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佐野海舟

日本のサッカー選手 (2000-) ウィキペディアから

佐野海舟
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佐野 海舟(さの かいしゅう、2000年12月30日 - )は、プロサッカー選手ブンデスリーガ1.FSVマインツ05所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)日本代表

概要 佐野 海舟, 名前 ...

岡山県津山市出身。実弟の佐野航大はプロサッカー選手(エールディヴィジNECナイメヘン所属)で同じく日本代表[1]

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来歴

要約
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プロ入り前

FCヴィパルテを経て米子北高等学校へ進学。1年次からレギュラーを確保し、3年連続で全国高校総体全国高校サッカー選手権に出場した[2]

FC町田ゼルビア

2019年より、FC町田ゼルビアへ加入した[3]。5月5日、J2第12節の水戸ホーリーホック戦で途中出場からプロデビューを果たした[4]。2020年9月6日、J2第17節のFC琉球戦でプロ初ゴールを決めた[5]

2022年、90分平均のボール奪取回数でJ2リーグ1位の20回を記録した[6]

鹿島アントラーズ

2023年、鹿島アントラーズへ完全移籍をした[7]。加入後からすぐにレギュラーの座を掴むと、シーズン通してリーグ戦27試合に出場。JPFAアワードJ1ベストイレブンを受賞した[8]。またシーズン終了後には、ドイツ1部のヴェルダー・ブレーメンからオファーを受けたが、残留した[9][10]

2024年も引き続きボランチのレギュラーとして7月までに20試合に出場した。

1.FSVマインツ05

2024年7月3日、ブンデスリーガ1.FSVマインツ05に完全移籍することが発表された[11]。8月1日にチームに合流[12]。1年目から主力として34試合に出場。昨シーズン残留争いしていたチームだったが、欧州コンペティション出場権を争うリーグ6位で終えた。また佐野は、394kmというリーグトップの走行距離を記録し、デュエル勝利数は209回でリーグ最多、空中戦の勝利は162回で3位、インターセプト65回で最多、スプリント764回で最多、ドリブル32回で最多タイ、さらにトップスピード34.42km/hは3位と海外挑戦1年目ながら活躍した[13]

日本代表

2023年11月13日、2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に参加する日本代表に、怪我のため辞退した伊藤敦樹の代替選手として追加招集された。世代別代表も含め、日本代表初招集となる[14][15]。11月16日のミャンマー戦(パナソニックスタジアム吹田)で代表初出場を果たした[16]

2024年1月1日、AFCアジアカップ2023に臨む日本代表に選出された。後述により8月29日発表で落選した[17]。2025年5月23日、2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選の残り2試合に臨む日本代表メンバーに復帰。

不祥事

2024年7月17日不同意性交容疑で警視庁本富士警察署逮捕された。知人の20代の男2人と共謀し、東京都文京区湯島のホテルで30代女性に性的暴行を加えた疑いで勾留された。その後釈放され、不起訴処分となった[18][19]

当該容疑により約1年間代表から遠ざかったが、クラブの活躍が認められて2025年6月5日、同月10日に行われる2026FIFAワールドカップ・アジア3次予選のメンバーに弟の航大とともに選ばれ、日本代表に復帰した[20]。日本代表監督の森保一は会見で佐野について「彼のことをこれまで見てきましたが、私自身もコンタクトを取り、深く反省していると強く感じた」、「チームの一員を家族と考えたときに、指導者としてひとりの選手と向き合うなかで、ミスを犯した選手をそのまま社会から葬り去るのか、サッカー界から葬り去るのかということに関しては、再チャレンジする道を家族として与えることのほうがいいのでは、ということで判断しました」と話した[21]。佐野も28日に謝罪会見を開いて多方面に大きな迷惑をかけたことを陳謝し[22]、「自分に対する賛否がもちろんあるのを知っているし、でも自分にできることを考えて、僕は日本のサッカーのために戦うしかないと思っている。プレーで行動で示していきたい」[22]と今後の決意を語った。

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人物・エピソード

  • 海舟という名前は、父が好きだという勝海舟に由来する[23]
  • 理想はエンゴロ・カンテ。日本だと遠藤航守田英正[24]
  • 子供の頃は下駄で走っていた。そのため足裏の皮がかたく、指が長い[25]
  • 海外クラブ移籍となったドイツのマインツは、元々は鹿島アントラーズのフォワード選手調査のため資料のビデオを閲覧したとき、たまたま映っていた佐野海舟に目が留まった。金の卵を見つけたマインツは、以降は佐野に調査を切り替え獲得に至った[26]
  • 2026FIFAワールドカップアジア最終予選のメンバーに兄弟揃って招集された。これは、19年ぶりのことだった[27]

プレースタイル

主に守備的ミッドフィールダーで起用されているが、左右のサイドバックやセンターバックで起用されることもある。マインツ所属時にもセンターバックで起用された[28]

ボール奪取に優れている[29]。タックルを仕掛けてインターセプトでボールを奪い切り、そのまま攻撃へと繋げる。危機察知能力の高さやフィジカルの強さに定評があり、相手のチャンスの芽を摘み取り、ボールを繋げる能力も高い。このように、ボールを回収してそのまま運んでいく一連の流れが、名前(海舟)にかけて俗に「佐野回収」といわれることもある[30]

ダブルタッチで相手を交わしてゴールを決めること[31]や高い位置でのインターセプトでゴールに繋げること[32]もできる。

非常に運動量豊富な選手のためダイナモと呼ばれている[33]

所属クラブ

個人成績

さらに見る 国内大会個人成績, 年度 ...

タイトル

個人

  • JPFAアワード ベストイレブン:2023年

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 6試合 0得点(2023年 - )
さらに見る 日本代表, 国際Aマッチ ...

出場

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脚注

関連項目

外部リンク

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