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ルーラーオブザワールド

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ルーラーオブザワールド
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ルーラーオブザワールド (英:Ruler of the World[1]) は、アイルランド競走馬種牡馬である。主な勝ち鞍は2013年英ダービー(GI)。

概要 ルーラーオブザワールド, 欧字表記 ...
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戦績

要約
視点

3歳4月にデビューし、デビュー2連勝で臨んだ2013年英ダービーでは、前走まで7戦無敗の1番人気ドーンアプローチが最下位に沈む波乱の中、2着リバタリアン(Libertarian)に1馬身半差をつけて優勝。デビューから僅か2ヶ月弱でダービー馬の栄冠を手にした。3歳デビュー馬の英ダービー制覇は1993年コマンダーインチーフ以来20年ぶりのことであった。クールモアグループ2011年プールモア2012年キャメロットに続く3年連続の英ダービー制覇となった[4]。しかし、次戦の愛ダービーでは1番人気に推されながら5着に敗れた[5]

秋初戦のニエル賞では直線で日本ダービーキズナとの叩き合いとなり、僅かの差で2着となる[6]。本番の凱旋門賞では見せ場がないまま7着に沈んだ。英チャンピオンステークスでは3着となり、3歳シーズンを終えた[3]

2014年3月にアルシャカブレーシング社(Al Shaqab Racing)が権利の半分を購入[7]。同年はドバイワールドカップに挑戦するも、13着と大敗する。その後は休養を挟み、復帰戦のフォワ賞を逃げ切って久々の勝利を挙げた[8]。しかし、凱旋門賞9着、英チャンピオンステークス9着と大レースでは振るわず、同年限りで現役を引退した[3]

競走成績

以下の内容は、Irish Racing.comの情報[3]に基づく。

さらに見る 出走日, 競馬場 ...
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種牡馬時代

2015年よりアイルランドクールモアスタッド種牡馬となった[7]。初年度の種付け料は1万5000ユーロに設定されたが、怪我のため6週間種付けを休止したこともあり、翌年誕生した初年度産駒は僅か44頭であった[9]。その中の一頭であるイリデッサ2018年フィリーズマイルを制し、産駒初のG1勝利を達成した[10]

2020年からフランスのアラス・デ・ブクトー(Haras de Bouquetot)で供用される[11]

2022年からはイタリアで種牡馬生活を送る。

主な産駒

血統表

ルーラーオブザワールド血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サドラーズウェルズ系
[§ 2]

Galileo
1998 鹿毛
父の父
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Urban Sea
1989 栗毛
Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Allegretta Lombard
Anatevka

Love Me True
1998 栗毛
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
母の母
Lassie's Lady
1981 鹿毛
Alydar Raise a Native
Sweet Tooth
Lassie Dear Buckpasser
Gay Missile
母系(F-No.) 3号族(FN:3-l) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr.Prospector4×3=18.75%Raise a Native5×4×4=15.63%、Northern Dancer3×5=15.63%、Buckpasser5×4=9.38%、Special4×5=9.38% [§ 4]
出典

参考

外部リンク

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