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令和の虎
YouTubeで配信されているリアリティ番組 ウィキペディアから
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『令和の虎』(れいわのとら、英: Tiger Funding)は、2018年(平成30年)12月20日からYouTubeで配信されているリアリティ番組である。『Tiger Funding』(タイガーファンディング)という企画にて、一般人起業家である志願者(虎の子)が事業計画をプレゼンテーションし、投資家たる審査員(虎)が出資の可否を決定するという番組内容となっている。YouTubeの登録者数は110万人を超える(2024年現在)。
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概要
要約
視点
立ち上げの経緯
2001年10月から2004年3月まで日本テレビ で放送されたリアリティ番組『¥マネーの虎』を、YouTubeで復活させるという名目でスタートした企画であり、番組タイトルも同番組に因んでいる。『¥マネーの虎』のパロディではなくオマージュという形で制作されている[2][3][4]。
番組当初は『就活の虎CHANNEL』という名前でスタート。新卒採用活動の支援事業を手がけている岩井良明が、企業と学生のマッチングをアピールするために就活ノウハウを伝授するYouTube番組として始まった。その中でも人気が高かったのが、かつて『マネーの虎』に出演していた南原竜樹や川原ひろしが人生を語る回だった[2][1][4]。
当初は「就活生」をターゲットにしてYouTubeを活用しようと思っていたが、『¥マネーの虎』ファンであろう30〜50代の男性が9割以上を占めるデータから、岩井は『¥マネーの虎』を復活させるアイデアに至った[2][1][4]。
番組の概要
キャッチコピーは、「ALL or NOTHING 新しい未来をつかみとれ Catch the fund!」。
本家『¥マネーの虎』に実際、虎として出演していた起業家の岩井良明が「Tiger Funding」の主宰として司会を務める。お金が欲しい虎の子(志願者)が、5人の虎(投資家)の前で事業計画のプレゼンをして希望額に達した場合、目の前で札束を貰えるマネードリーム番組。
虎側に西村博之(ひろゆき)や三崎優太(青汁王子)、南原竜樹、川原ひろしなどの著名社長が登場するところも見どころの1つである。
派生版
以下に派生版として登場し、実際に岩井を含めた虎が出演している正当な派生版を挙げる(本編には登場せず、特定の派生版にのみ登場する虎も存在する)。これらの派生版では通常盤同様に希望額のALLを勝ち取ることが最終目的となっている場合もあれば、それぞれで決められた特殊な条件を目指すことがルールになっている場合もある(『リベンジ版』のようにその両者が複合されている場合もある)。なおこれ以外にも、虎を務めている社長が自チャンネルなどで運営しているビジネスプレゼンの企画もあり、その中には岩井が出演しているものも存在するが、本チャンネルで派生版として扱われているものは以下が全てである。
- 『受験生版 Tiger Funding』 - 2021年より開始。かつて松原一樹が主宰だったが降板、現在は岩井が主宰。松原の通常版志願がALLになったことにより実現した。かつては本チャンネルや出演者のチャンネルで配信されていたが現在では専門チャンネルが存在しており、全編が本チャンネルとは独立したチャンネルで配信される唯一の派生版となっている。
- 『FC版 Tiger Funding』 - 2021年より開始。フランチャイズチャンネルの竹村義宏と林尚弘が主宰。こちらは全編が独立チャンネルで視聴可能なものの、一部は本チャンネルでも公開されている。
- 『セラピスト版 Tiger Funding』 - 2022年より開始。かつて通常版志願で完全ALLを勝ち取った若林大樹が主宰。
以下は『FC版』において林が提案し岩井が加盟した「令和の虎」フランチャイズ化に伴い、志願した一部の虎が自ら主宰となって「〇〇版 Tiger Funding」として2023年に開始した企画。前半が本チャンネル、後半が主宰のチャンネルで配信。
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沿革
- 2018年(平成30年)
-
