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下川隼佑

日本のプロ野球選手 ウィキペディアから

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下川 隼佑(しもかわ しゅんすけ、2000年3月22日 - )は、神奈川県横浜市金沢区出身のプロ野球選手投手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。

概要 東京ヤクルトスワローズ #69, 基本情報 ...
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経歴

要約
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プロ入り前

年長で野球を始める[2]横浜市立富岡小学校では並木ジャイアンツ、横浜市立富岡中学校では横浜東金沢リトルシニアでプレーした[3]

湘南工科大学附属高等学校に進学後は、二塁手から投手に転向し[4]アンダースローで投球するようになった[2]。アンダースローにした理由について、「体も小さかったので、何か特徴があれば可能性はあるかなと思った」としている[5]。高校3年の夏の大会は初戦敗退。その後は指定校推薦神奈川工科大学に進学した[5]

大学時代も3年次まで公式戦登板がなかった。一度は大学で野球をやめることも考えたが、やっぱり続けたいと思い直し、「野球を続けられるところを探してください」と監督に頼んだ[5]。その後、徐々に球速が上がり、「卒業後も上のレベルで野球を続けたい」と考えるようになった[4]

その後は当時BCリーグに所属していたオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブから勧誘があり[5]、2021年12月、オイシックス新潟から正式に入団が発表された[6]。背番号は12[6]

新潟時代

2022年、独立リーグ1年目から21試合に登板し、4勝6敗、防御率4.72という成績を残した。奪三振はリーグ5位の73を記録したものの、与四球は87回2/3で28だった[5]。貴重なアンダースロー右腕として注目を集めるも、この年のドラフト会議では指名漏れする[7]

2023年はBCリーグで26試合に登板。与四球は106回で19と改善され、11勝1敗、防御率2.38(リーグ3位[8])を記録しながらも、この年のドラフト会議でも指名漏れした。この指名漏れについて、監督の橋上秀樹は「正直何が足りなかったのかわからない。育成なら獲っておいて損はないかなと思っていた」と言及した[5]。翌年、背番号を16に変更[9]

2024年からは新潟はBCリーグからプロ野球二軍イースタン・リーグに所属リーグが変更された[8]。この年はリーグトップの102奪三振を記録した[7]。最終的には40試合の登板で4勝8敗、防御率3.86を記録し、同年のドラフト会議東京ヤクルトスワローズから育成選手ドラフト3位で指名された[10]。11月16日に契約交渉に臨み、支度金320万円、年俸300万円(金額はいずれも推定)で入団に合意した[1]。背番号は013[1]

ヤクルト時代

2025年春季キャンプでは、育成選手では異例のキャンプ一軍スタートとなった[11]。イースタン・リーグでは5試合に先発登板して2勝1敗、防御率1.80の成績を記録。クオリティ・スタートも一度達成するなど結果を残し、5月1日に支配下登録された。背番号は69[12]。6月1日、地元の球場である横浜スタジアムで開催の横浜DeNAベイスターズ戦にて一軍初登板・初先発を果たし[13]、予定されていた4回を投げ切る[14]佐野恵太犠飛とソロ本塁打を打たれて2失点ながら[13]、無四球の投球で大崩れせずゲームを作った[14][15]。その後は再び二軍での先発登板を重ねて、8月20日に再昇格[16]。翌21日の読売ジャイアンツ戦で、本拠地である明治神宮野球場での初登板を果たし、2回を3奪三振を含む無失点に抑えた[17]。救援で3試合登板し、中3日で8月31日の広島東洋カープ戦(明治神宮野球場)では自身2度目の先発登板。93球で5回8安打3失点という投球で、プロ初勝利を手にした[18]。また、同日相手先発の常廣羽也斗からプロ初安打となる二塁打も記録した[19]。翌日に登録を抹消された[20]

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選手としての特徴

希少なアンダースロー投手でありながら、ストレートの最速は137km/hを記録する[10]球種スライダーカーブチェンジアップツーシームを持つ[21]

2024年は対右打者だと被打率.190、67奪三振と抑え込んだが、対左打者だと被打率.316、35奪三振と打ち込まれるなど、対左打者での投球を苦手としている[11]

詳細情報

記録

NPB

初記録
投手記録
打撃記録
  • 初打席:2025年6月1日、対横浜DeNAベイスターズ10回戦(横浜スタジアム)、3回表にトレバー・バウアーから一犠打
  • 初安打:2025年8月31日、対広島東洋カープ19回戦(明治神宮野球場)、4回裏に常廣羽也斗から右中間二塁打[22]

独立リーグ他の年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球団 ...

背番号

  • 12(2022年[6] - 2023年)
  • 16(2024年[9]
  • 013(2025年[1] - 同年4月30日)
  • 69(2025年5月1日[12] - )

脚注

関連項目

外部リンク

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