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ロミオ+ジュリエット
バズ・ラーマンによる1996年の映画 ウィキペディアから
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『ロミオ+ジュリエット』(原題: Romeo + Juliet)は、1996年に製作されたアメリカ映画。ビデオパッケージ表記では『ロミオ&ジュリエット』のものも存在する。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』が原作で、台詞もそのままであるが、時代設定を現代に変えて、両家の争いをマフィア同士の抗争に置き換えられている。物語の舞台はヴェローナ・ビーチ(架空の都市)。そのため、服はアロハシャツを着、城は高層ビル、剣による決闘ではなく街を巻き込む銃撃戦となる。しかし銃のブランド名は"Sword"である。
レオナルド・ディカプリオが第47回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。
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撮影
当初マイアミを舞台とする予定だったが、シェイクスピア時代のイギリスの社会問題はマイアミとは異質なものだった。ラーマンらは現代のメキシコが奇妙にもシェイクスピア的な問題(貧富の格差、政治と宗教の関係)を持ち合わせていることに気づいた。映画の大部分はメキシコシティとその周辺で撮影され、チャプルテペク城やベラクルス州の海岸などが使われている。これらをまとめて「ヴェローナ・ビーチ」とした[1]。映画に登場する巨大なキリスト像は、本来独立記念碑があるはずの場所をデジタル技術で差し替えたものである[2]。
ストーリー
ヴェローナ・ビーチで最も権力のある2大マフィア、モンタギュー家とキャピュレット家は毎度のこと抗争が絶えず、街を巻き込む銃撃戦が絶えなかった。
そんな中、モンタギュー家の一人息子ロミオはロザラインという女性に思いを馳せていた。一方でキャピュレット家の一人娘ジュリエットは親が決めた相手との縁談を間近に控えていた。そんな中、ロミオは敵対するキャピュレット家でパーティーがあると聞きつけた親友マキューシオに誘われ、仮装してパーティーに乗り込み、そこで出会ったジュリエットに一目惚れをする。
この時までロミオはあのキャピュレット家の娘、ジュリエットであると知らず、真実を知りショックを受ける。しかし、想いを断ち切れないロミオは引き留めるマキューシオを振り切り、パーティー後キャピュレット家に行き、ジュリエットに愛の告白をする。2人は相思相愛となるが、この2人の恋が、両家の争いに大きな変化を与えることとなる。
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キャスト
使用曲
- ジュリエットが最初に登場する場面に、モーツァルトの交響曲第25番から第1楽章(演奏:カペラ・イストロポリターナ、ナクソス・オブ・アメリカ)
- 2人が愛の死をとげるラスト・シーンに、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「イゾルデの愛の死」(ソプラノ独唱:レオンタイン・プライス、BMGクラシックス)
脚注
外部リンク
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