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世界のどっかにホウチ民
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『ナイナイの海外定住実験バラエティー 世界のどっかにホウチ民』(ナイナイのかいがいていじゅうじっけんバラエティー せかいのどっかにホウチみん)は、TBS系列で2015年4月23日(木曜日)未明(22日(水曜日)深夜)から水曜『テッペン!』枠(23:53 - 翌0:38[2](JST、以下略。))で放送されていたドキュメントバラエティ番組であり、「アイ・アム・冒険少年」の後継番組である。
「ホウチ民」とは、「放置民」とベトナムの革命家「ホー・チ・ミン」、およびベトナム南部の都市「ホーチミン市」を合わせた言葉。
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概要
「海外ロケ番組」とだけ聞かされて集められた海外経験のない4人の男女が、行き先もわからぬまま見知らぬ土地に「ホウチ(放置)」される。その4人(=ホウチ民)が、ビザが切れるまでの3か月の間にどのように暮らし、どのように生き抜いていくのかをナインティナインの2人が見届ける。
番組は4人の生活の模様を映したロケパートと、ナインティナインがいるスタジオとそれぞれの生活地4か所を中継して進行するスタジオパートに分かれて進行。ロケパートは同行する撮影スタッフ1名のカメラの映像と、4人がそれぞれ用意されたハンディカメラで自分を撮影した映像で構成される。またスタジオパートでは後述のルールとは別にナインティナインから各ホウチ民に「指令」が出されることがある。
ルール
- 4人には現地到着時に、それぞれの国の通貨で10万円分にあたる現金を支給。
- 着替えなどの私物はリュックサックとキャリーケースに入れて持ち込み可能。
- 同行スタッフの手助けは、警察沙汰などの場合を除いて受けられない。
- 自力で住まいを探し、仕事を見つけ、定められた「90日間」の期間を生き延びて、最初にホウチされた場所に戻って来ることで「ゴール」となる。
ちなみにホウチ民たちのビザは就労ビザでは無い。現地での生活費は自力で稼ぐことが求められるが、法令の都合上アルバイト等による賃金は直接受け取ることはせず、給与相当額を番組側から支給するシステムを取る。
テーマ曲
- オープニングテーマ - ADAM at『MONOLITH』
- エンディングテーマ - HERO『たった一つの花』
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出演
要約
視点
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スタジオパートMC
ホウチ民(「」内は番組中でのキャッチコピー、色は番組内でのそれぞれのテーマカラーに準拠)
■ゆりやんレトリィバァ「アメリカかぶれの田舎娘」
- 奈良県の田舎出身でアメリカのドラマや映画に憧れてきたゆりやんは、人生初のニューヨークに最初は感激していたが、初日は宿を見つけることも出来ず、現実の壁に突き当たる。しかし現役モデルやアーティスト志望など超個性的なメンバーが集まるシェアハウスに入居することになり、生活が一変。同居人にアルバイト先を紹介してもらったり、現地のコメディショーの舞台に立たせてもらうなど徐々に生活は充実したものとなり、次第にゆりやんは、24歳ながら男性とキスをしたこともない状態から「ニューヨークで恋をすること」まで夢見るようになる。恋に長けた同居人たちの手助けとアドバイスを受け、初めはマッチングアプリを利用し、次第に夜の街へ遊びに行くなど積極的に行動。男性たちとの出会いを重ねて自信をつけ、遂にはアルバイト先で片想いをしていた同僚の男性とのファーストキスに成功した。最後はシェアハウスの仲間たちに涙ながらに感謝の言葉を伝え、90日間のドラマチックな生活を終える。しかし帰国後のスタジオで、司会の矢部から、実は初キスの相手となった男性には4年前から付き合っている彼女が居たという事実を告げられ、ゆりやんの恋はショックのうちに幕を閉じた。
■田中美晴「人生初の一人暮らし」
- 国内でも一人暮らしの経験がなかった22歳の若手女優・美晴は、キリンが見守る自然保護区の真ん中にホウチされる。到着早々荷物を盗難されかけたり、買い物で高額な値段をふっかけられるなど前途多難なスタートであったが、なんとか一軒家を見つけて暮らし始め、持ち前の明るさと努力で生活を充実させてゆく。数多くの人たちの手助けを受けながら現地の習慣や料理を覚え、アルバイトは飲食店と動物保護施設を掛け持ち。特に後者では人食いワニやヘビ、ライオンなどを他の飼育員と同様に扱い、はじめは怯えながら動物に接していた彼女も終盤にはヘビやライオンに直に触れるまでに成長した。一方プライベートでは、2人のザンビア人男性に恋心を抱かれ、結局付き合うことは無かったものの、世界遺産・ヴィクトリアの滝に掛かる「ルナレインボー(月光の虹)」や、樹齢1000年のバオバブの樹の上から眺める夕陽など大自然の国らしいデートを重ねた。他にもアルバイト先の女性たちと女子会を開いたり、表敬訪問した元・王族からも好意的に歓迎されるなど、ザンビアの人々の温かさに包まれた90日間となった。最後は世話になった人々を自宅に招き、すべて手作りした料理でお別れパーティを開いて感謝を伝えた。
