トップQs
タイムライン
チャット
視点
AFCアジアカップ2023
2024年にカタールで開催された第18回AFCアジアカップ ウィキペディアから
Remove ads
AFCアジアカップ2023(英: AFC Asian Cup 2023[1])は、2024年にカタールで行われていた18回目のAFCアジアカップで[2]、アジアサッカー連盟(AFC)所属のナショナルチームによって争われるサッカーの大陸選手権大会。大会スローガンはHayya Asia(ヘイヤ・アジア、英語表記は「Let's go Asia」)[3]。決勝でカタールがヨルダンを3-1で下し、2大会連続2回目の優勝を果たした[4]。
Remove ads
開催国決定
2019年大会は西地区で開催されたことから、東地区であらかじめ開催されることになっていた。中国と韓国の2か国が立候補を表明していた[5][6][7] ものの、のちの2019年5月15日に韓国は2023 FIFA女子ワールドカップの招致に集中するために当大会開催の立候補を取り下げることを発表[8][9]、開催国正式決定の前に残る立候補国は中国のみとなっていた[9]。なお、他に立候補の意向を示していた(それ以前に取り下げていた)国としては、インド[5][6]、インドネシア、タイがあった。
開催国は、2019年4月6日にマレーシア・クアラルンプールで開催されるアジアサッカー連盟(AFC)総会で決定される可能性が示されていた[10] ものの決定されず、その後2019年6月4日にパリで決定される可能性があると報じられた[7](なお、この翌日からパリにて国際サッカー連盟総会が開催される予定となっている[11])。AFCは6月4日にパリで開催された臨時総会で、中国を開催国とすることを決定した。
その後新型コロナウイルス流行の影響で中国での開催が困難となり、AFCと中国の開催委員会での協議の結果、2022年5月14日にAFCは中国での開催を断念し別途開催国を決定することを発表した(なお主会場である青島市の青春足球場はそのまま完成した)[12][13]。
2022年7月18日、AFCは韓国、オーストラリア、カタール、インドネシアの4か国が開催地に立候補したと発表した。その後、同年8月31日が提出締め切りであった正式な立候補表明において、オーストラリアは立候補を見送った[14]。開催国は同年10月17日のAFC理事会で[15] カタールに決定した[16]。
2023年2月28日にカタールサッカー協会は、開催日程を2024年1月12日から2月10日と発表した[17]。これに伴い、同じくカタールで2024年1月に開催される予定だったAFC U23アジアカップ2024が2024年4月から5月開催に変更された。
Remove ads
予選
→詳細は「AFCアジアカップ2023 (予選)」を参照
→「2022 FIFAワールドカップ・アジア予選」も参照

本大会出場
予選敗退国
予選除外処分、または出場辞退
AFCは前回大会の予選同様、その前年に開催されるFIFAワールドカップ(2022年大会)と予選の一部を共有する方式を採用することを想定している(ただし、FIFAが承認する必要がある)と報じられていた[18]。その後、1次予選は前回大会同様にワールドカップの予選を兼ね、ランキング下位の12チームが対戦し、勝利した6チームとランキング上位の34チーム(合計40チーム)で2次予選を行う方式であることが発表された[19]。
前回大会の予選における代表選手の国籍違反に対する処分として、東ティモール代表は今大会の出場資格を剥奪されているものの、2022年FIFAワールドカップに対しては出場資格を剥奪されていないため、今大会の予選のうちワールドカップ予選を兼ねる部分については出場できる[19]。
1次予選の組み合わせ抽選は2019年4月17日に行われた[19]。なお、北朝鮮代表は新型コロナウイルスの感染拡大により、今大会の予選並びにワールドカップ予選を棄権した。
Remove ads
出場国
要約
視点
予選の結果、以下の国と地域が参加する。
- 当予選は2次予選までが2022 FIFAワールドカップのアジア予選も兼ねるため、当初アジアカップの開催国となっていた中国も予選に参加した。AFCアジアカップ2023 (予選)を参照。
開催地
2023年4月5日、AFCにより本大会が開催される8つの会場が発表された[20]。8つのうち6つは2022 FIFAワールドカップが開催された会場である。2023年8月21日、ルサイル・スタジアムが9つ目の会場として追加され、開幕戦と決勝戦を同会場で行うことが発表された[21]。
Remove ads
組み合わせ抽選
