフミー系文字(インド系文字)の一つであり、子音字は単独で暗黙の随伴母音/-a/を持つが、ブラーフミー文字とは異なり音素文字のうち子音と母音とに独立した文字が割り当てられているためアブギダとアルファベットの両方の要素を併せ持つ。ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)であり、原則分かち書きはしない[1]。
固有の数字はなく、デーヴァナーガリーと同じものが用いられる[1]。
符号位置の順序はおおむね伝統的なマハージャニー文字の順序に従っている。
Unicodeのバージョン7.0において初めて追加された。
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収録文字
要約
視点
「ラテン文字転写」の列はブラーフミー系文字のラテン文字への翻字方式の一つであるISO 15919(及び一部はIAST)に従う。
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小分類
このブロックの小分類は「母音字」(Vowels)、「子音字」(Consonants)、「記号」(Sign)、「約物」(Punctuation)、「単語の合字」(Word ligature)の5つとなっている[2]。
母音字(Vowels)
この小分類にはマハージャニー文字のうち、基本的な母音字が収録されている。
子音字(Consonants)
この小分類にはマハージャニー文字のうち、基本的な子音字が収録されている。
記号(Sign)
この小分類にはマハージャニー文字のうち、なんちゃらかんちゃらが収録されている。
約物(Punctuation)
単語の合字(Word ligature)
この小分類にはマハージャニー文字のうち、単語shriの合字1文字のみが収録されている。
文字コード
マハージャニー文字(Mahajani)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+1115x | 𑅐 | 𑅑 | 𑅒 | 𑅓 | 𑅔 | 𑅕 | 𑅖 | 𑅗 | 𑅘 | 𑅙 | 𑅚 | 𑅛 | 𑅜 | 𑅝 | 𑅞 | 𑅟 |
U+1116x | 𑅠 | 𑅡 | 𑅢 | 𑅣 | 𑅤 | 𑅥 | 𑅦 | 𑅧 | 𑅨 | 𑅩 | 𑅪 | 𑅫 | 𑅬 | 𑅭 | 𑅮 | 𑅯 |
U+1117x | 𑅰 | 𑅱 | 𑅲 | 𑅳 | 𑅴 | 𑅵 | 𑅶 | |||||||||
注釈
|
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
出典
関連項目
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