- ラパスは富士山頂並みの標高で酸素が薄い上に街じゅうに野犬が溢れ、強盗発生件数も増加中という過酷な街。森田は全く理解できないスペイン語と、「街なかに合っている時計がひとつもない」というほど「細かいことを気にしない」ボリビアの国民性に苦労し続けることになる。新築と聞いて訪ねたアパートは入居時点でも未完成、消防署を訪ねると飛び入りでレスキュー訓練に参加することになり崖で宙づりにされたり、歯科医では注文ミスで前歯に金色の縁取りをされたり、アルバイト先として入ったサーカス団では何故か空中ブランコを練習させられた挙句唐突に本番に出演させられて大失敗するなど、ハプニング続きの90日間だった。しかし生活面ではアパートの上の階に暮らしている大家さん一家に毎日のように食事をご馳走になり、また現地で知り合った友人とチチカカ湖へ旅行に行くなど充実した一面もあった。最終日は期間途中に渡米した大家さん夫婦に代わって面倒を見てもらっていた大家さんの息子一家と、盆地の夜景を見渡せるアパートの屋上でバーベキューをする。しかしそれも煙の出しすぎで警察が来るなど、最後の最後までハプニング続きであった。
- 34歳で脱サラして山形から上京、村上ショージに弟子入りしたベンは、吉本興業の「アジア住みます芸人プロジェクト」による派遣を兼ねてタイにやってきた。住居は住人専用のプール・ジムが付いて家賃1万円台という破格の上質物件に巡り会う。その後もバンコク各地に出向いて現地らしいリポートを行ったが、番組予算の関係で同行スタッフが一時帰国。その間タイ語はおろか英語もほとんど使えないコミュニケーション力不足や、1人でカメラをまともに扱えないといった致命的な欠点により素材のほとんどが使いものにならず放送機会が激減。終盤の88日目には見せ場を作るべく現地の女性に告白をするも、それ以前に普段から言葉がほとんど伝わっていなかったために相手にされなかった。なお彼のみ、前述のプロジェクトのため90日間経過後もバンコクに残り続けることとなった。
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放送リスト
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ネット局と放送時間
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スタッフ
- 構成:田中到、木野聡、寺田智和、デーブ八坂
- TM:荒木健一
- TD:寺尾昭彦
- CAM:坂口司
- VE:姫野雅美
- 音声:高橋康弘
- 照明:渋谷康治
- 編集:岩原大介
- MA:細川尚史、和田真由
- 音響効果:太田光則、山本達也(FREEDOM OF ZACK)
- CG:小室泰樹(ノットアットオール)、グレートインターナショナル
- 美術プロデューサー・美術デザイナー:太田卓志
- 美術制作:羽田一成
- 装置:坂本進
- 操作:山本晃靖
- クリエイティブ開発:安田英史
- メカシステム:庄子泰広
- 電飾:清水久敏
- 衣装:岡崎貴子
- 持道具:寺澤麻由美
- 協力:Yoshimoto Enter tainment(Thailand)Co..Ltd.
- 海外コーディネーター:TK Digital Corporation、VOICE JAPAN、日本ツーリストアルゼンチン 川辺好子
- 編成:岸田大輔
- 宣伝:小山陽介
- TK:岩橋千枝
- デスク:石川素子
- AP:松岡満枝、池澤由佳
- マネージメントプロデューサー:中川通成
- 海外ロケディレクター:千葉龍、高橋康弘、須藤拓也
- ディレクター:斉藤崇、加賀谷健吾、三浦信一、田中政行、高柳健人、斉木敏人、本田哲也
- 協力プロデューサー:中村聡太、田中裕樹(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- チーフディレクター:井上整
- プロデューサー:渡邊宏(ジッピー・プロダクション)
- エグゼクティブプロデューサー:江藤俊久
- 制作協力:吉本興業、ZIPPY
- 制作著作:TBS
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関連番組
出典・脚注
外部リンク
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