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三浦佳生
日本のフィギュアスケート選手 ウィキペディアから
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三浦 佳生(みうら かお、英語: Kao Miura、2005年6月8日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(男子シングル)。東京都出身。目黒日本大学高等学校卒業。明治大学政治経済学部在学中。主な競技成績は、2023年四大陸選手権優勝、2022年四大陸選手権銅メダル、2023年エスポーグランプリ優勝、2023年世界ジュニア選手権優勝、2021年全日本ジュニア選手権優勝など。
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人物
大田区立馬込東中学校、目黒日本大学高等学校卒業。
同世代のライバルである鍵山優真と佐藤駿と仲が良く、インタビューでは「仲間」だと語っている[1]。
憧れの選手は羽生結弦。小3から中1までは羽生を指導した都築章一郎に師事した[2]。
幼少期はスケート以外に体操・水泳・ピアノも習っていたという[2]。フィギュア以外のスポーツでは野球好きであることを明らかにしており、野球選手のトレーディングカード集めを趣味とし、またバッティングセンターで打つことも好きだという[3]。
経歴
要約
視点
ノービス時代
2017–2018シーズン、全日本ノービス選手権Aクラスにて優勝。2017年NHK杯のエキシビションに開催国の招待選手として参加した。
ジュニア時代
2018–19シーズン、東日本ジュニア選手権で4回転トウループを初成功させた[4]。
2019–20シーズン、初参戦となるジュニアグランプリシリーズのリガ杯に出場、フリースケーティングで4回転トウループを初成功させ、総合7位となった。2020年2月の全国中学校スケート大会では初優勝を飾った[5]。
2020–21シーズン、新型コロナウイルス流行の影響で、ジュニアグランプリシリーズは中止となった[6]。11月の全日本ジュニア選手権では2位[7]。シニアの国際大会である2020年NHK杯に最年少の15歳で出場し、フリースケーティングで4回転サルコウを成功させ6位となった[8]。初出場の全日本選手権では、ショートプログラム13位からフリースケーティングで3本の4回転ジャンプを成功させ、総合7位に入った[9]。1月の冬季国体ジュニア部門では4位[10]。
2021–22シーズン、NHK杯に出場、フリースケーティング・合計で自己ベストを更新し8位となる[11]。翌週の全日本ジュニア選手権ではショートプログラム7位から逆転で初優勝を果たした[12]。全日本選手権では北京オリンピック代表の羽生結弦・宇野昌磨・鍵山優真に次ぐ4位に入り[13]、シニアの四大陸選手権代表に選出された。四大陸選手権では自己ベストを更新し3位、シニアの主要国際大会初のメダルを獲得した[14]。世界選手権代表に選出されていた羽生結弦の欠場により、代替選手として出場予定だったが[15]、左大腿四頭筋肉離れのため欠場となった[16]。4月の世界ジュニア選手権では13位に終わった[17]。
シニア時代
2022–23シーズン:四大陸選手権・世界ジュニア選手権優勝
2022–23シーズンからシニアに転向。当初フリープログラムに『オペラ座の怪人』を予定していたが[18]、『美女と野獣』に変更した[19][20]。10月、怪我で欠場した鍵山優真に変わって急遽ジャパンオープンに出場。フリースケーティングを滑り3位で日本チームの優勝に貢献した[21]。グランプリシリーズ初戦となるスケートアメリカでは、ショートプログラム・フリースケーティングともに自己ベストを更新し、海外開催のグランプリシリーズ初出場ながら2位で表彰台に上がった[22]。2週連戦となったスケートカナダでは、ショートプログラム1位で迎えたフリースケーティング直前の6分間練習時に右足の靴紐が切れるアクシデントに見舞われたが、ジャンプ構成を変更して臨み2位、総合2位でグランプリシリーズ2戦連続で表彰台に立った[23]。初出場のグランプリファイナルではショートプログラムで3位につけるも、フリースケーティングでは演技後半で2度のミスがあり、総合で5位に終わった[24]。
全日本選手権ではショートプログラムで13位と出遅れるも、フリースケーティングで2位と巻き返し、総合6位となった[25]。世界選手権の代表には選ばれず、四大陸選手権、世界ジュニア選手権の代表に選ばれた[26][27]。四大陸選手権ではネイサン・チェンの最年少優勝記録(17歳9か月)を更新する大会史上最年少優勝(17歳8か月)を成し遂げた[28]。世界ジュニア選手権では2位以下に大会史上最大の44.06点差をつけて初優勝を飾り、日本男子では2015年大会の宇野昌磨以来6人目の世界ジュニアチャンピオンとなった[29]。
2023–24シーズン:世界選手権初出場

2023–24シーズン、初戦のフィンランディア杯で優勝[30]。グランプリシリーズ1戦目のスケートカナダではショートプログラムで4位と出遅れたものの、フリースケーティングで1位と巻き返し、総合2位となる[31]。2戦目のエスポーグランプリではグランプリシリーズ初優勝を飾り、2年連続となるグランプリファイナル進出を決めた[32]。グランプリファイナルでは大会期間中に胃腸炎を発症し、フリースケーティングに向けた公式練習を欠席[33]。フリースケーティング本番では4回転ループに挑んだが、結果は2年連続の総合5位となった[34]。胃腸炎の影響で体重が3キロ減った状態で臨んだ全日本選手権では[35]、ショートプログラムでスピンが無価値となるミスがあったものの、2本の4回転ジャンプを成功させて4位発進[36]。フリースケーティングでは非公認記録ながらシーズンベストの186.17点をマークし、280.08点で総合4位に入った[37]。表彰台には乗れなかったものの、シーズン中の競技力の高さが評価され、初の世界選手権代表に選出された[38]。
3月にモントリオールで開催された世界選手権では、ショートプログラムで3回転アクセルの着氷が乱れ、後半のコンビネーションジャンプでは4回転トウループで転倒するなどミスが重なり、85.00点で10位発進となる[39]。フリースケーティングでは4回転ループと4回転サルコウで転倒したものの、後半には4回転-3回転の連続トウループを成功させ169.72点、総合254.72点で8位入賞を果たした[40]。
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技術・演技
トウループ・サルコウの2種類の4回転ジャンプを跳ぶことが出来る[5]。4回転フリップは練習中[4]。4回転ループを2021年全日本フィギュアスケート選手権で着氷。
競技成績
要約
視点
ISUパーソナルベストスコア
- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
戦績表
- GP - ISUグランプリシリーズ
- CS - ISUチャレンジャーシリーズ
- JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
- 無印 - ジュニアクラス
- N - ノービスクラス、A - ノービスAクラス、B - ノービスBクラス
詳細
パーソナルベストは太字で表示
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プログラム使用曲


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スポンサーシップ・アドバイザリー・サポート契約
- 株式会社 A. GLOBAL(旧社名 ARTISTIC&CO. GLOBAL) (2022年 - )[42]
- 株式会社コラントッテ (2023年 - )[43]
- 株式会社ホットパレット(ペッパーランチ) (2024年 - )[44]
- 株式会社ブルーミューズ (2024年 - )[45]
脚注
外部リンク
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