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久修園院
大阪府枚方市にある寺院 ウィキペディアから
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久修園院(くしゅうおんいん)は、大阪府枚方市楠葉にある真言律宗の別格本山の寺院。行基四十九院の一つである。
歴史
霊亀2年(716年)に行基によって開創され、神亀2年(725年)に落慶した。後に聖武天皇の勅願所となっている。
七堂伽藍の他、多くの塔頭が立ち並んでいたが、慶長20年(1615年)の大坂夏の陣の際に敗れた豊臣方の兵が当院に逃げ込み、寺に火を掛けて自害した。これにより、堂舎の大半が焼失している。
延宝8年(1680年)、医学・宗教学・地理学・天文学・武芸・音楽・絵画・彫刻などに通じた多芸多才で知られる宗覚律師により再建される。
慶応4年(1868年)の鳥羽・伏見の戦いの際、旧幕府軍は当院を橋本本営として本陣を置き、隣接する楠葉台場と共に新政府軍を迎え撃っているが、被害は免れている。
境内
文化財
枚方市指定有形文化財
前後の札所
参考文献
- 西国愛染霊場会『新版 西国愛染十七霊場巡礼』朱鷺書房、2012年
関連項目
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