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京コトはじめ

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京コトはじめ』(きょうコトはじめ)は、2021年3月12日から2024年3月29日までNHK総合で放送されたNHK大阪放送局制作の、主に京都府に関する情報番組であった[1][2]

概要 京コトはじめ, ジャンル ...
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概要

東京のNHK放送センターのバックアップ機能を持つNHK大阪放送局の機能強化の一環として『列島ニュース』の枠拡大や『ニュース きん5時』の新設などと合わせ、金曜日の大阪放送局制作の生放送番組の1つとして放送を開始した[3]

金曜日の14時台は、2021年3月5日まで同じく大阪放送局制作の『ごごナマ おいしい金曜日』が放送されたため、事実上この枠が引き継がれた。

内容としては、京都の魅力を毎回1つのテーマに沿って紹介し、それに関する職人などをゲストに招いて紹介するというものであった。通常は京都府内からの生中継または収録放送であったが、大阪のスタジオからの場合もあった。後述の中継コーナーも事前収録で対応したこともあった。

京都に関する番組であったが、前述の事情から制作局は京都放送局ではなく大阪放送局であった。紹介VTRのナレーションも大阪放送局のアナウンサーが週替わりで担当した。

なお、紹介VTRでは京都放送局やNHKワールド JAPANで過去に放送された京都に関する番組映像を二次利用したものもあり、京都放送局のアナウンサーも後述する「京コト+」のコーナーのリポーターとして出演した。

2021年3月12日の13時40分 - 14時30分にパイロット版が放送された[注 1]

ミニ番組としても放送され「古都の美 "匠(たくみ)の技" 〇〇」(〇〇には「京菓子」「庭」など)として随時放送された。当初は関西地区のみの放送であったが、2021年10月1日からは全国で放送された。

2022年4月8日からは、京都や関西ゆかりの芸能人などのゲストが従来の職人のゲストとは別に週替わりで出演した。一方「全国ここでもコトはじめ」(京都以外の全国からの中継)が行われなくなった。

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番組の終焉

2月14日に行われた2024年度編成発表の場で、4月1日から平日15時10分 - 17時57分[注 2]に、新情報番組『午後LIVE ニュースーン』を開始することが発表された[4]

そのため、当番組は、大相撲春場所の取組や第96回選抜高等学校野球大会の日程の関係上、3月8日限りで放送終了の予定であった[注 3][5]

最終回は、国会中継第213回国会 参議院本会議 各党代表質問最終日(10時01分開議 16時25分散会)[6])で中止となった2月2日放送予定分の収録放送のため、生放送としては3月1日が最後となった[7]。なお、3月1日は当日に放送時間が変更された(#放送リストを参照)。

しかし、3月8日放送予定分はその前日に国会中継(第213回国会 参議院予算委員会 令和6年度予算案集中審議(12時57分開会 17時10分散会)[8])が決定し中止[9]。最終回はミッドナイトチャンネル枠で29日の0時30分 - 1時14分に異時放送された[10]

また、同様の理由(第213回国会 衆議院予算委員会 令和6年度予算案集中審議[11])で放送を中止した2月9日放送予定分は、24日の13時50分 - 14時34分に異時放送された[注 4][12]

そのため、定時における放送は2024年2月16日が最後となった。

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番組休止に関して

金曜日の昼間は、法律上最優先される国会中継(特に国会開会に関係する政府四演説代表質問、新年度予算または補正予算審議等)や報道特別番組などの影響を受けやすい時間帯である。そのため、2021年度は、生放送で行われたのは、番組開始当初の2021年4月を除くと僅かであった(#番組休止の具体的なケースを参照)。

2022年度は、新年度予算審議以外で休止したことはほとんどなく生放送で行われたことが多かった。

2023年度は、15時台に移動したため大相撲中継の影響で休止が多くなり、放送頻度が減少した[13]

なお、生放送を予定しながら休止となった場合はその日のうちに収録を行い、後日放送された。この際、番組冒頭で森田が登場する際や中継コーナー時に「〇月〇日に収録したものです」という字幕表記があるほか、通常は「京都から生放送でお届けします」と言うところを「京都からお伝えします」などと挨拶が変更された。

番組休止の具体的なケース

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置について、新たな宣言発出・対象地域拡大・期間延長などの決定が金曜日に行われることが多い。その場合、午前中に基本的対処方針分科会にて諮問を諮り了承された上で、午後に議院運営委員会への事前説明が行われる場合が大方である。

前述の影響により、当番組の放送前日・当日に急遽、議院運営委員会質疑に関する国会中継が『NHKニュース』への内包の扱いで挟まれ、2021年4月23日(第204回国会参議院議院運営委員会[14][15]および5月の全ての放送が休止となった[注 5]

2021年7月16日の放送後『2020年東京オリンピック』『第103回全国高等学校野球選手権大会』『2020年東京パラリンピック』とスポーツ中継が相次ぎ、9月10日に再開するまで、約2か月間放送がなかった(前述の『ニュース きん5時』もほぼ同様であった)。

2022年7月1日は、大阪放送局が属する関西地域や、関東地方などでは第26回参議院議員通常選挙政見放送のため休止[20]。政見放送を同時間帯に行わない地域では、当番組の過去の再放送を実施するため、実質的な裏送りとなった。翌週8日も同様の予定であったが、安倍晋三銃撃事件に伴う報道特別体制のため、全国で休止となった[21]

主なコーナー

いずれも、番組後半に行われた。

京コト+(京コトプラス)

その日のテーマと関係する、森田がいる場所とは別の京都府内の場所からの中継コーナー。主に、放送当日の大阪放送局生放送が非番のアナウンサー(石橋亜紗佐々木智一一柳亜矢子など[注 6])が担当したが、回によっては京都放送局のアナウンサー(岩槻里子〈前番組の『ごごナマ おいしい金曜日』MC〉、竜田理史など)が担当したこともあった。

全国ここでもコトはじめ

2022年3月4日まで行われた、京都以外の場所からの中継コーナー。全国各地の日本の伝統工芸や文化などを紹介し、中継先に属する地方局のアナウンサーが担当。関東地方からの中継の場合は東京アナウンス室が担当し、主に小松宏司(前番組の『ごごナマ』MC)が担当した。

出演者

通常放送

ミニ番組「古都の美 "匠(たくみ)の技"」

  • 瀬戸秀夫(NHKアナウンサー) - ナレーション担当
    • 2023年7月7日以降、本編の「京コト+」中継リポーターとしても出演した。

放送リスト

要約
視点

※ミニ番組を除く。

さらに見る 回数, 放送年月日 ...
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関連番組

  • Core Kyoto:NHKワールド JAPANで放送された番組(国内ではBS1で放送)。番組で放送された映像を二次利用したことがあった。

脚注

外部リンク

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