- 12月20日:YouTubeチャンネル『就活の虎』放映開始[2][1][4]。チャンネル名はのちに『令和の虎』に変更された。
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)
-
- 3月15日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が10万人を突破[6]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
-
- 1月4日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が20万人を突破[9]。
- 1月16日:総再生回数が1億回を突破[10]。
- 1月30日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が30万人を突破[11]。
- 2月13日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が40万人を突破[12]。
- 2月15日:出演者による違法賭博問題の件で、主宰者・岩井良明から当面配信停止を発表[13]。
- 3月1日:同日より配信再開。当面は不祥事前に撮影済のものから配信。
- 3月29日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が50万人を突破[14]。
- 4月13日:総再生回数が2億回を突破[15]。
- 4月30日:54人目の志願者として出演した松原一樹は令和の虎チャンネル内で「受験生版Tiger Funding」の試験配信を成功させて新チャンネルとして昇格。レギュラー配信がスタート[† 1]。チャンネル名はのちに『青い令和の虎』に変更された。
- 8月28日:番組ルール改正。「社内ベンチャー廃止」「会社代表者は除き、投資も廃止」「融資するかのみを決める」ことに変更[16]。
- 8月30日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が60万人を突破[17]。
- 1月5日:総再生回数が3億回を突破[18]
- 11月13日:YouTubeチャンネル『令和の虎』の登録者数が70万人を突破[19]。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
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番組の内容
要約
視点
志願者の選考
毎月20〜25人ほどの志願者への応募があり、「応募時の書類審査」を通過した者のうち、「スタッフとの面談」を経て事業プランを精査して、出演者を6人程度に絞りこんでいるという[4]。2023年以降、岩井はオンライン面談を行っておらず、番組スタッフ達による事前面談が行われており、配信ペースが上がったこともあり出演しやすい状況になっている。
志願者の選考にあたって、「虎たちと上手くコミュニケーションを図れるか」を面談の段階で見極めるという。2時間ほどの収録[注 1]を持たせられるかが重要であり、質問に対する回答があまりにもズレている場合は出演を見送るという。また、番組のエンターテインメント性を重視する上で、「キャラクター枠」を設けているという[4]。
初めから完璧な事業プランを求めているわけではなく、当初に持ち込んだ事業プランがそのまま通る人はほぼおらず、面談してから本番までの1か月程度かけて「志願者とのLINEグループ」を作り、事業プランを練り直しているという[注 2]。その時点で尻込みしてしまう人や、本番までのやり取りであきらめてしまう者、他から資金調達をして止めてしまう者もいる[4]。
虎へのプレゼン
志願者による自分がやりたい事業や、願望を抱く夢に関するプレゼンテーションに対して、「令和の虎」と呼ばれる大物起業家達が自腹で現金を出資するか否かの判断を下す。
虎達自身の机上にダミーの札束が並べられている。基本的には1万円単位で希望額が設定されているが、虎達側は出資時に100万円の札束単位で交渉成立時に志願者に渡している[注 3][2]。ただし、一部の回(おもに志願額が高額でない回)では札束が10万円単位として機能する場合もある。
- 希望の投資形態
- 志願者はプレゼンの前に、下記の3つの中から希望の投資形態を選ぶ[2]。
- 融資 … お金を貸し付けてもらい、利子をつけて返済していく。返済義務が生じる。
