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佐川印刷
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佐川印刷株式会社(さがわいんさつ、英: SAGAWA PRINTING CO.,LTD.)は、京都府向日市に本社を置く、日本の印刷会社。
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概要
元証券マンの木下宗昭が1970年にキノシタ印刷を創業。なお、社名に「佐川」を冠しているがSGホールディングスのグループ企業でもなく、また佐川急便の関連会社でもない。
創業初期に、木下の真摯な営業姿勢を買った佐川急便創業者の佐川清から同社の梱包材や印刷等の諸業務を大量に受注したことが飛躍のきっかけとなり、木下は1976年、佐川に頼み込み佐川急便の出資を受けて佐川印刷と社名変更した[3]。
主な取引先
- SGホールディングスグループ
- ソフトバンクグループ
- トラスコ中山、他
支店・営業所
関連会社
- エスピータック株式会社
- エスピーメディアテック株式会社
スポーツ事業
文化事業
2007年に、根付を集めた美術館「清宗根付館」を京都・壬生にオープンした。建物は京都に残る唯一の武家屋敷「旧神先家住宅」(1820年築)を利用したもの。館長は、同社の代表取締役会長で根付のコレクターでもある木下宗昭。
資金の不正流用事件
佐川印刷の財務・経理担当の男性取締役が、関連会社であるエスピータックの資金80億 - 90億円を、2007年9月から2014年12月まで不正流用していたことが2015年5月に発覚。取締役会の決議を経ないまま流用していたとされる[4]。
2015年6月にエスピータックは元取締役ら2名を京都地方検察庁へ告訴[5]。元取締役は東南アジアに渡った後連絡が取れなくなっていたがフィリピン当局に身柄を拘束され[6]、その後強制送還され、2016年11月15日に京都地検に電子計算機使用詐欺罪の容疑で元社員と共に逮捕された[7]。2017年11月28日に京都地方裁判所に元社員が電子計算機使用詐欺罪などで懲役6年の実刑判決を言い渡された[8]。また、同社の元役員と、その知人の建設コンサルタント業の男性に対して、2018年4月26日に同地裁は懲役14年の判決を言い渡した[9]。
2015年9月に元取締役ら3名と資金流用先の墓石販売業の会社を相手に5億8,000万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した[10]。元取締役は第1回口頭弁論に出廷せず、答弁書や準備書面も提出しなかったため、11月10日に他の被告よりも先に判決が出され、エスピータックの請求通りとなる5億8千万円の賠償を命じる判決が確定した[11]。
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出典
外部リンク
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