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余市防備隊
海上自衛隊の防備隊 ウィキペディアから
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余市防備隊(よいちぼうびたい、英称:Coastal Defense Group Yoichi)は、海上自衛隊の横須賀地方隊函館基地隊隷下の部隊である。北海道余市郡余市町港町国有地に所在している。
概要
小樽港に入港する艦艇の支援や沿岸地域・津軽海峡の防備、爆発物処理、災害派遣等を担当する。札幌市を中心とする札幌都市圏など、人口集中地域である北海道道央に所在する唯一の海上自衛隊の部隊である[1]。
冷戦が進み、対ソ連政策として北海道日本海沿岸に魚雷艇基地を建設するという構想が出てきた。余市町では、基地誘致を目指し、1962年(昭和37年)に町議会において基地誘致議決がなされ、1970年(昭和45年)に基地の建設が決定した[3]。 同年10月には、基地設置に反対する漁民らが違憲であり公益性が無いとして、漁業権変更免許の取り消し処分を農林大臣に求める請求を起こしたが却下された[4]。請求と並行して工事が開始され、1971年(昭和46年)に余市漁港の最北端に魚雷艇基地が設置された。寿都町も候補地であったが、背後に高い山があるという条件で余市が選定された。
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沿革
- 1972年(昭和47年)3月28日:12号魚雷艇が第1魚雷艇隊に編入[5]。
- 1975年(昭和50年)4月15日:10号魚雷艇が除籍[5]。
- 1990年(平成 2年)11月28日:11号魚雷艇が除籍。15号魚雷艇が第2魚雷艇隊から編成替え[5]。
- 1991年(平成 3年)10月4日:12号魚雷艇が除籍。14号魚雷艇が第2魚雷艇隊から編成替え[5]。
- 1993年(平成 5年)3月22日:部隊改編。
- ※この時期の人員は約100名[1]。
- 1994年(平成 6年)10月14日:魚雷艇15号が除籍となり、ミサイル艇のみの編成となる。
- 1995年(平成 7年)3月13日:ミサイル艇3号を編入。
- 2006年(平成18年)9月5日:ミサイル艇3号が大湊港内において機関砲誤射事故。
- 2008年(平成20年)6月6日:ミサイル艇1号、2号が除籍。ミサイル艇「わかたか」が第2ミサイル艇隊から、「くまたか」が第3ミサイル艇隊から編成替え。
- 2010年(平成22年)6月24日:ミサイル艇3号が除籍[7]。ミサイル艇機動支援整備班(MLS班)が廃止。
- 2020年(令和 2年)7月3日:余市町と「災害時の連携に係る協定」を締結[8]。
- 2025年(令和 7年)3月24日:大湊地方隊の横須賀地方隊への統合に伴う部隊改編[9]。
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部隊編成
- 余市防備隊本部
- 総務科
- 防備科
- 補給科
- 整備科
- 通信所
主要幹部
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脚注
関連項目
外部リンク
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