- 投資 … 虎に出資してもらい、株式などを対価に渡して配当を支払う。返済義務はない。
- 社内ベンチャー … 虎の会社内でビジネスを立ち上げて、軌道に乗せた後に独立を目指す。
- 2022年8月28日、投資条件が応募者に見えず不透明であるとの判断で、実際の番組運営した上での改善策として、ルール改正により「社内ベンチャー」が廃止され、法人経営者でない場合には「投資」が選択できなくなり「融資」のみとなることが発表された。
- プレゼンの進行
- 一部の例外はあるが、基本的にプレゼンは以下のような形で進行する。
- 自己紹介:まず司会者から呼びこまれた志願者が簡潔に自己紹介を行い、実際に行うビジネスの概要を言い表した短いキャッチフレーズを言う。
- プレゼンテーション:志願者が自作資料などを用い、自分のビジネスプランのプレゼンテーションを行う。虎はその中で質疑応答を行い、志願者のビジネスプランを見極める。
- LAST STATEMENT:プレゼンテーションと質疑応答が打ち切られた後、最終決断前に志願者が最後に伝えたい思いを述べる。なお、志願者がすでに十分思いを伝えたと判断した場合などは、志願者の同意を取ったうえで省略される場合もある。
- 最終決断:1枠(志願者から見て左端)の虎から1人ずつ順番に、出資するのか否か・出資する場合はいくら出資するのかを回答し、その額の札束を自分の机に積んでいく。[注 4]5枠の虎の発表が終わった時点で積まれた合計額が目標額に到達していれば「ALL」。到達していなければ「NOTHING」となる。
- その他のルール
- 出資額の最終決定は最終決断時に行われるが、プレゼンテーション中でも虎の判断で札束を積むことは可能。プレゼンテーション中に積まれた札束が目標額に到達した場合、LAST STATEMENTを経ずにALLになる場合もある。
- それぞれの虎の出資額はかつては口頭でのみ発表(現在でも一部の派生版ではこの形式)していたが、現在は専用のボードに数字を記入したうえで発表する形となっている。書く内容は虎にゆだねられており、特に5枠の虎(主に林)は具体的な金額を書かず「残り全額」などと書く場合がある。逆に、プレゼンテーションが著しく悪かった場合にはマイナスを書く虎も発生したことがあるが、それによって積まれた額が減ることはない。
- 各虎の机の下には『お助けダルマ』と呼ばれるダルマがある。最終決戦時にまだALLになっておらず、かつその志願者に対し何かしらの条件の下でなら出資できると考えた場合、虎はダルマを出すことでその条件を提示できる。この場合は選択権が志願者に移り、志願者がその条件を受け入れた場合、「条件付きALL」となる(志願者は条件を拒否することも可能。また、他の虎の出資があった場合は他の虎にも許可が必要)。
- 出資するのは基本的に虎5人だけだが、5人以外の虎からの出資があった場合も出資額にカウントされる[注 5]。
- ルールとして定められているかは不明だが、どうしても志願者の意見に対して同意できない場合やプレゼン内容に納得ができない場合、虎は出資しないことを明言して退室することがある[注 6]。その場合、当該の虎は自動的に出資ゼロとなる。また、あまりにもプレゼンがひどい場合、志願者の方が打ち切り・退室を促される場合もある(その場合も自動的にNOTHINGとなる)。
プレゼン結果
- ALLの場合
- 虎達の出資予定額の合計が、志願者の希望金額に到達すれば「ALL」となり、志願者は虎達からの出資金を獲得できる[2]。条件付きALLと区別するため、「完全ALL」と呼ばれることが多い。
- ALLの場合、志願者は出資者との相談で、開業当日の利益目標に応じたノルマを設定する場合がある。 利益がノルマに到達しなかった場合、出資者から厳しい叱咤を浴びせられることもある[2]。
- ALL成立後でも、後日プレゼンの中に嘘や偽りが発覚したり、志願者側 or 出資者側の都合や心変わりなどで契約上において双方で合意に至ることができなかった場合には「NOTHING」となる場合がある[2]。
- ALLの場合、番組最後にエンディング曲として最期のチャンネルが歌う『新しい未来』が流れていた(第24回 - 第56回)[2]。
- NOTHINGの場合
- 虎達の出資予定額の合計が志願者の希望金額に到達しなければ「NOTHING」となり、志願者は虎達からの出資金を一切受け取れずプレゼン失敗となる。
- NOTHINGになった企画でも、虎から指摘された問題点を改善して、企画内容や事業計画などを練り直していれば再チャレンジが認められる場合がある。
- 最終決断において虎が自分の出資額がゼロであることを示す際にも「NOTHING」という言葉が使われる。ただし、これはあくまで個人の判断に対しての用語であり、他の虎の出資額が足りていれば個人ではNOTHINGの虎がいてもALLになる。
- 条件付きALLの場合
- 希望金額に未達成でも、見どころのある企画や志願者の場合には、救済措置として「条件付きALL」となる。
- 条件付きALLとなった場合には、後日に虎から課された下記条件をクリアした場合に、希望額が出資される。ファンディング中に条件をその場で満たした場合には、完全ALLを獲得する場合もある。
- 「テスト販売して売上○○万円に達した場合」
- 「営業活動して契約先を○件集めた場合」
- 「○○社長からの賛同が得られて協力してもらえる場合」など
- STAYの場合
- ファンディングの判断を保留する場合には、「STAY」となる。
- 条件付きALLと同じく、条件やノルマが課される場合がある。
- EXCEEDの場合
- 「ALL」の中でも、複数の虎の賛同を得て希望金額を上回った場合には「EXCEED」と呼ばれ、各出資者による融資/出資配分をどうするのかを、志願者が選択できる。希望金額1000万円の時に虎5人が1000万円ずつ出資希望して合計5000万円集まった場合など。第182回の林尚弘の回において、初めて達成した。
- EXCEEDとなった場合でも希望金額までしか出資は行われないため、志願者は出資を選択した虎から任意の割合で出資金額を決める。過去には例として以下の選択が行われている。
- 「任意の虎のみから出資をしてもらう」
- 「任意の金額ずつ出資をしてもらう」
- 「出資希望額の配分どおりに出資してもらう」
動画シリーズ
- 虎の子 最後の審判
- 資金調達に成功した志願者たちの、その後の進捗についての報告などが行われる。
- 令和のウラ
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出演者
要約
視点
司会 (MC)
- 岩井良明(初代令和の虎主宰)
- 第1回から第609回まで出演。
- 教育専門広告代理店『株式会社 MONOLISJapan』代表取締役会長[4]。『令和の虎チャンネル』における司会進行役となり、基本的には「志願者の味方」というスタンスで臨んでいるという[4]。
- 人情味のある性格であり、「人との繋がり」を大切にするタイプであるが、それもあって志願者の事業計画に虚偽や甘さがあったり、志願者や虎の言動が失礼な場合には、怒鳴ったり激怒したりすることもある。義理と人情、恩返し等の義侠心を大事にしているが、時折主観的な価値観から上述のように怒鳴ったり、激怒することがある。解釈の間違いや事前準備不足、志願者の質の低さなどに起因し志願者のスクリーニングについて他の虎から番組内でクレームがついたことがある。
- 第45回、第185回、第299回、第331回においては、自身が志願者となって出資を求めたこともある。
- 2024年8月1日の自身のX投稿で、肺がんに罹患し、既にステージIVで他臓器への転移もみられることを公表した。
- その後、同年9月22日に「生前葬」を実施し、同日の様子をコンテンツ「終活の虎」で配信することを検討するとしていたが、同年9月15日に死去。64歳没。
- 生前葬は「岩井良明を送る会」として開催し、当日参加できない人のためにオンラインサロン用に開放している西新宿「令虎サロン」を一般開放したうえで、同月24日から一定期間、弔う場を設けるとしている。
- 雫石将克
- 高知放送元アナウンサー。現在はフリーアナウンサーの傍らトレーニングジムを経営。
- 茂木哲也
- 株式会社ピナイ・インターナショナル代表取締役。
- 高澤有紀
- 株式会社ADOYOSU 代表。
- 鈴木康一(ズッキー)
- 教育専門広告代理店『株式会社 MONOLITH Japan』取締役社長。
- 三浦大治
- 教育専門広告代理店『株式会社 MONOLITH Japan』取締役副社長。通称デジー。お茶と電柱写真とサッカーをこよなく愛する。
- バン仲村(仲村光)
- 彫り師。喧嘩バトルロワイアルのシーズン1に代表として出場しており、惜しくも決勝で敗れる。シーズン2では喧嘩バトルロワイアルを自ら買取り、
- 代表となって主催者側で登場しており、またBreakingDown5のオーディションにも出場しておりその後ひな壇入り。