本大会の組み合わせ抽選会は、2023年5月11日にドーハで行われた。ポット分けは、2023年4月6日に発表されたFIFAランキング[22] に基づき決定された[23]。括弧内はFIFAランキング。
Remove ads
抽選結果
出場チームはグループAからグループFに分けられた。AFCアジアカップ史上初めて、最下位ポットのチームから最初に抽選された。対戦順を決めるグループ内でのポジションは前回大会ではボットと同じ番号が自動的に割り当てられたが、今大会ではポット1のチームは従来通り、グループの最初のポジションに割り当てられるが、他の3チームは抽選により2番目から4番目のポジションにそれぞれ割り当てられた。
Remove ads
チーム編成
→詳細は「AFCアジアカップ2023参加チーム」を参照
各国は18人から26人の選手を登録しなければならず、内3人はGK登録でなければならない[24]。なお、当初登録選手は最大23名となる予定であったが[25]、2023年12月のレギュレーション変更により最大26名となった。ただし、試合ごとのエントリーは最大23名(交代要員最大12名)である。
グループステージ
要約
視点
24チームが4チームずつ6組に分かれて総当たり戦を行う。各グループ上位2チームと3位のうち上位4チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出する。日時はすべてカタールの現地時間 (UTC+3)。
順位決定方法
総当たり戦において勝利したチームは勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0点加算される。各グループ内で2チーム以上が総勝点で並んだ場合、以下の順番で順位が決定される。
グループA
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
各グループ3位の順位表
各グループの3位のチームから、上位4チームがノックアウトステージに進出する。
出典: AFC
順位の決定基準: 1) 勝ち点; 2) 得失点差; 3) 得点数; 4) フェアプレーポイント; 5) 抽選
順位の決定基準: 1) 勝ち点; 2) 得失点差; 3) 得点数; 4) フェアプレーポイント; 5) 抽選
確定した組み合わせ
Remove ads
ノックアウトステージ
要約
視点
フォーマット
ノックアウトステージでは、90分が終了した時点で同点ならば、30分の延長戦が行われ、延長戦が終了した時点でも同点ならばPK戦を行う(3位決定戦は行わない)。
進出チーム
6つの各グループから上位2チーム及びグループB・C・D・E各グループ3位からノックアウトステージに進出した。
トーナメント表
ラウンド16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
1月28日 – ライヤーン (アフメド・ビン=アリー) | ||||||||||||||
![]() | 1 (5) | |||||||||||||
2月2日 – ライヤーン (アフメド・ビン=アリー) | ||||||||||||||
![]() | 1 (3) | |||||||||||||
![]() | 0 | |||||||||||||
1月29日 – ライヤーン (ハリーファ) | ||||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
2月6日 – ライヤーン (アフメド・ビン=アリー) | ||||||||||||||
![]() | 3 | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
1月28日 – ドーハ (ジャシム・ビン・ハマド) | ||||||||||||||
![]() | 0 | |||||||||||||
![]() | 4 | |||||||||||||
2月2日 – アル=ワクラ | ||||||||||||||
![]() | 0 | |||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
1月30日 – エデュケーション・シティ | ||||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
![]() | 1 (2) | |||||||||||||
2月10日 – ルサイル | ||||||||||||||
![]() | 1 (4) | |||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
