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さわかぜ (護衛艦)

海上自衛隊の対空ミサイル搭載護衛艦。たちかぜ型護衛艦3番艦 ウィキペディアから

さわかぜ (護衛艦)
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さわかぜローマ字JS Sawakaze, DDG-170)は、海上自衛隊護衛艦たちかぜ型護衛艦の3番艦。艦名は「沢を吹き渡る風」に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としては旧海軍の峯風型駆逐艦2番艦「澤風」に続き2代目。

概要 さわかぜ, 基本情報 ...
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艦歴

要約
視点

「さわかぜ」は、昭和53年度計画3,800トン型護衛艦2310号艦として、三菱重工業長崎造船所で1979年9月14日に起工され、1981年6月4日に進水、1983年3月30日に就役し、同日付で第2護衛隊群隷下に新編された第62護衛隊に「たちかぜ」とともに編入され佐世保に配備された。

1983年8月9日から12月12日の間、ターター装置装備認定試験(SQT)のため、米国に派遣。

1984年1986年1988年1990年1992年と5回連続して環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加した。

1985年4月25日から7月13日の間、護衛艦「しらね」、「あさかぜ」とともに米国派遣訓練に参加。

1995年6月15日から9月5日の間、護衛艦「はるな」及びP-3C 3機とともに米国派遣訓練に参加。

2002年2月13日テロ対策特別措置法に基づき、護衛艦「はるな」、補給艦ときわ」と共にインド洋に派遣。同年6月まで任務に従事し、7月5日、佐世保に帰港した。

2007年3月15日護衛艦隊直轄艦となり定係港が横須賀に転籍。なお、護衛艦隊直轄艦となる際、特に改造はされなかった。

2009年5月11日から16日までシンガポール海軍主催の西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)多国間海上訓練に参加。

2010年6月25日、護衛艦「はつゆき」と共に自衛艦旗横須賀地方総監松岡貞義海将に返納し退役した。総航程は691,913浬(約128万キロメートル)におよんだ[1]

歴代艦長

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装備

本艦は1番艦「たちかぜ」・2番艦「あさかぜ」よりやや間をおいて建造されたために、艦容の違いが目立っている。まず、艦橋構造物前面下半分を傾斜面とし、艦橋構造物前方に設けられたアスロックSUM用8連装発射機への給弾方法を1・2番艦で用いられたラマー・クレーンを使用した機力補助型の手動装填方式からはつゆき型護衛艦と同じ弾庫からの直接装填方式に変更している。この変更により、アスロック発射機はより艦橋構造物に近づけて配置された。また、艦尾に装備されているMk 13 単装ミサイル発射機は1・2番艦で使用されていたスタンダードSM-1専用のMod 3から、ハープーンSSMも発射可能なMod 4に更新されており、この他にも5インチ砲の射撃指揮装置は72式射撃指揮装置1型A(FCS-1A)から新型の81式射撃指揮装置2型21(FCS-2-21)に、対水上レーダーも1番艦のOPS-16や2番艦で装備されたOPS-17から新型のOPS-28に変更された。

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ギャラリー

脚注

参考文献

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