- また、「アウトローのカリスマ」こと瓜田純士とは10年前にトラブルがあり、そこから亀裂が入って疎遠になっている。
虎(投資家)
虎の条件として、「年商10億円」が一つの基準であるという。ただし、必ずしもその基準をクリアした虎ばかりではなく、林尚弘のように違法賭博により年商0円になりその後フランチャイズ事業で年商数億円となって再参加した者もいる。
虎が参加するには、1本あたり10万円(現在は20万円)程度の参加料を支払う必要があり、番組制作費の一部として充てられている。
下記の一覧では、2025年5月の第718回時点における出演回数順に並べたものである[注 7]。主要レギュラーに記載した、登場回数・出資率についても第718回時点とする。
レギュラー
準レギュラー
その他
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統計データ
要約
視点
基本データ
「マネーの虎」が志願者134人中わずか27人 (20%) しかマネー成立していない一方で、「令和の虎」では2023年現在で43%前後の志願者がマネー成立している。STAYを含めた場合には、過半数以上の志願者となっており、番組としての方向性がうかがえる。
希望条件ごとのALLの割合
2022年8月28日以降、法人経営者でない志願者&法人設立を予定していない志願者には「投資」ができなくなったため、「融資」の割合が増えている。しかし基本的に虎は、「融資」では見返りが少ないため、リターン報酬の多い「投資」を好む傾向にある。
金額ごとのALLの割合
2023年現在で、500万円未満のALLが6割を占めており、「500万円ちょうどのALL」を合わせれば約75%となっている。
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配信日程
- ※ 結果は番組内でのもの。放送後に変更したものは備考で紹介。
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
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通販版 Tiger Funding
桑田龍征が主宰。
トラブル
違法賭博による降板
- 2022年2月14日
- 「Tiger Fundingの出演者たちが常習的に賭けポーカーをしている」との情報が、Z李のTwitter上で暴露され、LINE上でやり取りされた賭けの精算表など決定的な証拠も公開された[36][37]。公開された精算表によると、数十万円という大きな金額が動いており、常習的であったことから問題視された。
- この件をタレコミしたのは、令和の虎に元志願者として出演し、その後「牛タンの通販」で成功した後、虎として活動していた條隼人であり、清算表によると相当に賭博で負け越していることが判明した。
- 清算表に名前が挙がっていた、武田塾を運営する「A.ver」社長の林尚弘[38]、「晴れる屋」オーナーのトモハッピー(齋藤友晴)[39]、「年収チャンネル」YouTuberでStockSun執行役員の植本涼太郎[40][41]の3名は、Twitterなどで違法賭博の事実を認めて謝罪し、番組からは降板となった。
- 2月15日
- この騒動を受けて、『令和の虎』の主宰者である岩井良明は、番組出演者の不祥事について謝罪した上で、当面の間、同チャンネルの配信を一時停止すると2月15日に発表した[42][13]。その後、2週間の配信自粛をすることになった。
- 林尚弘は、自身のTwitterで違法賭博について認め謝罪し、株式会社A.ver代表および「武田塾」塾長職の辞任を表明した[43]。
- 3月1日
- 配信を再開し、主宰者・岩井から撮影再開の報告とともに「過ちを犯した人間が抹殺される社会は、納得ができない」「猛省した上で、いつか不祥事を起こした虎社長たちは番組に戻ってきてほしい」との熱い思いが伝えられた[34]。賭博参加者たちの出演は見送られたが、事件発覚前の収録済の回については「志願者にも迷惑がかかる」との判断から、賭博参加者たちが出演している回も含めて随時公開された。
- 5月20日
- 桑田龍征とトモハッピーが謝罪動画に出演し、「令和の虎」への復帰を報告した。動画内では、主宰者・岩井が号泣した。
- 6月1日
- 警視庁は、『令和の虎』の出演者ら男14人を賭博容疑で書類送検した[44][45]。これに伴い、当初は番組に復帰予定であった桑田龍征とトモハッピーの2名が登場した収録回は、しばらく放送を見合わせることになった。
- この頃、トモハッピーもYoutube動画において、「晴れる屋」の社長を辞任することを発表した[46]。
- 6月4日
- トモハッピー、桑田龍征が出演した動画が配信され、「令和の虎」へ復帰することになった。
- 8月1日
- 林尚弘が出演した動画が配信され、「令和の虎」へ復帰することになった。
- 8月5日
- 林尚弘、トモハッピー、桑田龍征らが、「不起訴」になったことをSNS上にて報告した。
- 『令和の虎』の関係者
- 林尚弘 (武田塾)
- 桑田龍征 (NEW GENERATION GROUP)
- トモハッピー (株式会社トモハッピー)
- 遠藤悠記(株式会社えん)
- 寺林 (株式会社クローバー)
- ヤン (やんちむ、ジェリカフェ川崎店オーナー)
- 條隼人 (牛タンの通販。今回、Z李に情報をタレコミした人物)
- それ以外のメンバー
- 音畑柊 (wakatte.tvのプロデューサー)
- 前田 (まかりDEバナナ)
- 原山 (株式会社dreams)
- 植本涼太朗 (StockSun 執行役員)
- 山口雄貴 (StockSun 執行役員)
- 山本紘希 (StockSun)
- 若林大樹 (NAORU整体)
- 辰巳大地
- ハゲリーマン (山本裕司)
- プリン将軍
竹ノ内教博の降板
- 2022年
- ガーシーによって、竹之内は「自身が未成年買春した」との画像や音声などのガセ情報を送ったことをきっかけに、双方で対立していた。
- 2023年1月8日
- 「青汁王子」として著名な実業家の三崎優太が、YouTube Liveを配信し、ガーシーこと東谷義和が登場した。そこでガーシーは、竹之内が「令和の虎」のメンバーや反社会的勢力などから借金をしていることや、三崎からお金をだまし取ろうとしていると暴露した。
- その後、ガーシーに刑事告訴され、金銭問題も暴露されたことに竹之内氏は、2023年1月にドバイに飛んで直接謝罪した。
- 竹之内はその後、ガーシーに暴露された借金自体がなかったこと、反社会勢力から金を借りたこともないことを、Youtubeチャンネル上で語った[47]。
小火による退去騒動
- 2024年4月30日
- 4月30日に公開された岩井の動画において、フランチャイズ版において出演した志願者の「閉店しないからあげ店を全国に広げたい!」のプレゼン撮影中に、控室にあったからあげ調理のための「家庭用コンロ」から火が出て、スタッフが消火器で鎮火したため、部屋中が真っ白になったと報告があった[注 9]。
- その後、ビルのオーナーからは「即時退去」を促され、出ていかないのであれば「3倍の家賃」を支払うよう通告されたという。退去費用、新しくテナントを借りる費用、違約金を含めると最大3億円程度かかってしまい、違約金がなかったとしても、このオフィスを元の形に戻し、新しくこの形を作るには少なくとも1億5000万円かかるという[48]。
- 「SNSで炎上するのでなく、本当に炎上した」という岩井の説明に対して、Youtubeちゃんねるのコメント欄やSNSは大きく炎上する結果となった。
- 5月2日
- ヒカルの発案により、ヒカルがビジネスの顧問になってお金を稼ぎ、その利益を全て今回の一件の穴埋めに使うという、『みんなの願いが叶う会』の募集が始まった。この顧問制度は、ヒカルや林氏と親交のある実業家たちと「1年間に1回、旅行に行く」ほか、定期的に行われる食事会の集まりだという。月50万円コースと、月100万円コースがあり、後者のメリットは少人数による密接なコミュニケーションが取れる可能性が高まると説明された。
- その他、「1億円ぐらいならすぐ振り込みます」というテスタからの連絡があった他、他の経営者たちからの協力の申し出があったという[49]。
- 5月4日
- 顧問制度の募集から約48時間で「申し込みベースで80名」となり、全員1年継続したら合計5.9億円分の顧問料が集まり、必要な3億円の返済ができそうな見込みが立ったと報告された。
- 10月31日
- この小火騒ぎを受けて、「令和の虎」に撮影スタジオを提供している株式会社Suneightは、東京都新宿区西新宿7にある「住友不動産西新宿ビル32階」から、渋谷区千駄ヶ谷にある「ゼニス南新宿13階」に移転することになった。
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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