1月31日 – ドーハ (アブドゥッラー・ビン・ハリーファ) | ||||||||||||||
![]() | 3 | |||||||||||||
![]() | 1 (5) | |||||||||||||
2月3日 – エデュケーション・シティ | ||||||||||||||
![]() | 1 (3) | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
1月31日 – ドーハ (アル・トゥマーマ) | ||||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
2月7日 – ドーハ (アル・トゥマーマ) | ||||||||||||||
![]() | 3 | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
1月29日 – アル=ホール | ||||||||||||||
![]() | 3 | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
2月3日 – アル=ホール | ||||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
![]() | 1 (3) | |||||||||||||
1月30日 – アル=ワクラ | ||||||||||||||
![]() | 1 (2) | |||||||||||||
![]() | 2 | |||||||||||||
![]() | 1 | |||||||||||||
ラウンド16
準々決勝
準決勝
決勝
→詳細は「AFCアジアカップ2023・決勝」を参照
Remove ads
優勝国
AFCアジアカップ2023優勝国 |
---|
![]() カタール 2大会連続2回目 |
統計
要約
視点
得点ランキング
本大会では51試合で合計132ゴールが記録された。1試合平均2.59ゴールとなった。
8ゴール
6ゴール
4ゴール
3ゴール
メフディ・タレミ
オデイ・ダッバーグ
ムーサ・アッ=タアマリー
ハサン・アル=ハイドゥース
李康仁
孫興慜
2ゴール
マーティン・ボイル
ジャクソン・アーバイン
クレイグ・グッドウィン
メフディー・ガーイェディー
アリレザ・ジャハンバフシュ
サルダル・アズムン
南野拓実
マフムード・アル=マルディ
アルモエズ・アリ
オマル・フリービーン
スパチャイ・ジャイデッド
スルタン・アディル
ヤハヤ・アルガッサニ
アボスベク・ファイズラエフ
アジズベック・トルガンバエフ
1ゴール
ジョーダン・ボス
ハリー・サウター
アブドゥラ・アル・ハシャシュ
アブドゥラー・ユスフ・ヘラル
アリ・マダン
陳肇鈞
マルセリーノ・フェルディナン
アスナウィ・マンクアラム
サンディ・ウォルシュ
カリム・アンサリファルド
ショジャー・ハリルザデー
モハマド・モヘビ
モハナド・アリ
サード・ナティク
ウサマ・ラシド
レビン・スラカ
堂安律
遠藤航
久保建英
守田英正
中村敬斗
ヤザン・アッ=アラブ
ニザール・アル=ラシュダン
ジョエル・コジョ
バッセル・ジラディ
アリフ・アイマン
ファイサル・ハリム
ロメル・モラールズ
ムフセン・アル・ガッサニ
サラー・アル・ヤヒャエイ
ザイド・クンバル
ターメル・スィヤーム
ジャッセム・ガベル
アリー・アール=ブライヒー
ファイセル・アル・ガームディー
アブドッラフマーン・ガリーブ
モハメド・カンノ
アブドゥラー・ラディーフ
曹圭成
黄仁範
黄喜燦
鄭優営
バフダト・ハノノフ
ヌリッディン・ハムロクロフ
パルヴィジョン・ウマルバエフ
スパチョーク・サラチャート
ハリーファ・アル=ハンマーディー
ザーイド・スルタン
シェルゾド・ナスルラエフ
イゴール・セルゲーエフ
ハムロベコフ
ブイ・ホアン・ヴィエット・アイン
グエン・ディン・バック
グエン・クアン・ハイ
ファム・トゥアン・ハイ
オウンゴール1点
朴鎔宇 (ヨルダンー韓国戦)
ヤザン・アッ=アラブ (ヨルダンー韓国戦)
バーダー・ナセル(パレスチナーアラブ首長国連邦戦)
ジャスティン・ハブナー(日本ーインドネシア戦)
エルカン・バゴット (オーストラリアーインドネシア戦)
上田綺世 (バーレーンー日本戦)
バフダト・ハノノフ(タジキスタンーヨルダン戦)
ウトキル・ユスポフ (カタールーウズベキスタン戦)
総合順位
Remove ads
放映権
大会公式スポンサー
- オフィシャルグローバルパートナー
- オフィシャルリージョナルパートナー
- オフィシャルグローバルサポーター
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads