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三条実房

平安時代末期~鎌倉時代の公卿、歌人。三条公教の三男。正二位・左大臣。日記『愚昧記』。勅撰集『千載和歌集』以下に30首入集。三条家3代。 ウィキペディアから

三条実房
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三条 実房(さんじょう さねふさ)は、平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての公卿歌人内大臣三条公教の三男。官位正二位左大臣三条入道左府と号す。日記『愚昧記』を残した[1]

概要 凡例三条 実房, 時代 ...
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経歴

以下、『公卿補任』の内容に従って記述する。

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歌人として

千載和歌集』に作者名「右近衛大将実房」として次の6首が入集している。

90番 花留客といへる心をよみ侍りける

  • 散りかかる花のにしきは着たれども帰らんことぞ忘られにける


140番 暮見卯花といへる心をよみ侍りける

  • 夕月夜ほのめく影も卯の花の咲けるわたりはさやけかりけり


362番

  • 清見潟関にとまらで行く船はあらしのさそふ木の葉なりけり


458番

  • 跡もたえしをりも雪にうづもれて帰る山路にまどひぬるかな


525番 住吉社歌合とて人々よみ侍りける時、旅宿時雨といへる心をよみ侍りける

  • 風の音に分きぞかねまし松が根の枕にもらぬしぐれなりせば


947番

  • 恋ひわぶる心は空に浮きぬれど涙のそこに身は沈むかな

系譜

脚注

参考文献

関連項目

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