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マーク・デービス
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マーク・デービス(Mark William Davis , 1960年10月19日 - )は、MLBで活躍した投手。左投左打。アメリカ合衆国・カリフォルニア州リバモア出身。
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経歴
1980年9月12日に、19歳でフィラデルフィア・フィリーズでメジャー初登板。当初は主に先発投手で、1981年には9試合で1勝4敗に終わり、サンフランシスコ・ジャイアンツにトレードされる。
当時ジャイアンツは低迷期で、1984年は先発で大きく負け越すと途中でリリーフに転向。その年は最終的に5勝17敗の散々な成績で、17敗はリーグワースト2位であった。1985年もリリーフで防御率3点台半ばとまずまず好投したものの、5勝12敗7セーブと僅差でのリリーフ失敗が目立ち、凡庸な成績であった。1985年途中に監督に就任したロジャー・クレイグはヒューストン・アストロズのコーチ時代にマイク・スコットにスプリット・フィンガード・ファストボール(SFF)を伝授し、デービスも取り組み始め、この頃から投球回数を超える三振を奪えるようになったが、なかなか開花せず、1987年途中にサンディエゴ・パドレスに移籍(この際の交換相手の一人にケビン・ミッチェルがいた。また、キース・カムストックがデービスと共にジャイアンツからパドレスに移籍)。
パドレスでクローザーに起用されてようやく開花し、1988年には28セーブを記録。この年、オールスター出場を果たし、秋にはMLBオールスターの一員として日米野球で訪日した。1989年にはナ・リーグ最多の44セーブをあげて、サイ・ヤング賞に選出された。
この年のオフにフリーエージェント(FA)でカンザスシティ・ロイヤルズに移籍。ロイヤルズには1989年のア・リーグサイ・ヤング賞ブレット・セイバーヘイゲンが居て、史上初めて前年の両リーグのサイ・ヤング賞投手が翌年にチームメイトとなったが、デービスは44セーブから6セーブに、セイバーヘイゲンは23勝から5勝と、両者とも大幅に成績を下降させた。以後は目立った活躍がなく、1992年途中でアトランタ・ブレーブスに移籍も散々な成績。1993年には古巣フィリーズ、更に93年途中に古巣パドレスに移籍するが、一時のような成績は残せず、1994年限りで一度現役を引退。
1997年にミルウォーキー・ブルワーズで3年ぶりの復活を果たすが、その年限りで再度引退した。 結局、好成績を残したのは最初のパドレス時代のみで、2シーズンで72セーブをあげたが、最後の8シーズンではわずか11セーブ、通算でも96セーブしかあげられなかった。
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詳細情報
年度別投手成績
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル
表彰・記録
- サイ・ヤング賞:1回(1989年)
- ローレイズ・リリーフマン賞:1回(1989年)
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(1989年4月)
- MLBオールスターゲーム選出:2回(1988年、1989年)
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外部リンク
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